松たか子、米アカデミー賞授賞式で日本人として初歌唱へ 『アナと雪の女王2』メイン楽曲をパフォーマンス
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公開中の『アナと雪の女王2』日本語吹替版エルサ役の松たか子が、日本時間2月10日の第92回アカデミー賞授賞式で同作のメイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン」を歌唱することがわかった。
『アナと雪の女王』は、すべてを凍らせる力を持ったエルサと、彼女を救おうとする妹アナの物語を描いたディズニーアニメ。ディズニー史上初の、2人のプリンセスを主人公とした作品だ。続編の『アナと雪の女王2』では、エルサ役をイディナ・メンゼルが、アナ役をクリステン・ベルが引き続いて演じるほか、クリス・バックとジェニファー・リーの両監督が続投。アレンデール王国を治めるエルサとアナの姉妹が、不思議な歌声に導かれ、オラフやクリストフとともにエルサの“魔法の力”の秘密を解き明かす旅に繰り出す姿が描かれる。日本語吹替版では、前作に引き続き、松たか子がエルサ、神田沙也加がアナを担当。オラフを武内駿輔が、クリストフを原慎一郎が担当。また、アナとエルサの母親・イドゥナ役で吉田羊も声の出演を果たしている。
「イントゥ・ジ・アンノウン」は、第92回アカデミー賞授賞で歌曲賞にノミネート。授賞式では、エルサ役のイディナ・メンゼルがパフォーマンスをすることがすでに発表されていたが、今回の発表で世界9ヶ国のエルサ役がイディナと共に歌唱することが明らかに。松は、日本のエルサ役として参加することになる。なお、日本人がアカデミー賞の授賞式で歌唱することは初めてのこと。松は、「この度は、大変光栄な役目をいただき、感謝しております。各国のエルサ達に会える、というのは大きな喜びであり、自分以外のエルサに出会う、というのも滅多にない機会だと思います。御覧になる方々にとって楽しいひとときになるとよいなと思っています」とコメントを寄せている。
メイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン」を手掛けたのは、前作で第86回アカデミー賞歌曲賞を受賞したロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻。同曲は、前作でありのままの自分を受け入れたエルサが、彼女だけにしか聞こえない不思議な歌声をきっかけに、再び自身の力と向き合い、迷いを感じながらもまだ見ぬ未知なる世界へと踏み出そうとする曲。アカデミー賞の授賞式で、イディナ・メンゼルと松たか子はどんなパフォーマンスを見せるのか。
11月22日(金)に封切られた同作は、初週末3日間の興行収入は19億4205万円、さらに観客動員数は145万人を記録。ディズニー・アニメーション史上歴代No.1オープニングを切り、2月5日までに観客動員1,018万人、興収130億円を突破している。また、世界興収は14億3,126万2,977ドル(約1,572億円 ※2月5日付けBoxOfficeMojo調べ。2月6日付為替レート)でアニメーション歴代1位成績の映画に。世界興収では歴代10位を記録している。
『アナと雪の女王2』は公開中。