日曜ドラマ『ノーサイド・ゲーム』で話題騒然の“メガネ美女” 笹本玲奈が鶴瓶の『スジナシ BLITZ シアター』に出演
笹本玲奈
笑福亭鶴瓶と豪華ゲストが即興芝居を繰り広げる『スジナシ BLITZ シアター』。2014年にテレビ放送が終了したバラエティ番組『スジナシ』が、『スジナシ BLITZ シアター』として舞台を赤坂に移し、2015年から公演を行っているシリーズ。観客の中から劇中の効果音担当が選ばれ、即興劇のタイトルも観客が考える、といった舞台と客席が一体となった企画も、舞台版ならではの演出。また、舞台の模様は公演当日の深夜にテレビでも放映し、舞台とテレビの連動企画という面でも注目を集めている。
その「Vol.10」として、今回は八嶋智人(第一夜 9月9日)、笹本玲奈(第二夜 9月10日)、天海祐希(第三夜 9月11日)の3名が登場、打ち合わせナシ・台本ナシの即興芝居を演じる。案内人は中井美穂。
いずれも舞台でも活躍する人気俳優ばかりだが、なかんずくお茶の間で近頃ブレイク中なのが第二夜 9月10日(火)に出演する噂の“メガネ美女”、笹本玲奈であろう。放映開始以来、高視聴率をキープし続ける、池井戸潤原作の日曜ドラマ『ノーサイド・ゲーム』において、大泉洋演じる主人公・君嶋隼人の部下でラグビー部を支える“紅一点”佐倉多英を熱演中。地上波連続ドラマにレギュラー出演するのは10年ぶり。
笹本玲奈(SPICE 2018/10/31掲載記事より) (撮影:吉永美和子)
作業着×眼鏡でアナリストとしての能力を発揮する姿に、日ごろ舞台を観る習慣のない人々からは「彼女は誰?」とネットで騒がれ、インスタグラムのフォロワーが急増中とか。いや、それどころか舞台ファンでさえ彼女のことがわからない……というのも無理はない、これまでプライベートでも舞台活動でも眼鏡をかけることがほとんどなかったからである。しかし、笹本だと知れば「ついに、お茶の間でその実力が知られる時が来たか」と大喜び。そんな笹本について、ここで改めておさらいをしておこう。
『マリー・アントワネット』 (写真提供/東宝演劇部 2018)
女優・笹本玲奈は、1985年6月15日、千葉県柏市生まれの34歳(2019年8月29日現在)。お母さんは元・宝塚女優の四季乃花恵。
ミュージカル『ジキルとハイド』より(2018) (撮影:櫻井宏充)
1998年、「ザ・ミュージカルアイドルオーディション NEWピーターパン」でグランプリ受賞し、1998年から2002年までミュージカル『ピーターパン』で5代目タイトルロールを務めあげ、その名を轟かせた。その後は『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役、『ミス・サイゴン』主演・キム役、『ウーマン・イン・ホワイト』主演・マリアン役、『ジキル&ハイド』エマ役(2012・2016年)/ルーシー役(2018年)、そして『マリー・アントワネット』マルグリット・アルノー役(2006~2007年)/マリー・アントワネット役(2018年)等々、その見事な歌唱力、演技力によって大役を次々と射止めてきた。第32回菊田一夫演劇賞も受賞。いまや日本を代表するミュージカル女優のひとりとして、ミュージカルファンの間で彼女の名を知らぬ者はいない。
『マリー・アントワネット』製作発表にてシルヴェスター・リーヴァイ氏と (撮影:こむらさき)
そんな笹本だけに今後の活動予定も目白押しとなっている。
話題のブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本語版シーズン1(2019年11月6日~2020年1月13日・IHIステージアラウンド東京)にヒロイン・マリア役で出演(北乃きいとWキャスト)。
また、岸谷五朗・寺脇康文が主催する演劇ユニット「地球ゴージャス」の25周年祝祭公演『星の大地に降る涙 THE MUSUCAL』(2020年3月10日~4月13日・舞浜アンフィシアター、5月3~14日・大阪フェスティバルホール)ではヒロイン役として新田真剣佑らと共演。
……とまあ、そんな次第だが、何はともあれ直近に観ることのできる貴重な舞台、2019年9月10日(火)の『スジナシBLITZシアター Vol.10』はしっかりと押さえておくべきだろう。
熱海五郎一座 熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』(2016年)より (撮影:こむらさき)
公演情報
立見(2階後方)・・・指定席のお客様の入場後、整理番号順にご入場いただきます。
公演情報
■振付リステージング:フリオ・モンヘ
■セットデザイン:アナ・ルイゾス
■プロジェクションデザイン:59プロダクションズ
■演出補:薛 珠麗
■振付指導:大澄賢也
■歌唱指導:山口正義
■演出助手:河合範子
■技術監督:小林清隆(Keystones)
トニー 宮野真守/蒼井翔太 (Wキャスト)
イープラス https://eplus.jp/wss360/
■企画・製作:TBS
■制作:ゴーチ・ブラザーズ