“祭”シリーズ10周年記念として『晦日明治座 納め・る祭』と『大江戸鍋祭』を、2週連続1日限りの無料配信が決定

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2020.10.23
(左から)『晦日明治座 納め・る祭』『大江戸鍋祭』

(左から)『晦日明治座 納め・る祭』『大江戸鍋祭』


毎年年末明治座にて上演の“祭”シリーズ10周年を記念して、過去に上演した『晦日明治座 納め・る祭』『大江戸鍋祭』の2作品を、る・ひまわり公式YouTubeにて、2020年10月25日(日)と11月1日(日)の2週連続、それぞれ1日限りの無料配信が決定した。

2011年に始まり、今や年末恒例となっている、る・ひまわり×明治座“祭”シリーズは、お芝居とショーの二部構成という商業演劇の形式に則り上演。第一部のお芝居では、歴史的にも有名な人物や物語を題材に、史実に忠実ながらも「もしあの時こんなことがあったら……」という歴史の「もしも」に着目し、斬新な解釈を取り入れた新しい歴史エンターテインメントだ。

10月25日(日)に配信する、2015年上演の『晦日明治座 納め・る祭』第一部お芝居「将の器~泣くよウグイスHey!Hey!Hey!~」は、心の声が聞こえる征夷大将軍・坂上田村麻呂とアラハバキ神の加護と怪力を具える蝦夷のリーダー・阿弖流為を主人公に、朝廷VS蝦夷の戦いを描く。立場の違う二人の戦い、二人の護るもの。周囲の思惑が絡みながら、二人の将が紡ぎ、選んだ未来とは……。1200年前の京都と東北を舞台に描く歴史ファンタジーをお届けする。

そして11月1日(日)に配信する、2011年上演の『大江戸鍋祭』は、江戸幕府5代将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保を主人公に「忠臣蔵」を描いた、第一部お芝居「最後の最後に忠臣蔵」と、歴史上の人物たちで結成されたオリジナルユニットが歌い踊る、第二部ショー「元禄夢宴~大江戸SANBAで無ト~」の全編を公開。お芝居「最後の最後に忠臣蔵」では、江戸城松の廊下にて高家筆頭・吉良上野介に斬りかかった罪で即時切腹を言い渡された主君・浅野内匠頭の無念を晴らすため、残された赤穂藩の藩士たちが吉良上野介への仇討を決行する元禄赤穂事件を、その裏で画策する柳沢吉保の目線でおくる。

これらの独自の解釈で描く物語に出演するのは、両作で座長を務めた・三上真史をはじめ、「納め・る祭」でW座長の大山真志、ミュージカルで活躍する平方元基や原田優一、ベテラン俳優の大和田獏や勝野洋、芸人・なだぎ武などのキャスト陣。さらに、村井良大、矢崎広なども出演しており、いまや多くの舞台に出演する若手俳優たちのフレッシュな姿を見ることができる。

シリーズ10周年を飾る今年の『忠臣蔵 討入・る祭』の予習として、一日限りの無料配信を楽しもう。

配信情報

『晦日明治座 納め・る祭~あんまり歌うと攻められちゃうよ~』
 
【配信日】2020年10月25日(日)15:00~23:59
【公演名】
第一部:お芝居「将の器~泣くよウグイスHey!Hey!Hey!~」
【上演時間】約160分

【配信先】 https://youtu.be/hX4G049PRMk
※第二部:「もののけでショー」の配信はなし。

【東京公演】2015年12月29日~31日@明治座
【大阪公演】2016年1月16日@梅田芸術劇場メインホール

【演出】板垣恭一 【脚本】赤澤ムック
 
第一部:お芝居「将の器~泣くよウグイスHey!Hey!Hey!~」
 
朝廷の坂上田村麻呂と蝦夷の阿弖流為。2人の戦い。2人の護るもの。
周囲の思惑が絡みながら、1200年前の京都と東北を舞台に描く歴史ファンタジー!

