劇団「地蔵中毒」9月上演の新作『ずんだ or not ずんだ』で「SPICE優良舞台観劇会」を初実施

劇団「地蔵中毒」が2019年9月に東京・高田馬場ラビネストで新作を上演する。公演名は、無教訓意味なし演劇vol.11『ずんだ or not ずんだ』（作・演出：大谷皿屋敷）。

これまで漢字ぎっしりの傾向が強かった同劇団の公演タイトルだが、今回は漢字の使用がゼロで、作・演出の大谷皿屋敷は「音の響きだけで付けた」という。劇団の看板俳優の一人でありながら出演を休んでいた関口オーディンまさおが遂に本公演復活となるほか、かませけんた、三葉虫みどり、東野良平、フルサワミオ、hocoten、礒村夬、立川がじら (落語立川流）、小野カズマ（排気口）といった「地蔵中毒」おなじみの顔ぶれが揃い踏み。また、モリィ（NATURE DANGER GANG）、土田有未（ナカゴー）の客演も注目だ。アフタートーク等の関連企画も検討中とのことで、内容決定次第改めて告知されるとのこと。

さらに、今回の公演では、「SPICE」との連携により、「SPICE優良舞台観劇会」という名のイープラス貸切公演を、9月21日（土）19:00の回で実施する。

「SPICE」が「優良舞台観劇会」を実施するのは今回が初めて。なにをもって「SPICE」が「優良舞台」と認定するのか不可解に思う向きもあろうが、とにかく「SPICE」の価値観的には「いま、一見の価値あり」の劇団及び作品なのである。しかも、本編終了後に「スペシャルカーテンコール」という、かなりスペシャル感のあるイベントを実施（7/27時点では内容未定）するほか、この回のみ「指定席」を設け3,000円で販売する。「早々と来て受付に並んだりするのが辛い」という中高年客層への配慮を考えたサービスだ。「SPICE」は、今後この試みを拡大していきたいと考えている。

なお、「優良舞台観劇会」のはイープラスのみでの販売となる。一方、全ステージにおいて、イープラスの電子「スマチケ」に対応しており、コンビニ発券の手間も省ける。受付は、2019年7月27日（土）21:30より開始される。

高田馬場ラビネストの各回キャパシティは80名前後。「地蔵中毒」は、いま最も人気上昇カーブの高い劇団だけに、は早めに押さえておくにしかず、であろう。