『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』4種のスパイダーマンスーツをトム・ホランドが解説 メイキング映像を解禁
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
公開中の映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』から、主演のトム・ホランドがスパイダーマンのスーツについて語るメイキング映像が解禁された。
『スパイダーマン』シリーズは、2017年に『アベンジャーズ』などを中心としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の世界に合流。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は同シリーズの最新作にして、MCUの“フェイズ3”完結作にあたるという。本作では、前作『スパイダーマン:ホームカミング』のニューヨークから舞台をヨーロッパに移し、スパイダーマンことピーター・パーカー(トム・ホランド)が、親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)やMJ(ゼンデイヤ)たちと2週間の夏休み旅行へ出かけ、S.H.I.E.L.D.の長官=ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)と出会うことに。そして、異世界から来たという謎の男・ミステリオ(ジェイク・ギレンホール)と協力しながら、新たな脅威“エレメンタルズ”に立ち向かう。
公開された映像は、ピーター・パーカー/スパイダーマンが着用した4つのスーツについて、トム・ホランドが撮影風景も交えて語るというもの。
1つ目の“アイアンスーツ”は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で初登場し、宇宙空間での戦闘時にアイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)から送られたメタリック調のもの。背中には自在に動かせる3本のスパイダーアーム、手にはリパルサー・ウェブなどの機能をそなえている。
2つ目の“ホームカミングスーツ”は、スパイダーマンがMCUに初参戦した作品『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で、アイアンマンから初めて送られたハイテク仕様のもの。多彩な形状の糸を放つウェブシューターをはじめ、飛行が可能な脇のウェブ・ウィング、胸のクモ型エンブレムに格納されたドローンなどが特徴。サイズフリーで、着た後に空気を抜いて体に合わせることが出来る、オート・フィット機能も完備されている。本作では、ピーターがヨーロッパの旅行先に忍ばせて持ち歩くことになる。
3つ目に登場するのは、“ステルススーツ”。劇中ではこれを着たスパイダーマンを「ナイトモンキー」との愛称で呼ぶ。ヨーロッパが襲われた際に、スパイダーマンの正体を隠すためにニック・フューリーが作ったもので、歴代のスーツとは異なる黒い外観が特徴。衣装スーパーバイザーのグラハム・チャーチヤード氏いわく、シールドの特殊用素材を使用している。
4つ目の“赤黒スーツ”は、ハッピー・ホーガン(ジョン・ファヴロー)がトニー・スタークから受け継いだ装置を、ピーター使用して作った新たなバージョン。トム・ホランドは、「赤と黒で施されており、いかにも壁を登れてクモ糸を出せそうな見た目だ」と表現している。それぞれのスーツがどんな場面で活躍するのかにも注目だ。
なお、『スパイダーマン』のMCU第一作『スパイダーマン:ホームカミング』が7月5日(金)よる9時から日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』にて地上波に初登場する予定だ。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は公開中。