北九州ひまわり寄席に出演の若手噺家、桂優々、桂紋四郎、柳家緑助のDVDをテレワークで作成、手拭いとセットで発売決定

新型コロナウイルスの影響で多くの落語家は活躍の場を制約されている状況だが、2018年から継続して開催してきた「北九州ひまわり寄席」も本年3月5月と連続して中止となっている。そうしたなか若手落語家に活動の場を提供し寄席文化の火を保ち続ける方法として、 一般社団法人北九州エンターテインメント推進協会が、若手落語家3人のネタを収録したDVDを制作、ひまわり寄席オリジナル手拭いとセットにして、外出自粛で自宅にいる落語ファンに届ける取り組みを始めた。

かつて「北九州ひまわり寄席」に出演した若手噺家、桂優々、桂紋四郎、柳家緑助の落語を収録したDVDをテレワーク（自宅や稽古場で収録した落語の動画をデータ送信してもらい北九州で編集）で作成する。併せて北九州市の老舗手拭い店「米七」でひまわり寄席オリジナル手拭いを制作し、手拭いには、疫病退散の願いを込めて伝説の妖怪アマビエがデザインされている。売り上げから諸経費を差し引いた差額が、三人への出演料となる。若手噺家への熱い応援に注目したい。