お笑いコンビ「クレオパトラ」の長谷川優貴が主宰する劇団エンニュイが12カ月連続で行う公演 Performance of the day『無表情な日常、感情的な毎秒』を上演
『無表情な日常、感情的な毎秒』メインビジュアル
お笑いコンビ「クレオパトラ」の長谷川優貴が主宰する劇団エンニュイが、2021年2月から2022年2月頃まで12カ月連続で行う公演 Performance of the day 2021-2022『無表情な日常、感情的な毎秒』を上演することが決定した。
本公演は、席数を少数に限った有観客公演とオンライン配信を併用した形式で行う公演で、12月に開催した長谷川優貴ワークショップ『グラデーション』から集まったメンバーを中心に上演。原作・演出は長谷川が手掛け、青柳美希、荒波タテオ、浦田すみれ、小林駿、長井健一、ヨシオカハルカ(演劇ユニットRe-birth)が出演する。
『無表情な日常、感情的な毎秒』出演者
長谷川優貴コメント
この状況下の中で舞台に立てなくなった方も多いと思います。ノリで急に集まって、予定組んで一本の演劇を作る。そういう感覚のものがしたくて毎月演劇の企画を考えました。出演者をオファーして、稽古日、公演日を決めて、会場をおさえて、稽古して、衣装やセットを決めてなどという演劇ならではの準備をちゃんとするのは厳しい状況です。公演中止のリスクも背負っている。お笑い芸人は、漫談や漫才ならどんな場所でもやれる。ネタの内容も会場や客層によって変える。
そんな感覚で、身体さえあればどんな場所でもできる強度をもった公演を作りたいと思いました。公演というかシステムというか。お笑い芸人がM-1などの賞レースを目指して、一年かけて様々な会場や観客でネタを叩き強くするのと同じ感覚で演劇を作れないかと。
メンバーも毎月変わる。同じベースの戯曲でも、クリエイションするメンバーで変わってくる。登録されたメンバーで、その月に出れる出演者が出演する。バイトのシフト感覚でやれるとフットワーク軽く演劇がやれるのではないだろうか。出演者も観客も肩の力を抜いてフットワーク軽く観てくれるような空間が理想です。
色々な「人」と様々な「場所」で気軽に集まりましょう。