NGT48山口真帆、菅原りこ、長谷川玲奈が卒業「アイドルができて幸せでした」
「『太陽は何度でも』公演~菅原りこ・⻑⾕川玲奈・⼭⼝真帆 卒業公演~」の様子。(c)AKS
NGT48の菅原りこ、長谷川玲奈、山口真帆の卒業公演「『太陽は何度でも』公演~菅原りこ・長谷川玲奈・山口真帆 卒業公演~」が、本日5月18日に新潟・NGT48劇場で開催された。
卒業する3人のみで行われた本公演は、NGT48初のオリジナル楽曲「Maxとき315号」で幕開け。セットリストは姉妹グループやそのユニットのカバーが中心で、欅坂46「黒い羊」ではゲストとしてNGT48の小熊倫実、角ゆりあ、日下部愛菜、村雲颯香、高沢朋花、高橋七実、渡邉歩咲もパフォーマンスに参加した。アンコールで3人はこの公演のために制作された新曲「太陽は何度でも」を披露。そしてAKB48「桜の花びらたち」で卒業公演を締めくくった。
公演の中で山口は「私が卒業という選択を選んだとき、皆さんはいったいどんな顔をしてしまうんだろうってすごく不安でした。『これからもがんばってね』と言ってくださる方もいれば『何もできなくてごめんね』と言ってくださっている方もいました。でも『何もできなくてごめんね』は違うと思っていて。私は皆さんに出会えたことがこれから先の長い人生においても、全部自分の人生の財産だと思っています。皆さんが私を見つけてくれて、私のファンになってくれて、私はアイドルができて、幸せでした」とファンへの感謝の気持ちを伝える。また今後については「これから先どうなるかとか、たくさんの方にいろんなふうに言われるかもしれません。だけど、今まで悲しい姿を見せてしまった分、今度は自分の幸せな姿を見せて、皆さんに元気を与えられる存在になることが私の夢です」とコメント。そして「この思い出が私にとって宝物ですし、ファンの皆さんに出会えて、みんなに愛してもらえて、幸せな3年半でした。出会ってくれてありがとうございました。これから先また皆さんに会えるように、自分の人生を自分でしっかりと、強く歩んでいきたいなと思っています。その姿を見せて、いろんな人に元気を与えられる人になれたらなと思っています」と力強く述べた。
菅原は「今日でNGT48を卒業しますが、皆さんとこれまで築き上げてきた絆やチームさくらんぼ(菅原のファンの呼称)の輪を広げるために皆さんがしてきてくださった努力は絶対に無駄にしないと決めました。これから先、皆さんと会えなくなってしまうさみしさや、どうしようもないくらい不安な気持ちも全部やる気に変えて、1日でも早くまた皆さんと笑顔で会えるように全力でがんばっていくから待っていてね」とファンとの再会を誓う。長谷川は「私は次の夢に向けがんばると決めました。それは、声優になることです。私は、小さいときからアニメを観続け、本当にアニメが大好きです。まだなんの勉強もしていないのに、声優なんておこがましいことだと思います。そして1から鍛えてくれるというとても素敵なプロダクションに出会いました。アニメ好きであること、アイドルとしての活動を評価していただき、そのプロダクションの方と面談をさせていただきました。私が所属できるかは、まだわかりません。ですが、これからはそのプロダクションのご指導を受けながら夢を現実にしたいと思います」と今後は声優という新たな夢に向かって活動していくことを明かした。
「太陽は何度でも」公演~菅原りこ・長谷川玲奈・山口真帆 卒業公演~ 2019年5月18日 NGT48劇場 セットリスト
01. Maxとき315号
02. ファースト・ラビット
03. 完璧ぐ~のね
04. おしべとめしべと夜の蝶々
05. 希望について
06. 虫のバラード
07. ウィンブルドンへ連れて行って
08. 残念少女
09. ハート型ウイルス
10. キャンディー
11. Only today
12. 黒い羊
<アンコール>
13. この涙を君に捧ぐ
14. 太陽は何度でも
15. 桜の花びらたち