『閃乱カグラ SHINOVI MASTER-東京妖魔篇-』エンディング主題歌「純正エロティック」Mia REGINAが語る収録曲の隠されたテーマと話題のMV

インタビュー
アニメ/ゲーム
2018.11.18

 

2018年10月から始まった『閃乱カグラ SHINOVI MASTER-東京妖魔篇-』のED曲11月14日発売! 歌うのはでんぱ組.incや妄想キャリブレーションなどを輩出したディアステージ発のアニソンボーカルユニット、Mia REGINA

 

『アイカツ!』の歌を担当した霧島若歌さん、上花楓裏さん、ささかまリス子さんが2016年に結成。今回のシングルは3曲すべて只野菜摘さんによる作詞で隠しテーマもあるそう。

 

 

ほぼ全編が入浴シーンのMVも話題に! 発売を記念してMia REGINAの3人に注目シングルについて語っていただきました。


Mia REGINAはアイドル界屈指のディアステージ発のアニソンボーカルユニット――まずMia REGINAというユニットについてご紹介お願いします。

 

霧島若歌さん(以下、若歌):ランティスさんと、私達の事務所、ディアステージの共同プロジェクトで、本格的アニソンボーカルグループとして2016年にデビューさせていただきました。ジャンルにとらわれず、アニメに寄り添って歌えるように頑張ってます。

 

上花楓裏さん(以下、楓裏):結成する前から事務所も一緒だし、『アイカツ!』でも私があおい、セイラ、みくるの歌を、2人はいちごと美月の歌を担当したり、勝手知ったる間柄で。

 

 

若歌:ちなみにユニット名の由来ですが、まず「REGINA」は「女王」という意味で、今までアイドル寄りなところもあったので、もうちょっと大人っぽさやゴージャス感を出せたらと。

 

 

ささかまリス子さん(以下、リス子):そしてラテン語で「私の」という意味の「Mia」をつけることで、強くて気高いけど親しみやすく、みんなと一緒にミアレジの世界を作っていけたらという想いを込めてつけました。


デビューから2年で8枚のCDをリリース。目指すはアニソン千曲!――ここまで2年間活動してきた感想は?

 

楓裏:気が付いたらもう2年という感じで。あっ、もう10年経ったんだとならないように頑張らなきゃ(笑)。

 

リス子:でも駆け足だったよね。特に1年目は8月にデビューシングルをリリースして、10月にもシングル、12月にアルバム、単独ライブまであって。

 

 

若歌:最初の頃は自分の個性を出さなきゃと気負ってしまう部分もあったし、声色や個性も3人バラバラだったので、「本当に揃うのかな?」という不安もありました。

 

 

でも活動を重ねていくうちに「ここは任せてもいいかな」とお互いの信頼感や絆が深くなって、今ではいいバランスが取れていると思うし、それぞれの個性も自然と出るようになってきたかなと思います。

 

 

リス子:この2年の間に今回のシングルを合わせて、8枚もCDをリリースさせていただいてうれしいんですけど、私達の目標はアニソン千曲なのでまだまだ全力で走り抜けていきたいと思います。
 
▼1年目の12月に発売した1stアルバム
【アルバム】Mia REGINA/THAT'S A FACT!


幅広い作品でファン層も広く。メインボーカルによって雰囲気を変えられるのがミアレジ!――『sin 七つの大罪』や『Code Realize』、『citrus』など様々な作品のテーマ曲を歌ってきましたが、反響はいかがでしたか?

