アデルの『25』が新たな記録樹立、米2週目で111万枚セールス
アデルのニューアルバム『25』の全米における2週目売り上げが、111万枚を記録したことがニールセン・ミュージックの調査により明らかになった。これまで報じられているとおり、『25』はニールセンがPOS追跡による調査を1991年に開始して以来初となる、2週にわたりミリオン・セールスを記録した作品となった。
初週338万枚を売り上げセールス記録を塗り替えたと共に、リリースから最初の2週間で449万枚という驚異的なセールスを記録した『25』。(発売から1週間も経たずして)2015年の最も売れたアルバムとなっており、今や2011年にアデル自身が『21』で打ち立てた記録(580万枚セールス)以降で最も売れたアルバムとなった。
なお、『25』が米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”(12月19日付け)で2週目のNo.1を獲得するのは容易だろう。Billboard 200では従来のアルバム・セールスをはじめ、収録各曲の売り上げをアルバムの売り上げとして換算するtrack equivalent albums(TEA)や、同じくストリーミングを換算するstreaming equivalent albums(SEA)などの多元的消費をもとに人気のアルバムを週間でランキング化している。
11月20日にリリースされたアデルのアルバム『25』は、大成功を収めた『21』に続く3rdアルバムだ。『21』はBillboard 200で24週にわたりNo.1を獲得し、2011年と2012年の両年にわたり最も売れたアルバムとなった。