フランス・オペラの傑作、グノー『ファウスト』6月14日(金)より全国上映開始

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2019.6.13

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2019年6月14日(金)より、『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19』、9作目となるロイヤル・オペラ『ファウスト』の全国公開が始まる。

『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19』は、バレエ、 オペラともに世界最高の名門歌劇場、 英国ロイヤル・オペラ・ハウスの人気公演の舞台映像を東宝東和株式会社配給の元、TOHOシネマズ系列を中心とした全国の映画館で上映するもの。

『ファウスト』は、秋に予定されている英国ロイヤル・オペラ来日公演の演目でもある。 2004年に初演されたマクヴィカー演出の舞台はこの歌劇場を代表する名舞台だ。 物語を16世紀ドイツから、 オペラが初演されたパリの第二帝政期に移し、普仏戦争を目前にした文化の爛熟と退廃を感じさせる美しい舞台に仕上げている。 出演歌手たちも豪華。 悪魔メフィストフェレスには艶のある美声のアーウィン・シュロット。 情熱的でエレガントなファウストにはMETでも活躍するマイケル・ファビアーノ。 美しく一途なマルグリートにイリーナ・ルング。 マルグリートの兄ヴァランティンは圧倒的な存在感のステファン・デグー。 ダン・エッティンガーの指揮も迫力だ。

Faust trailer (The Royal Opera)

『ファウスト』の聴きどころは数え切れない。 ヴァランティンのアリア「祖国を離れる前に」、 メフィストフェレスの「金の小牛のロンド」、 ファウストが歌う「この清らかな住まい」、 マルグリートの「宝石の歌」。 有名なワルツや勇壮な合唱曲もある。 そしてフィナーレを飾るマルグリート、 ファウスト、 メフィストフェレスの三重唱は、 オペラの歴史に刻まれたもっとも美しい瞬間の一つだろう。

2019/6/14(金)~2019/6/20(木)までTOHOシネマズ 日比谷ほか全国11館で上映予定だ。

【あらすじ】
年老いた学者ファウストは人生の虚しさを感じ自ら命を絶とうとする。 そこに悪魔メフィストフェレスが登場し、 欲しいものはなんでも与えようと申し出る。 ファウストは青春を取り戻すことを望み、 死後の魂を悪魔に渡す約束をする。 一瞬で若者に変身したファウストは、 美しい乙女マルグリートを情熱的に口説き、 ついに彼女と一夜を共にする。 だがファウストはすぐにマルグリートを捨て、 戦争から戻った彼女の兄を決闘で殺す。 妊娠したマルグリートは生まれた赤子を殺した罪で牢獄に入れられ、 後悔したファウストは彼女を助けにくるが…。

 

上映情報

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19
グノー『ファウスト』
 
【日程】6月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか、 全国公開
【演出】デイビット・マクヴィカー 
【音楽】シャルル・グノー 
【指揮】ダン・エッティンガー
【出演】マイケル・ファビアーノ(ファウスト)、 アーウィン・シュロット(メフィストフェレス)、イリーナ・ルング(マルグリート)、 ステファン・デグー(ヴァランティン)
 
【公式サイト】http://tohotowa.co.jp/roh/
【配給】東宝東和
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