 

リス子:ファンの方からは「アニメを見てたら知っている人の声が聴こえて驚いた」という反応があったり、この作品でミアレジを知ってファンになりましたという方もいらして。

 

若歌:また作品によって、男性ファンの方が増えたり、女性ファンの方が増えたりするのもおもしろくて。例えば『citrus』や『Code Realize』は女性ファンが多い作品ですし、見ていた作品と違う作品で私達の曲を聴いて、「これもミアレジなんだ」という方もいたり。

 

 

楓裏:歌わせていただく作品に幅があることで、いろいろな人に聴いてもらえてうれしいです。

 

 

若歌:皆さんとの予期せぬ出会いがあったり、たくさんの方に歌を届けることができるのがアニソンを歌うことの素晴らしさであり、喜びでもあります。

 

 

リス子:またミアレジもメインボーカルが変わると雰囲気をガラっと変えることができるので、それぞれ個性が違うことやどんな曲が来ても臨機応変に対応してパフォーマンスできるところがミアレジの良さだと思っています。
 
▼『Code Realize』主題歌CD
【主題歌】TV Code:Realize~創世の姫君~ OP「kalmia」/Mia REGINA・ED「twinkle」/カルディア(CV.早見沙織)


コミカル&お色気シーンでドキドキ、バトルやシリアスシーンでハラハラの後でホッとできるED曲――新曲「純正エロティック」は『閃乱カグラ SHINOVI MASTER-東京妖魔篇-』のED曲ですが、作品をご覧になった感想は?

 

若歌:ED曲を歌わせていただくことになる前から男性に人気があるゲームやアニメということは知っていました。ただそんな人気シリーズだからこそ、急に私達がED曲を歌わせていただいていいのかなと不安もありました。

 

楓裏:シリアスなシーンや激しいバトルがあった後で、私達の明るくさわやかな楽曲が流れるとかわいい温泉でホッとできたり、ギャップもおもしろいし、これで良かったかなと思いました。

 

 

リス子:私は地上波で見ているのでED映像はほとんど光で。そしてブルーレイが出たら家族と一緒に見ることができるのだろうかと(笑)。でも曲の「ha」の部分に合わせてキャラ達が言ってくれているのがかわいかったし、うれしかったです。本編は1話からシリアスだったり、ショックを受けたりして。

 

 

若歌:ハラハラしたよね。

 

 

楓裏:シリアスなお話だから真剣に見ようと思っているとセクシーなシーンが(笑)。

 

 

リス子:まじめなシーンとコメディやセクシーなシーンのバランスや演出も上手だなと思いました。

 

 

若歌:これからSHINOVI MASTERでの戦いも本格的になっていくと思うので楽しみです。


曲名にビックリ。でもさわやかサウンドとナチュラルなセクシーさの素敵さを歌詞に納得――そのED曲「純正エロティック」を初めて聴いた時の印象は?

 

リス子:まず曲のファイルが届いて、タイトルを見た時の衝撃から曲は意外とさわやかで。
楓裏:私も思った。

 

若歌:だから頑張ってエロティックさを出さなきゃいけないのかなって思っていたけど、届いた歌詞を見たらそんなこともなくて。よかったです(笑)。

 

 

リス子:あと只野菜摘さんに歌詞を書いていただくのもミアレジとしては初めてで、しかも3曲全部書いていただけるなんてすごくうれしかったです。


――大人っぽいセクシーさを出そうと思っていたけど、自然な仕草をセクシーに感じたりすることもあるからそんなに背伸びをしなくていいんだよと言ってくれているようで。

 

若歌:その通りで、日常生活の中でふと瞬間にセクシーさがにじみ出たり、大人っぽく見えたりして私達っぽいなって思いました。

 

また2Bの「もしあなたが傷ついた時はゴージャスなドレスも破る 流れる汗や血や涙もつつんで止めるでしょう」では情熱的だったり、包む込むような愛を感じていいですね。その後のサビでは「危ない橋渡ろう」とか「うずうずしてるんだ」とドキドキや刺激を求める女の子っぽさもあって。

 

 

リス子:ミアレジはどの年齢感の曲がピッタリなのかなとよく話すんですけど、この曲は私達の年齢感にちょうどピッタリな感じがします。

 

 

楓裏:大人な過ぎず、少女過ぎず。


注目ポイントはため息の「ha」!? 歌詞にはこんな女性になれたらという憧れも――サビ終わりの「ha」というため息もちょっとセクシーです。

 

リス子:私のイメージではやわらかい日差しを浴びて、真っ白に統一されたお部屋で寝起きにコーヒーを飲む時の「ha」ですね。そんな寝起きのけだるいセクシーさを出せたらと。

 

若歌:日々に疲れたり、嫌だなあというどんよりした「ha」ではなくて、ずっとお仕事とかで気を張っていて、ふとした時に肩の力が抜ける「ha」かなと。


――お気に入りのフレーズを挙げるとすれば?

