舞台『Three Kingdoms 2020』のシリーズ第3弾「魏国編」が8月開幕
2020年8月5日(水)〜8月10日(月) CBGKシブゲキ!!にて、Alexandrite Stage Produce 舞台『Three Kingdoms〜魏国編〜』が上演される。
本作は、俳優の野口大輔が代表を務めるAlexandrite Stageプロデュースによる三国志の栄枯盛衰を1年かけて描き出すプロジェクト。シリーズ第1弾の「蜀国編」第2弾の「呉国編」に続いて、第3弾では“財”に重きを置いた魏を軸にしたストーリーが展開される。絶対的な君主であった曹操が病を患い倒れると、盤石に見えた体制に綻びが見え隠れする。激動の時代の中で大乱の終息を願い、力を手にした国が故の主君と臣下の苦悩を描く。
曹操役を山口馬木也が、その息子の曹丕役を志村倫生が務めるほか、軍師の荀攸役を扇けいが、参謀長の賈詡役を津田英佑が演じ、中国四大美人に数えられる貂蝉役を長谷部優が務める。
本作は洛陽Teamと長安Teamの一部Wキャストで上演。また、Delivery Stage Ticketと劇場観劇Ticketが用意され、Delivery Stage Ticketでは予約したチームが出演する舞台の様子を収録し、編集を加えたDVDが後日届く。公演は新型コロナウイルス感染症拡大対策として、観客数を半分にして行われる。
なお、9月25日(金)から10月4日(日)まで東京・新宿村LIVEにて公演を予定している「Three Kingdoms~赤壁編~」は、状況に鑑みて上演形態が検討される。
野口大輔コメント
6、7月と他団体に先駆けて上演を続けて参りました。感染者数が増え続ける昨今、演劇界にとっては再び逆流の様な状況です。興行的に考えた時に他のカンパニー同様、延期や中止といった選択肢も頭を過ぎりました。ただ仕事を失った俳優やスタッフの事を考えた時に、この状況下だからこそ少しでも仕事として表現する場を守りたい、そう思うに至った自身の気持ちを今回も優先しました。勿論、お客様や出演者の健康には留意して、感染防止対策を講じながら慎重に公演を行って参ります。誰かの心に明かりを灯す力が演劇にはあると信じて、これからも真摯に向き合っていきたいです。