『ルパパト』の濱正悟、『愛がなんだ』の今泉力哉監督らが、映画『あいが、そいで、こい』に賞賛のコメント
『あいが、そいで、こい』 (C)ENBU ゼミナール
6月22日より新宿 Kʼs Cinemaにて公開される映画『あいが、そいで、こい』をいち早く試写で鑑賞した俳優、映画監督らによる賞賛のコメントが到着した。
『あいが、そいで、こい』は、『カメラを止めるな!』を世に送り出した、ENBUゼミナール主催『シネマプロジェクト』の第8弾として製作された映画。柴田啓佑監督による、初の長編映画だ。2001年の夏を舞台に、小川あん演じるイルカ調教師を目指す台湾人留学生と、高橋雄祐が演じる高校3年生・亮の出会いを描く。小川、高橋のほかには、山田雅人や、ENBUゼミナールのワークショップオーディションで選ばれた若手キャストが出演。音楽を、東京藝術大学生・卒業生によるカルテット・Less is Moreが担当している。
同作にコメントを寄せたのは、公開中の『愛がなんだ』監督の今泉力哉監督のほか、俳優・プロデューサーの川岡大次郎、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で知られる濱正悟、『セディック・バレ』のウェイ・ダーシェン監督ら。それぞれのコメント全文は、以下のとおり。
森谷雄(プロデューサー・映画監督)
柴田啓佑監督のこだわりが詰まった青春映画だ。それはきっと、その時その場所に生きる彼ら彼女らの息遣いや想いをしっかりと、そして優しく捉えることへのこだわりだろう。この映画からどれだけの才能が飛び出すか、今から楽しみで仕方がない。
今泉力哉(『愛がなんだ』監督)
主役の髙橋雄祐さんの芝居と顔がいい。男の子たちのダメさ、不器用さ、もどかしさが好き。中垣内彩加さんもよかったです。
外山文治(『わさび』監督)
緑の頃の放熱がまっすぐに描かれた、懐かしくも新しい、胸がしゅわしゅわするラムネのような映画です。青春はうまくいかないからこそ輝き、だから誰もが青春の忘れ物を取り戻そうとあがきながら生きていく。私もこんなひと夏の恋がしたい。
まつむらしんご(『恋とさよならとハワイ』監督)
ずっとガキでいられたらずっと楽しかったのに。とは思いません。けれど、やっぱりあの頃の時間は悲しいくらい特別なものだったのだと、この映画を観て思い出しました。いつの間にか大人になってしまった僕らには、ときどき無性に、こういう映画が必要です。
川岡大次郎(俳優・プロデューサー)
もう二度と戻らない青春が、フレームの中に閉じ込められていた。そして、その青春を生きている役者たちが、フレームの外に溢れそうなくらい輝いていた。初長編映画?柴田監督、アッパレ!
内田慈(女優)
高校生男子、おまいら何でそんなにバカなんだ!なんて空が青いんだ!その青に負けないなんつー眩しさなんだ!
冒頭とラスト、現在の“青”もきちんと描く監督の優しさと希望。
小川あんの異物感が秀逸。美しい。物語を一瞬で信じさせてくれる高校生のアンサンブルが楽しい。
濱正悟(俳優)
広大で自由で真っ青な青春をたっぷり感じて、ジーンと懐かしい気持ちになりました。人間らしさ全開でまっすぐ突っ走る逞しさに憧れ、未来への不安と今の儚さに共感しました。時に伝えることって勇気がいるけれど、改めてその大切さを学びました。もう少し成長して違う目線になれた時に、また観たいなあと思います。あと、めっちゃ焼きそば食べたくなりました。
ウェイ・ダーシェン(台湾・映画監督)
青春はニキビ、できたときは腫れていて、赤くなって、痛くもなる。消えたあとは、わずかな記憶しか残っていない。記憶が湧いてきたとき、君は又あの頃の自分を思い出せるでしょうか?忙しい生活の中で失った初心を取り戻したいあなたに、お勧めの作品です。
なお、6月20日(木)には、渋谷・LIVING ROOM CAFE&DININGにて、『LESS IS MORE LIVE CONCER TOUR SKIP STONE ~ 『あいが、そいで、こい』(柴田啓佑監督)公開前夜祭!~』と題したコンサートを開催。当日は、音楽を担当したLess is moreが、生演奏を披露する。についての詳細は、イープラスのWEBサイトを確認しよう。
映画『あいが、そいで、こい』 は6月22日 (土) より3週間 新宿Kʼs cinemaほか全国順次ロードショー。
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