延暦13年。桓武天皇は弟の怨霊を鎮めるための遷都に夢中だった。しかしそれを成すためには、奥州に住む蝦夷を討伐して民衆の支持を得なくてはならない。蝦夷討伐の任を受けた坂上田村麻呂には“他人の心の声が聞こえる”特殊能力があった。桓武天皇からの恩賜、制御宝玉・四寸瓊勾玉を着けることにより能力を封じている。一方、奥州に暮らす阿弖流為は、アラハバキ神の加護と怪力を具える蝦夷のリーダーだった。大食漢の彼は戦を嫌い、和平を願っているが、蝦夷の誇りを護るために仲間たちと立ち上がる。
 
心を封じ込めてきた田村麻呂と、心のままにしか生きられない阿弖流為。 
蝦夷を獣と罵る大和朝廷軍、誇りを護 りたい奥州蝦夷。 二人の将が紡ぎ、選んだ未来とは……。
 
【出演者】
坂上田村麻呂…三上真史
阿弖流為…大山真志
 
母礼…辻本祐樹
ヨン…木ノ本嶺浩
綿麻呂…安西慎太郎
 
伊佐西古…前山剛久
物部矢仰丸…鳥越裕貴
諸絞…井澤勇貴
左馬子…友常勇気
蓮杖陀…木内健人
入間広成…竹村仁志
阿奴志己…西川大貴
桓武天皇…小林且弥
紀古佐美…中村龍介
物部賽々秦…千田真司
鶉…小林健一
鶫…井深克彦
光星…栗原寛孝
颯天…高木稟
郷手…小林健一
 
阿高楽…平方元基(12月31日&大阪/二瓶拓也)
滝隼…なだぎ武
鷲葛城…原田優一
アラハバキ神…高嶺ふぶき
大伴ノ弟麻呂…勝野洋

配信情報

『大江戸鍋祭~あんまりはしゃぎ過ぎると討たれちゃうよ~』
 
【配信日】2020年11月1日(日)15:00~23:59
【公演名】
第一部:お芝居「最後の最後に忠臣蔵」
第二部:ショー「元禄夢宴~大江戸SANBAで無ト~」
【上演時間】約185分

【東京公演】2011年12月23日~26日@明治座
【大阪公演】2011年12月31日@梅田芸術劇場メインホール
【演出】板垣恭一 【脚本】穴吹一朗
 
第一部:お芝居「最後の最後に忠臣蔵」
 
時は元禄14年、 徳川5代将軍綱吉公の時代。
江戸城内松の廊下で、赤穂藩主浅野内匠頭が吉良上野介に突然斬り掛かるという松の廊下事件が発生する。
時の将軍・徳川綱吉は殊のほか激怒し、浅野内匠頭に即日切腹を、赤穂藩にはお取りつぶしの断を下した。
一方の相手の吉良上野介に対しては、手向かいしなかったため何のおとがめもなし。
この裁きに納得できない赤穂藩家老の大石内蔵助以下の赤穂藩の藩士たちは激怒。
吉良上野介に対して密かに仇討ちを計画し、大石以下47人の赤穂浪士が吉良邸に侵入、
吉良を討ち取って主君の仇討を果たした。

というのが、現代まで語り次がれた有名な物語「忠臣蔵」。
はたして、本当にあの夜、仇討ちは起きたのか……。
 
【出演者】
柳沢吉保:三上真史
 
浅野内匠頭:矢崎広
徳川綱吉:村井良大
 
毛利小平太:中村龍介
不破数右衛門:小林且弥
寺坂吉右衛門:滝口幸広
片岡源吾:大山真志
萱野三平:白又敦
大石主税:丸山隼
岡野金右衛門:井深克彦
武林唯七:二瓶拓也
浅野大学:五十嵐麻朝
矢頭右衛門七:井澤勇貴
間十次郎:上村龍之介
直陰:平田裕一郎
 
高田郡兵衛:寿里
上杉綱憲:長倉正明
清水一学:小谷昌太郎
小林平八郎:佐藤貴史
東山天皇:小林健一
吉良上野介:岩崎大
 
堀部安兵衛:兼崎健太郎
 
近松門左衛門:石井智也
 
町医者(Wキャスト):山崎樹範 / 平方元基
 
大石内蔵助:大和田獏
 
第二部:ショー「元禄夢宴~大江戸SANBAで無ト~」
参加ユニット:元禄生態 生類アワレンジャー/松の廊下走り隊7/YASUBEI and GUNBEI/
KIRA feat.近松門左衛門
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