直腸陥没メタル映画『ヘヴィ・トリップ』からオリジナル曲「溢れ出す分泌物」の映像を解禁! 歌詞対訳付きで
「溢れ出す分泌物」 (C)Making Movies, Filmcamp, Umedia, Mu tant Koala Pictures 2018
公開中の映画『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』から、劇中オリジナル曲「溢れ出す分泌物」をパフォーマンスシーンが解禁された。
『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』は、世界でも極めてメタルが盛んな北欧フィンランドとノルウェーで生まれた、ヘヴィ・メタル・ロードムービー。本作で長編映デビューを飾ったユーソ・ラーティオ&ユッカ・ヴィドゥグレン監督がメガホンをとり、音楽をフィンランドのメタルバンド・ストラトヴァリウスのラウリ・ポラーが担当している。
劇中で描かれるのは、ヘヴィ・メタルバンド“インペイルド・レクタム”(直訳:直腸陥没)を結成した若者たちの物語。ド田舎で退屈な日々を送る主人公・トゥロは、「終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル」を掲げるヘヴィ・メタルバンドを結成し、盗難事件や、トナカイによるドラマーの死、新メンバーの加入、フィンランドとノルウェーの武力紛争、ロマンスなど、様々な紆余曲折を経て、ノルウェーの巨大メタルフェスを目指す。
解禁されたのは、フィンランドの“終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル”バンド=インペイルド・レクタム(直訳:直腸陥没)が初オリジナル曲「溢れ出す分泌物」を披露するシーン。しかも、歌詞対訳付きでの解禁である。同曲は、痛みにもだえ、地獄に向かうトナカイたちの魂の叫びから生まれたブラストビートに、Vo.トゥロの個人的な不運を“ももに垂れるクソ”として歌った楽曲だ。
溢れ出す分泌物
作詞・作曲:インペイルド・レクタム
※実際の作詞・作曲・演奏
作詞=Juuse Laatio/作曲=Mika Lammassaari/演奏:Eemeli Bodde、Mika Lammassaari
人生なんて薄汚いホール
手を痛めるまでモップを掛け続ける
不潔な汚物を片づける
だが、自分のものじゃない、それだけは言っておく
現実は俺の手を離れ
反射した俺自身が、俺を嘲笑う
クソが目からこぼれ落ちる
俺の手をつたい、したたり落ちる
頭には煙が充満し
まっすぐ見えない、何も聴こえない
鏡の中にいるのは誰だ
トナカイのクソ野郎が俺を見つめる
俺は切断機に頭を突っ込む
思い出すのは苦痛だけだ
また、本作の応援上映が、2月10日(月)の東京・渋谷 HUMAX シネマで開催されることも決定。当日は、本編の後にMV「溢れ出す分泌物」も上映するほか、来場者の中から抽選で10名に非売品B2サイズポスターをプレゼントする企画も実施するとのこと。詳細は、映画公式サイトなどを随時確認しよう。
『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』は公開中。