 

リス子:歌詞のパート分けも私達に合っている気がします。楓裏のパートの「強がりを溶かして」はお菓子を作っているような感覚で溶かしそう。

 

楓裏:そんなことないよ(笑)。

 

 

若歌:私、このブロックが好きで、「じょうずに甘えるシンプルな女になりたい」も、私は頭の中でごちゃごちゃ考えがちになってしまうので、こんな女性になれたらいいなって。

 

 

リス子:「女」っていうのも私達らしいかな。自分達のことを「女子」とか言ったら突っ込まれそうだし、ちょうどいい落としどころだと思います(笑)。

 

 

あと2Aの「ためいきに混じった残酷さのようなもの品切れ」も好きで、曲名もそうだけど、「残酷」と「品切れ」で相容れない、繋がらない言葉が並ぶことで印象的に聴こえるし、嫌なことがこれで終わればいいなという気持ちを柔らかく表現しているみたいでいいなと思いました。


レコーディングでは力を抜いてナチュラルなセクシーさで――レコーディングで意識したことは?

 

楓裏:ちょっと大人めに歌ってはいるけど、さわやかな曲なのでセクシーさとかは意識しませんでした。

 

リス子:ミアレジでは強めのセクシーな曲はこれまでもあったけど、今回はナチュラルなセクシーさなのであまり飾らず、バキバキのヒールを履かない感じでいこうと、抜いて歌いました。声を張り過ぎないように、ファルセットでセクシーさを出そうかなと。裏声のほうがセクシーに聴こえるかなと思って。私のこだわりは最後の「はー」です(笑)。


――確かにサビはエモい感じなのに、そんな強めではなくて。

 

若歌:そうですね。私も「よし歌うぞ!」と気合を入れる感じではなく、「やりますか?」と力を抜いて。「この曲好きだな」と思って、楽しく歌えて。実は作曲してくださったのがシンガーソングライターの坂野上陽介さんと後で知って。坂野上さんの楽曲が普段から好きだったので、それはお気に入りになるはずだと納得しました(笑)。


独特な言葉のチョイスと3人のハーモニーを楽しんでください。実は女子向けの曲かも!?――この曲の聴きどころや注目ポイントは?

楓裏:ソロのパート分けが割とハッキリしているけど、3人の声が合わさるところが好きなので、そのハーモニーを楽しんでもらえたら。

 

リス子:ドラマティックな曲なのに「さんざんマイデイズ」というフレーズで始まったり、言葉のチョイスが独特なのもおもしろいと思います。

 

 

若歌:あと『閃乱カグラ』のED曲ということで、男性の方がたくさん聴いてくださるかなと思いますが、歌詞は私達と同じように女の子にすごく共感してもらえると思うので、女子にもぜひ聴いてほしいです。MVもセクシーに見えるけど、女の子の日常を切り取ったような映像になっているので。

 

 

楓裏:実際、曲もMVも女の子のファンの方からも評判が良くて。

 

 

若歌:「右膝についたアザ」など『閃乱カグラ』の女の子をイメージさせる歌詞になっているし、アニメ自体も女の子達が頑張るお話だし。男の子向けの曲と思わせて、実は女の子向けの曲になっているかも。

 

 

リス子:キャラクターバージョンで歌ってもらえたらいいなと個人的に期待してます。


3人の入浴シーンがメインのMV。入浴後の飲み物やパジャマに3人3様の個性――MVですが、公開後話題になりましたね。アニメのEDでキャラ達が温泉に入っている映像に合わせたかのように、3人が帰宅して入浴する映像になっていて。

