演劇ユニット・亜人間都市、小笠原鳥類の詩集『鳥類学フィールド・ノート』を演劇で上演
2020年3月27日(金)~3月29日(日)東京・三鷹のSCOOLにおいて『鳥類学フィールド・ノート』が上演される。本公演は、「動物=言語」とも称される詩人・小笠原鳥類の詩集『鳥類学フィールド・ノート』を、演劇ユニット・亜人間都市が演劇化した作品となる。
亜人間都市とは、2015年より東京を中心に活動する、劇作・演出家の黒木洋平と、俳優の藏下右京の2名による演劇ユニット。神話的SF的な設定、シュールな演出を駆使し、のっぴきならない状況、そして「人間ではないもの」を描く。近年の作品としては、2017年どらま館学生演劇コンペティションにて優秀団体に選出された作品『語りえぬもの』、登場人物20人を7人の俳優で演じた2019年『東京ノート』などがある。
2018年『東京ノート』公演より
『鳥類学フィールド・ノート』は、あくまでも詩集であり、舞台上演のために書かれた作品ではない。そのため「演劇的要素」を自分たちで持ち込み、現代日本の抱える楽観と不安、そして未来への祈り、またそれだけに留まらないシュールで可笑しい世界観を、演劇の力で表現した作品になるとのことだ。
また、本公演企画中に起きたオーストラリア大規模森林火災への寄付ができる「動物」の取組みも行っているので、あわせて確認をしてみよう。
公演情報
亜人間都市『鳥類学フィールド・ノート』
■日程:2020年3月27日(金)~3月29日(日)
タイムテーブル
3月27日 (金) 19:30
3月28日 (土) 14:00 / 19:00
3月29日 (日) 14:00 / 18:00
※ 受付開始は開演の 40 分前、開場は 30 分前
■会場:SCOOL(東京都三鷹市下連雀 3-33-6 三京ユニオンビル 5F)
■料金:一般 2,500 円 U25 2,000 円
動物 3,000 円(料金のうち500円分が世界自然保護基金への寄付となるチ
ケットです。)
鳥類 4,300 円(一般前売1枚と、会場にて販売予定の原作詩集が
セットとなったお得なです。)
※ 全席自由。当日は各券 + 300円
■原作:小笠原鳥類 『鳥類学フィールド・ノート』(七月堂)
■演出:黒木洋平
■出演:藏下右京, 冨田粥, 畠山峻, 渡邊まな実