鈴木明子、愛希れいかの応援コメント&ジョージ朝倉、辛酸なめ子のイラストが到着 新国立劇場バレエ団8年ぶりの『マノン』
『マノン』過去の舞台写真 撮影:瀬戸秀美
2020年2月22日(土)~3月1日(日)新国立劇場 オペラパレスにて上演される『マノン』。2019年11月3日(日)10:00より開始される一般発売に向け、『溺れるナイフ』、『ピース オブ ケイク』等で知られる漫画家のジョージ朝倉、漫画家・コラムニストの辛酸なめ子が描き下ろした応援イラスト、そしてプロフィギュアスケーターで元オリンピック日本代表の鈴木明子、宝塚歌劇団時代に小説「マノン・レスコー」を原作とした『舞音-MANON-』で「舞音(マノン)」と呼ばれる女性ファン・トゥイ・リエンを演じた愛希れいかからの応援コメントが公開された。
『マノン』は、ケネス・マクミラン振付のドラマティック・バレエの最高傑作のひとつで、アベ・プレヴォーによって書かれた“ファム・ファタル(運命の女)”『マノン・レスコー』の物語。多くの芸術家たちの心をとらえてきた本作は、愛、裏切り、嫉妬─魔性の美少女マノンに魅せられ、その愛に翻弄される、破滅的でドラマティックなラブストーリーだ。今回上演されるのは、アクロバティックなリフトを多用した数々のデュエット、そしてひとつひとつの動きに深い意味がある独創的な振付とマスネの美しい音楽が融合したケネス・マクミラン版のバレエ。バレエ団の総合力が問われるハードルの高い作品としても知られる本作を、新国立劇場バレエ団が、2012年6月の上演以来、約8年ぶりに上演する。
ジョージ朝倉 描き下ろしイラスト
ジョージ朝倉さんマノン原画
著作『ダンス・ダンス・ダンスール』から、クラシックバレエに魅せられ、男子ながらもプロのダンサーを目指す、主人公・潤平がデ・グリューを、都がマノンを演じる様子が描かれている。
辛酸なめ子 描き下ろしイラスト
辛酸なめ子イラスト
鈴木明子(プロフィギュアスケーター/元オリンピック日本代表)
鈴木明子
人が自分ではコントロールできない心の内面を、繊細でありながら大胆に身体表現されています。
パ ・ド ・ドゥでのアクロバティックなリフトはフィギュアスケートのペアの技のようにダイナミックで、運命に翻弄されていく様子に思わず息を飲みました。
愛希れいか(女優/元宝塚歌劇団月組トップ娘役)
愛希れいか
数多くあるバレエ作品の中でも、大好きな作品のひとつの『マノン』。
美しく情熱的で…はかないマノン。そんな彼女に私もいつも魅了されてしまいます。
2020年に新国立劇場で上演されること、とても楽しみです!
舞台の成功を心からお祈りしております。
更に、11月10日(金)23:59まで、新国立劇場バレエ団では、抽選で5名にマノン、デ・グリュー役を踊るダンサー5名(小野絢子、米沢唯、ワディム・ムンタギロフ(英国ロイヤルバレエ団)、井澤駿、福岡雄大)のサイン入りポスターがあたる『マノン』Twitterキャンペーンを実施中だ。詳細は公演情報にて。
左から 米沢唯、小野絢子、ワディム・ムンタギロフ、福岡雄大、井澤駿
公演情報
美しい少女マノンは、神学生デ・グリューと出会い恋に落ち、駆け落ちをする。二人はしばし共に暮らすが、富豪ムッシューG.M.がマノンの兄・レスコーの手引きによって、大金でマノンを説得し愛人として彼女を連れ去ってしまう。パーティーで再会したマノンとデ・グリューは逃亡を図るが…。