 

楓裏:ほぼ全編に渡って、お風呂に入ってますから(笑)。

 

リス子:公開前に「お風呂シーンがあるかも」とTwitterで告知したけど、まさかほとんどとは皆さんも思わなかったみたいで「あるかもどころじゃない」って驚いていました。


――手や足を洗っているところのカメラワークがきわどくて。

 

リス子:私達はアップで撮られているとか、まったくわかっていなくて、ただ指示通りに動いているだけで。

 

若歌:私の足の後ろから徐々にアングルが上がっていくカットでは、ずっとシャワーを足にかけ続けて。完成版を見てビックリしました。


――お風呂上りには、それぞれお酒などを飲んでいますが、あれは普段通りなんですか?

 

リス子:私はシャンパンで……。

 

若歌:私は炭酸水で……。

 

 

楓裏:私は梅酒で。ロックで飲むのは初めてでしたけど。私がお酒を飲むイメージがあまりないからか、「麦茶飲んでるの?」と聞かれたり(笑)。


――撮影で印象的だったことは?

 

楓裏:ずっとお風呂に入っているとお湯の温度が下がってきて、熱湯を足してもらって。お風呂から上がると寒くて。

 

若歌:温度をやや下げて、半身浴くらいの感じで入ってました。なぜかリス子だけ汗をかいてて。

 

 

リス子:だから何度も撮影中に汗を拭いてもらって。キャンドルが顔の周りにあったからかなと思ってますけど。それか私の代謝がいいのか、ですね(笑)。あと着ているパジャマも違っていたり、入っているお風呂もそれぞれ違うので。

 

 

若歌:ソロパートも目で見てわかりやすくなっていると思います。そして見えない部分が想像力をかきたてると思うので、楽しんでください(笑)。

 

 

 


「Enchante」はインスタ映えする女子会のイメージ――ではカップリングのお話も。まず「Enchante」は女の子同士のお泊り会を歌っているような。

 

楓裏:サビ最後に「EnchantそしてEnchante」とありますが、「Enchant」は英語で「誘う」という意味で、「Enchante」は「ようこそ。初めまして」のフランス語で。

 

リス子:歌詞のテーマは女子会です。女子会でリーダー格の女の子が「友達の友達も呼んでいいよ」というノリで、女子会自体もインスタとかにのるよう感じだと思います。

 

 

若歌:ジェラートピケのおしゃれなパジャマを着て、他愛もないおしゃべりをしているような。


――3人の女子会もこんな感じ?

 

リス子:こんなにキラキラしたのはやってないと思います(笑)。でも昔、おたく仲間の人と集まる時は「同じジャンルの人はみんな友達」というノリは近かったです。

 

若歌:友達からよく名前を聞かされていたので、「やっと会えた!」みたいになることも結構あって。

 

 

リス子:そういえば昨日そうだったね。11月7日が若歌のバースデーだったのでお誕生会をやったらまさにそんな感じでした。


――「子どもっぽいなんておどろかないで」など、部屋に行ったら意外にファンシーなものを集めていて恥ずかしがったりというのもあるあるでは? あと定番の恋バナも。

 

リス子:1サビの「あいつの腕の感触想ったりする」とか。好きな人のことをあまり「あいつ」って言わないじゃないですか? 女子同士で話す時しか言わないんです。

 

若歌:恋バナで「今、電話しちゃいなよ」のノリが「好きなひとから呼ばれたら今すぐ駆け出して」で。私だったら快く送りだしちゃう。

 

 

リス子:私はそんなヤツはダメ(笑)。


サウンドはサンバ調。ライブでみんな一緒に踊って楽しめるタオル曲に――サウンドはサンバ調で、楽しくてにぎやかな感じですね。

 

若歌:最初、タオル曲が欲しいねと。「純正エロティック」のデモを聴いた時は、「この曲でもいいかもね」と話していたけど、曲名と歌詞がついたら「ちょっと違うかも」となって。そこでみんなで踊って楽しめる曲にと作られたのがこの曲で。

