尾上松緑が席亭を務める『紀尾井町家話』が一周年 ゲストに松本幸四郎と片岡愛之助を迎え、第三十九夜の配信が決定
尾上松緑
2021年6月19日(土)20時よりイープラス「Streaming+」にて、紀尾井町夜話特別編『紀尾井町家話』第三十九夜が配信されることが決定した。
2020年4月、初めての緊急事態宣言が発令され、劇場、コンサートホール、ライブハウス等全てのライブ型エンターテインメントが中止・延期となった。400年の歴史を有する歌舞伎も、かつてない事態と向き合うことに。コロナ禍における自粛生活が続き、“ステイホーム”が推奨される中、歌舞伎座5階・ 歌舞伎座ギャラリーで好評を博していた『紀尾井町夜話(きおいちょうやわ)』のステイホーム特別版として、2020年6月13日にオンライントークライブ・紀尾井町夜話特別編『紀尾井町家話(きおいちょうやわ)』が開幕した。
『慶安太平記 丸橋忠弥』丸橋忠弥=尾上松緑(平成27年5月歌舞伎座) /(C)松竹
『紀尾井町家話』は、席亭・尾上松緑の幅広い交遊関係とオンライン飲み会ならではのぶっちゃけトークが話題となり、毎回多彩なゲストが登場。昨年8月に歌舞伎座が公演を再開して以降は、月3回配信のレギュラー化となり、6月3日(水)で38回の配信を数え、配信元のイープラス「Streaming+」で最多回数を誇る人気企画となっている。
『蘭平物狂』奴蘭平実は伴義雄=尾上松緑(平成29年12月歌舞伎座) /(C)松竹
先輩の歌舞伎俳優から同世代、松緑を慕う若手や歌舞伎以外の分野からゲストを迎え、これまで総勢50名が出演。「テレビでは見られない方を」という席亭・松緑の意向で立師や一門からの出演もあり、まさに「この配信でしか聴くことができない」話が展開されている。そのため、舞台上では見られない俳優たちの素顔が垣間見られる特別な空間と、真剣に歌舞伎に向き合う俳優たちの姿は視聴者から熱い支持を集めている。
この度、6月3日(水)20時から配信の『紀尾井町家話』第三十八夜のラストで、一周年記念を含めた次回告知が行われ、ゲストに松本幸四郎と片岡愛之助が登場することがわかった。
松本幸四郎
片岡愛之助
幸四郎は第二十二夜、愛之助は第二十九夜に出演。共に『紀尾井町家話』へは二度目の出演となり、同世代トークで盛り上がった。今回は一周年記念の配信ということで、どんな話が飛び出すか……。本配信でしか語られることのない話、そして、ここでしか垣間見ることができない俳優の姿を、見逃さないでおこう。進行アシスタントには、記念すべき第一夜以来、ほぼ準レギュラーとして出演している中村松江。
中村松江
今回の配信も“シビれるトーク”が繰り広げられることは間違いないだろう。
配信情報
紀尾井町夜話特別編『紀尾井町家話』第三十九夜
※配信時間は90分程度を予定
■配信場所:イープラス「Streaming+」
■:2,000円(税込)
6月4日(金)10時00分より発売開始
※は6月20日(日)12:00まで発売、6月20日(日)23:59までアーカイブ視聴ができます。
https://twitter.com/dokodemo_kabuki
歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人(かぶきびと)」
https://www.kabuki-bito.jp/