『つるの剛士 25周年記念ライブ 〜25th☆10th〜』レポート　四半世紀を振り返り、「本当にあっという間な感じ」

2019年に芸能生活25周年、4月には歌手デビュー10周年を迎えたつるの剛士が、2019年4月21日（日）に日本橋三井ホールにてプレミアムアニバーサリーコンサート『つるの剛士 25周年記念ライブ 〜25th☆10th〜』を行なった。

会場が暗転しSEが鳴り始めると、ファンの歓声に迎えられステージ上につるのとバンドメンバーが登場。色とりどりのペンライトを手にした観客は席から立ち上がり、「メダリスト2020」でライブがスタート。ステージ上を大きく左右に動き回り、力強く歌い上げ、続く「GLORIA」では時折観客とアイコンタクトを交わしながら笑顔でファンとの空間を楽しんでいた。

MCでは、「ようこそ日本橋三井ホールへお越しくださいました！　改めまして、つるの剛士と申します！　おかげさまで芸能生活25周年、歌手活動10周年を迎えることができました！」と話すと客席から拍手と祝福の声があがった。

所々で客席のファンを巻き込んだトークをしながら会場を大いに盛り上げ、「25周年といったら四半世紀ですね！　1994年に太田プロダクションに所属させて頂きまして、そこから25周年ということですが、本当にあっという間な感じがしますね。たまにはこうやって振り返って、いつも応援してくれる皆さんとご一緒できるのは本当にありがたいです。そこから紆余曲折しまして、特に夢を持っていたわけでも無く、将来歌を歌いたいななんてことも思っていなかったわけですが、何かの勘違いで10年前にこうやってステージの上で有難いことに歌を歌わせて頂くことになりまして、毎回たくさんのお客さんが来てくれてライブをさせて頂いているとのことで本当に感謝しています！　みなさんいつも本当にありがとうございます！」とこれまでの芸能生活を振り返り、ファンへの感謝の気持ちを語った。

「本当にこんな未来予想図は描いておりませんでした」と話した後に「未来予想図Ⅱ」をしっとりと歌い上げ、4月17日（水）発売のアルバムで初の音源化となったカバー曲「初恋」や「ジョニィへの伝言」で観客を魅了した。

本編では「はやぶさ2」や3月8日公開の『劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』の主題歌にもなっている、つるの剛士×DAIGO「ヒカリノキズナ」のソロバージョンを含めた12曲を披露。

本編終了後につるのとバンドメンバーがステージからはけると、歌手デビュー10周年記念映像がスクリーンに映し出され、懐かしい映像がスクリーンに映し出される度に観客からは歓声が上がった。

観客からのアンコールの声に応え、再度ステージにつるのとバンドメンバーが登場すると、4月17日発売の『つるの剛士 ベスト』に新録バージョンが収録されている代表的なカバー曲でもある「M」などを披露し、最後は甲本ヒロト作詞・作曲の「死ぬまで夢を見る男」でプレミアムアニバーサリーコンサートを熱く締めくくった。

つるの剛士は現在歌手デビュー10周年を記念したベストアルバム『つるの剛士 ベスト』が発売中。2019年7月からは全国6都市にも及ぶアニバーサリーツアー『つるの剛士 25周年記念ライブツアー〜25th☆10th〜』も開催決定しているので、公式ホームページをチェックしよう。