 

リス子:サビの「touch and go」でタオルを上に放り投げるイメージです。

 

 

楓裏:明るい曲だから歌っている私達も楽しいし、アガります。

 

 

リス子:実際、ノリノリで歌っていたと聞いてます(笑)。

 

 

若歌:私、レコーディングの時、出だしの「遠慮せずに来て」の音がめちゃめちゃ高くて。「もっといい「来て」が今なら出せる気がする」とか言われて、ここだけ何度も録り直しました。

 

 

楓裏:あと私のパートではないんですけど、「ちくちくトゲトゲするもの」がどうしても「ちぐちぐ」になっちゃって。

 

 

若歌:だからハズされたのかもしれないね(笑)。

 

 

楓裏:そうかも。ライブでも注意しないと。


大人っぽくておしゃれな「ピンヒール・ムーン」。表題曲のヒロインがもしパーティに行ったら?――「ピンヒール・ムーン」は大人っぽくておしゃれなジャズテイストの曲ですね。

 

リス子:デモの時点から大好きだったけど、只野さんの歌詞が届いて何億倍も好きになりました。

 

若歌:実は「純正エロティック」からこの曲までは同じヒロインの1コマを切り取った3部作になっていて。私達のなかでは純正ちゃんがいると仮定して、彼女の別の面が見てみたいと、只野さんが3曲共書いてくださることになりました。この曲はちょっと背伸びした純正ちゃんだったらどんな1コマがあるかな? を描いています。

 

 

楓裏:パーティに遊びに行ってみました、みたいな。


――好きな男の子が一緒にパーティにいるけど、「恋人と噂され決めつけられるのに疲れた」と歌いながらも「エスコートや背伸びしたキス」を待っているという微妙な乙女心が。

 

リス子:でも、「こういうピンヒールの靴を履いているんだからわかるでしょ!」と。私が好きなルブタンというハイヒール専門のブランドがあって、それを履くと一番女をきれいに見せると言われていて。靴は一番気合を入れやすいところであり、靴が素敵なところに連れていってくれるというジンクスもあって。男性にはわかってほしいですよね。でも健気に待っている純正ちゃんの奥ゆかしさもいいですよね。

 

若歌:そのフレーズ後のサビで「怒らないわ 楽しんでいるあなたのこと眼で追ってる」と歌っているのも気になっているけど、周りにはやしたてられるのも嫌だから、自分から誘ってほしいという気持ちが見え隠れするのもかわいいですね。


ちょっとなまめかしく、セクシーさを歌声にのせて――レコーディングはいかがでしたか?

 

楓裏:ただアダルトでセクシーさもある歌詞だから歌う時にどうしよう? とも思ったりして。私なりに大人っぽく歌えたと思います。

 

リス子:私は、私全開で歌いました(笑)。私なりの純正ちゃんを。


――歌詞の中に「ビッグバン・バンドが弾けても」とあるように、ホーンなどゴージャス感のあるオケもいいですね。

 

若歌:こういうタイプの曲は歌い慣れていなかったので、レコーディングでは苦労しましたが、新たな一面を引き出せた気がします。ちょっとなまめかしかったり、セクシーさを歌声にのせられるようにと頑張りました。今までのミアレジより一段、大人っぽくなっていると思います。


――でも3部作で結局、恋は成就しないまま終わるという……。

リス子:続くんですよ、きっと。

 

若歌:只野さんが続きをまた書いてくれたらいいなあ。

 

 

楓裏:そうだね。


ジャケットでも人前では見られない素顔の3人が。中ジャケのお気に入りのハーネスにも注目!――ジャケットは鏡の前で3人それぞれお化粧している写真ですね。

 

リス子:まさかこのリップを塗っているバージョンが採用されるとは思っていなくて。でも鏡のなかの自分を見ているので、よそいきじゃない感じがいいですね。このシングルのテーマにも合っている気がします。それぞれのなかの純正ちゃんにお化粧しているような。

