KISSが大晦日に史上最大級の配信ライブを敢行

KISSは、大晦日に世界に向けて配信されるオンライン・ライブ・イベント＜KISS 2020 GOODBYE＞を行うことを発表した。

＜KISS 2020 GOODBYE＞はドバイにあるリゾート・ホテル「アトランティス・ドバイ」のビーチから配信されるもので、日本時間では1月1日午前2時からのスタートとなる。視聴は39.99ドル、日本円で約4,200円となっており、バンドの特設サイトであるkiss2020goodbye.comで購入することが可能。また、各種グッズとセットになったや、ドバイでの観覧ツアーを含むプレミアム・の発売も行われている。

 

KISSはバンドの最後のツアーとなる＜End Of The Road World Tour＞を2019年1月末にスタートし、12月には来日を果たしている。この最後のツアーは、世界各国を回ったのちに2021年7月17日にニューヨークで行われる公演で終了する予定であったが、コロナウィルスの感染拡大が世界的に発生し、2020年3月で中断されたままとなっている。

ツアーのその後の日程は、2021年の夏からヨーロッパを回り、後150都市でプレイすることが計画されているとのこと。

そのツアーの狭間といえるこのタイミングで、KISSは配信ライブを敢行すると発表した。

 

当日は、バンドの特設サイトによると当日のライブは「史上最大規模で、世界的な記録を更新するであろう花火が仕込まれ、50台以上のカメラを用いて360度のアングルで配信される、前代未聞のヴァーチャルライブとなる」と謳われている。

 

世界的なパンデミックでエンターテインメント業界が停止してしまった2020年にKISSが別れを告げ、よりよき新しい年を呼び込むという、このライブ・イベントに注目したい。