演劇ユニット・ケムリ研究室が『砂の女』を研究する〜リーディング&トーク〜 イベント詳細が決定
ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)、緒川たまき
2020年、劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)と、女優・緒川たまきが結成した演劇ユニット「ケムリ研究室」。
2021年8〜9月第2回公演として安部公房の小説『砂の女』を上演するケムリ研究室が、公演上演に先がけて6月11日(金)LOFT9 Shibuyaにてイベントを開催する。このたびその詳細が明らかになった。
ケムリ研究室主催で開催される本イベントは、6月11日(金)LOFT9 Shibuyaにて、19時30分からスタート。新型コロナウイルス感染予防対策のため客席数は70席限定となるが、同時に配信も実施される。
当日は、小説『砂の女』から一部抜粋して緒川によるリーディング、KERAと緒川とで『砂の女』について語り合うトークを織り交ぜながら届けられる。
舞台化にあたり、KERAと緒川が小説『砂の女』を研究し尽くす約2時間、ぜひ二人の研究過程を目撃してほしい。
イベント開催に寄せて、ケムリ研究室からコメントが届いた。
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ケムリ研究室ではこの夏、舞台『砂の女』を上演予定です。それはそれはワクワクする演目で、是非ご期待いただきたいのですが、ケムリ研究室としてどの様に手をつけるべきか悩み多き高き山でもあります。
安部公房の原作小説をもとに、ああでもない、こうでもない、ああしよう、こうしよう、を地道に繰り返していくその過程を、ちょっとご見学いただくというのはどうだろう、そこから何か、ピリッとしたものが生まれるかもしれない。生まれなければそれはそれでよいではないか。というのがこのイベントの趣旨です。きっと楽しい時間になることでしょう。やがて来る夏に(『砂の女』の上演は夏であることが必須でした)客席から観てくださろうとしている皆様にも小粋な予習になることでしょう。
ケムリ研究室、初めての研究会、どうぞ気軽にご見学ください。
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ケラリーノ・サンドロヴィッチ
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