新海誠監督最新作『天気の子』音楽でRADWIMPS×女性ボーカルの新機軸、女優・三浦透子を抜擢
RADWIMPS
2019年7月19日(金)より全国公開される新海誠監督の新作『天気の子』の音楽をRADWIMPS担当することが先日発表され、新海監督とRADWIMPSとの再タッグに話題騒然となっているなか、その音楽に新たな試みとして、気鋭の女性ボーカルを起用していることが明らかになった。
今回RADWIMPSと新海監督が再びタッグを組むにあたり、「お互い初めましての気持ちでやりましょう」「前回とは違うことをやりましょう」と話していたという両者。その言葉通り、RADWIMPS×女性ボーカルという新機軸に辿り着いたという。
「僕ではない誰か女性の声で歌が入ってほしい」というRADWIMPS野田洋次郎の発案の元、1年ほどにも及ぶ期間をかけて、この映画の世界観を表現できる女性ボーカルを選定するオーディションを実施。そして多数の候補者の中から、新海監督とRADWIMPSの心を掴んだのは、若手実力派として高い評価を得ている女優の三浦透子(みうら とうこ)。松井大悟監督の『私たちのハァハァ』(2015)で主演を務めるなど、映画やドラマではその表現力の高さが早い段階で注目されていたが、その歌声も耳目を集めることになりそうだ。
野田洋次郎は三浦透子の声を「どんな天気をも晴れにしてしまうような圧倒的で不思議な力を持つ」と賞賛している。
そして、映画公開日の7月19日(金)同日に、同名映画のサウンドトラックとして、RADWIMPSの最新作のリリースも決定した。すでに公開されている映画『天気の子』予報(予告篇)映像で使用されている「愛にできることはまだあるかい」を含む、主題歌となるボーカル楽曲5曲と、27曲の劇伴が収録される。
■野田洋次郎(RADWIMPS)コメント
今回『天気の子』の音楽に携わらせて頂くことが決まった時、いくつか僕からも提案をさせて頂きました。その最初が「僕ではない誰か女性の声で歌が入ってほしい」というものでした。理由は前作とは異なる世界観にしたかったということと、女性ならではの、より大きな存在感でこの作品を包み込んでほしいと思ったからでした。そして1年ほどに及ぶオーディションをさせて頂くことになりました。
三浦さんの声は発せられた瞬間に、どんな天気をも晴れにしてしまうような圧倒的で不思議な力を持っていました。まだ何にも染まっていない荒削りながらもまっすぐなあの歌声で今回『天気の子』の楽曲を歌ってもらえたことは、この映画にとって幸福なことだったと思います。
この作品以降も彼女がどんな歌を歌っていくのか、とても楽しみです。
■新海誠監督コメント
役者の歌声というよりも、世界そのものの響きのような声。個人の感情をすこしだけ越えたような何かを、まっすぐに運んできてくれる声。三浦透子さんの声には、そんな印象を持ちました。
「透子さんの歌声が輝く瞬間を、この映画が輝く瞬間になるようにしよう。」
RADWIMPS とそう話しながら映画を組み立てていきました。皆さんに、映画館でその瞬間を確かめていただけたら嬉しいです。
■三浦透子コメント
三浦透子
初めて「天気の子」のチームの皆さんにお会いしたとき、この作品にかけられた時間の重み、そしてなにより皆さんの作品への愛を強く感じました。その思いを、私の声に託してくださったこと、心より嬉しく思います。2ヶ月程かけて、野田さんのディレクションの元、ゆっくり丁寧にレコーディングをしていただきました。出来上がった曲が送られてきて、それを聴いて、私が歌って、また送られてきて、送り返して、となんだか手紙のやりとりをしているようで、とても楽しかったです。映画の中の二人をそっと見守り、そしてときにぐっと背中を押してあげるような、そんな優しい歌です。映画とともにこの楽曲が皆様に届けられる日を、楽しみにしています。
リリース情報
2019年7月19日(金)発売
UPCH-20520 / ¥3,000(+tax)
<CD収録内容>
・「愛にできることはまだあるかい」含む、主題歌5曲+劇伴27曲、全32曲収録
上映情報
公開日:7月19日(金) 全国東宝系公開
原作・脚本・監督:新海誠
音楽:RADWIMPS
声の出演:醍醐虎汰朗 森七菜
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:田村篤
美術監督:滝口比呂志
製作:「天気の子」製作委員会
制作プロデュース:STORY inc.
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:東宝
(C)2019「天気の子」製作委員会
https://www.tenkinoko.com/
<『天気の子』イントロダクション>
全世界待望 ― 新海誠監督 最新作
今や、世界的に注目されるアニメーション監督・新海誠。
叙情的な男女の物語を、美しい色彩と繊細な言葉で紡ぎ出す“新海ワールド”は、国内外問わず多くの人々に支持され、生み出された作品は高く評価されてきた。そして、前作『君の名は。』から3年 ― 待望の最新作が、ついに始動する。
新作『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」するストーリー。
東京にやってきた家出少年・帆高が出会った、不思議な力を持つ少女・陽菜。ふたりの恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界へのメッセージとして描かれる。
声の出演として、主人公・帆高に醍醐虎汰朗、ヒロイン・陽菜に森七菜が決定。2000人を超えるオーディションの中から選ばれた2人の声に注目が集まる。そして、「愛にできることはまだあるかい」ほか複数の主題歌を含む全ての音楽を担当するのはRADWIMPS。
その“詩(うた)”は、登場する人々の心に寄り添いながらも、時に観る者との架け橋となり、大きな感動をもたらす。
2019年夏、世界はアニメーション映画の新たな境地を目撃する。
ライブ情報
6月8日(土) 長野県/長野ビッグハット
6月9日(日) 長野県/長野ビッグハット
6月14日(金) 徳島県/アスティとくしま
6月22日(土) 千葉県/ZOZOマリンスタジアム
6月23日(日) 千葉県/ZOZOマリンスタジアム
6月29日(土) 沖縄県/沖縄コンベンションセンター展示棟
6月30日(日) 沖縄県/沖縄コンベンションセンター展示棟
7月5日(金) 和歌山県/和歌山ビッグホエール
7月9日(火) 大阪府/大阪城ホール
7月10日(水) 大阪府/大阪城ホール
7月20日(土) 北海道/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
7月27日(土) 宮城県/宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)
7月28日(日) 宮城県/宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)
8月2日(金) 岡山県/CONVEX岡山
8月3日(土) 岡山県/CONVEX岡山
8月13日(火) 福岡県/マリンメッセ福岡
8月14日(水) 福岡県/マリンメッセ福岡