 

若歌:お化粧する姿は男の子には見せない素の姿とも言えるし、自分を見つめ直すようにも見えるし。

 

 

リス子:衣装は最近、ずっと黒や赤という強めの色が続いたので、やわらかいイメージのものが欲しいなと思って、ピンクにレースで。またカッコイイ曲も歌えるようにとハーネスもオーダーしました。ピンクと黒のハーネスの組み合わせのギャップも「純正エロティック」っぽくていいかなと。ハーネスはずっと使いたいと思っていたので念願が叶いました。

 

 

若歌:ジャケットでは付けていないですがCDの中面やライブでは、ハーネスを付けた全身の写真も見られるのでお楽しみに!


リリース記念のフリーライブあり! ミアレジ主催の『アニ☆ディア』はライフワークに!――リリース後はライブやイベントが目白押しですね。

 

リス子:11月18日に秋葉原ディアステージで行われる発売記念パーティや、11月23日には東京ドームラクーアガーデンステージでミニライブを行います。ラクーアはフリーライブなので気軽に遊びに来てください。お渡し会もあって、「純正エロティック」のMVのノンテロップバージョンがもらえますのでぜひお手元に!

 

若歌:またミアレジ主催イベント『アニ☆ディア』vol,5が11月25日、渋谷チェルシーホテルで開催されます。『アニ☆ディア』は今年から始めた主催イベントで、アニソンのことをもっと勉強しようをテーマに、毎回いろいろなアニソンアーティストの方にゲストに来ていただいています。今回は話題の声優ユニット「NOW ON AIR」さんや、同じレーベルの先輩でもある「ChouCho」さんが参加してくれます。楽しいし、今後もずっと続けていきたいイベントですので、見に来ていただけたらうれしいです。

 

 

楓裏:12月25日は横浜赤レンガホールで開催される「聖なる☆ディアステージ」にも出演します。クリスマスも私達に会いに来てね!


アニメと一緒に楽しみつつ、それぞれの曲が違う表情を見せるライブも見てね!――では皆さんへ最後にメッセージをお願いします。

 

若歌:「純正エロティック」だけでなく、「Enchante」や「ピンヒール・ムーン」にも『閃乱カグラ』のキャラ達のエッセンスも入っているので、「このフレーズはこのキャラのことかな?」とか想像しながら楽しんで聴いてください。またミアレジファンの男性ファンの方にはこの曲で女の子のかわいさや乙女心に触れてもらったり、女性ファンの方には共感してもらえたら。

 

楓裏:ミアレジの曲は今回のシングルだけでなく、すべてステージやライブで違った雰囲気になったり、ダンスや振付などのパフォーマンスで新たな魅力を感じていただけるようになっています。今後もライブやイベントもたくさんありますので、生の私達の歌とパフォーマンスを感じてほしいです。アニメは大会に入っていって、戦いも激しさを増していくと思いますが、頑張る女の子達の姿を見守ってください。私達も最後まで見届けます。

 

 

リス子:『閃乱カグラ』の女の子達は仲良くワイワイしているシーンもあれば、仲間のために真剣に戦う姿など様々な表情を見せてくれますが、私達も一緒に同じ目標に向かって頑張りながらもソロパートでは切磋琢磨したり、もちろんステージやパフォーマンスで悩んだり、励まし合ったりすることもあって。

 

 

だからキャラや作品に自分自身を投影したり、共感しながら見ています。アニメと合わせて今回のシングルを楽しんでいただきたいし、アニメがきっかけで私達を知ってくれた方に今後も私達のアニソンをお届けできるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!

 

 

CD情報

 

Mia REGINA「純正エロティック」
2018年11月14日発売
1,400円(税別)
発売:バンダイナムコアーツ


【主題歌】TV 閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇- ED「純正エロティック」/Mia REGINA

Mia REGINA公式サイト

 

 

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