マカロニえんぴつ新MVで『3年A組』出演の女優・森七菜が高校生役に

隈本遼平監督 コメント
誰もが大人になって、ふいに昔を思い起こしてしまう。
そんなあの時の17歳
いつもは忘れて過ごし、
あの頃何もなかったとしても今思い出すとなにか大切なものだった気がする。
時間の感じ方は誰もが違うけど、そこにきっと確実に存在していた、誰もがもっているイメージ。実際に残り続ける景色。
主演の森さんが持つ17歳の魅力がそんな様々な瞬間を大切なものに感じさせてくれました。

はっとり（Vo, G） 楽曲コメント
誰しもが一度は17歳だった。そして、誰かが今日も17歳だ。希望に満ちたその美しい年頃はときに「青春」と呼ばれるが、当時の自分にとって青春は限りなく絶望に近かった。
退屈で退屈で、なのにその向こう側へ行くことは許されず。「大人になりたいなら大人しくしなさい」と大人に言われているようで悔しかった。
だから夢中で恋をしたし、隠れてアルバイトをしたり美しい文学を無理やり頭に詰め込んだりギターを弾いたり、友だちと授業を抜け出して（笑えるくらい小さな）旅に出たり、とにかく退屈の向こう側へ行くことだけで頭が一杯だった。
思えば、あの果てしない退屈を全身で愛していたんだと、気付いたのは大人しい大人になってからだった。
青春はあまりに一瞬で、どの17歳もその無意味な希望には気付けない。