水越朋が新作ソロダンス公演『SOUP』を開催、ライブストリーミング配信も
水越朋(Tomo Mizukoshi) 撮影:前澤秀登
ダンサー、振付家の水越朋が新作ソロダンス公演『SOUP』を2020年10月2日(金)~4日(日)東京・成城学園前のアトリエ第Q藝術にて開催する。また10月3日(土)18:30公演はライブストリーミング配信され、2週間アーカイブとして残る予定(無料公開・投げ銭制で投げ銭は販売サイトより購入可能)。
水越は桜美林大学総合文化学群演劇専修にて木佐貫邦子に師事。笠井叡作品の国内外のツアーに参加し、また笠井瑞丈、上村なおか、伊藤千枝(現・伊藤千枝子)、北尾亘らの作品にも出演した。現在はソロ活動を中心にしながら「自身のカラダで出来る表現を追い」多岐にわたり活動、自主企画「KAIKOH PROJECT」や演劇・モデル・映像作品への出演を重ねている。コンペティションでも力を発揮し、「横浜ダンスコレクション2017」コンペティションⅠファイナリストに選ばれ、第2回ソロダンサフェスティバル(2018年)では最優秀賞に輝いた。
『SOUP』フライヤー デザイン:鈴木健太 写真:前澤秀登
水越が注目されたのは2011年11月、横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールで初演された笠井叡作品『Utrobne~虚舟~うつろぶね~』だろう。笠井叡、笠井瑞丈に加え4人の若手女性ダンサーが登場し、岡本優、小暮香帆、四戸由香と共に出演した。その頃から、さまざまな振付家作品に起用されるがソロ活動も大切にしている。ことに2018年3月にSTスポット横浜で行った単独ソロ公演『アルモノラ –armonola–』で見せた、繊細でナチュラルな感性と大胆に空間を支配するたくましさが同居した踊りは忘れ難い。
新作「SOUP」プロジェクト SOUPFILMシリーズ#1
新作ソロ『SOUP』では、どのような世界を見せるのだろうか。先行公開されている動画「新作『SOUP』プロジェクト SOUPFILMシリーズ」を見る限りでは謎めいている。だが、もぎたての果実のようなフレッシュな感覚と観る者の予測を裏切るような意想外の何かを研ぎ澄まされたカラダから立ち上げ、滋味あふれる時間を堪能させてくれる予感がする。
水越朋 新作公演『SOUP』配信ページ
文=高橋森彦
公演情報
■料金:一般:3000円 学生:2500円(当日受付にて学生証をご提示ください)
peatix https://soup-tomomizukoshi.peatix.com
カルテットオンライン https://www.quartet-online.net/ticket/soup
■水越朋 公式サイト:https://www.tomomizukoshi.com/
■お問合わせ:info.tomo.m@gmail.com
■企画・出演・振付:水越朋
■舞台監督:久保田智也
■照明:早川誠司
■音楽・音響:山口紘
■衣装:Canako Inoue
■ロゴ・フライヤーデザイン :鈴木健太
■配信撮影:前澤秀登 松本和幸 深田隆之
■制作協力:萩谷早枝子
配信情報
■料金:無料公開・投げ銭制(投げ銭は販売サイトより購入可能)
■視聴ページ:https://www.youtube.com/watch?v=OtuxQmIVsz8
■投げ銭販売サイト:https://tomomizukoshi.stores.jp