ジャニーズWEST、大阪松竹座で一夜限りのスペシャルライブを生配信！ スキルと力強さを全面押し出した約１時間40分に

８月1日、ジャニーズWESTが大阪松竹座から、一夜限りのスペシャルライブ『Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 〜大好きなこの街から〜』を生配信した。

「なにわの日」7月28日には、関ジャニ∞、ジャニーズWEST、関西ジャニーズJr.ら関西ジャニーズの総勢73名が、地元関西を象徴する日本万国博覧会記念公園 太陽の広場に集結。２時間に及ぶ無観客ライブをオンラインで有料生配信する初の試みを成功させた。このスペシャルライブを皮切りに、関西ジャニーズのグループは大阪松竹座で、単独ライブを無観客＆生配信で届けていく。そして、そのトップバッターを務めるのが、アルバム『W trouble』やシングル「証拠」をリリースしたジャニーズWESTだ。

メンバーの重岡大毅は、「松竹座という劇場は、僕たちが10代から20代にかけて、お世話になっていた劇場です。毎年、春夏冬と公演をさせてもらっていました。稽古期間も全て合わせると約半年間くらいは松竹座にいたんじゃないかと思います。僕たちは、歌、ダンス、お芝居、バラエティ、全てのエンターテインメントの一歩目をこの松竹座で踏みだし、その道の過酷さ、苦しさ、夢、感動など全てを感じながら、歩き続けてきました。大人になった今になって思うことは、僕たちの『青春』というものは、松竹座に有ります」とコメント。重岡の言葉どおり、関西ジャニーズJr.は同劇場で春夏冬と毎年のように公演を行い、悲喜こもごもを仲間と分かち合ってきた。2014年にジャニーズWESTとしてデビューをしてからは、同年４月に行った『ジャニーズWEST コンサート デビュー記念　なにわともあれ、ほんまにありがとう！』以来、７人揃っての凱旋公演は６年３ヶ月ぶりとなる。

ライブは、オンラインでもファンとつながる「俺らの絆は深いんやー！ ライブ」（名称は桐山照史が考案）とのテーマのもと、オンラインならではの工夫が施された内容となった。その一例が、ジャニーズのライブでは定番の“応援団扇”だ。星型のペンライトで装飾された客席を、このライブのためにファンが送ってくれた応援団扇が埋め尽くすというもので、メンバーへのメッセージや似顔絵などが描かれた力作の数は、10日間で約１万枚にのぼったという。

全19曲を終えた彼らのパフォーマンスには、ジャニーズWESTがこの大阪松竹座で歩んできた年月の長さと重さ、そして成長がにじみ出ており、彼らのスキルと力強さが全面に押し出された約１時間40分間となった。2020年の夏には、Ｗドームライブも決定するほど大きくなったジャニーズWEST。そのホームであり原点は、間違いなくここ大阪松竹座だ。彼らはこの場所で、トップバッターとしての重責を見事に果たし、関ジャニ∞、そして関西ジャニーズJr.の公演が続いていく。