悠木碧&福山潤インタビュー『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』連載<第4弾> 「きっと一生忘れられません」「梶君のせい、もとい、お陰だよ!!」
(C) 鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会
SPICEでは、『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』(公開中)に出演するキャスト陣の連載インタビューをお届け!
第4弾は、悠木碧(ディアンヌ役)&福山潤(キング役)が登場。劇場版の見どころや、約7年半の思い出、そして〈七つの大罪〉団長ならぬ“座長”を務めた梶裕貴へのメッセージを訊いた。
【インタビュー】悠木碧(ディアンヌ役)
──『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』の台本を読んでの感想と、演じるにあたり特に大切にしたシーンを教えてください。
キングとの幸福な時間を、なるべく幸福に演じてあげたいと思って取り組みました。また、今回はアフレコの段階で絵が全て出来ていたので、バトルシーンなどもより迫力を乗せられたんじゃないかなと思います!
(C) 鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会
──これまでのTVシリーズのアフレコや、イベント、ラジオなども含めて、『七つの大罪』キャストとの印象的なエピソードといえば?
何回目かのイベントの時に、声帯を壊してしまっていて声が出なかったことがあって。でもその時、スタッフ、キャスト、そして御来場頂いた皆さんも本当に優しかったことはきっと一生忘れられません。本当にありがとうございました。
──役者さんとして、『七つの大罪』で演じられたキャラクターや共演者から、どんな刺激を受けましたか?
皆さん、一流の役者でありエンターテイナーなので、学ぶことはとても多かったです。マイク前は勿論、取材やイベントなど、作品のためにできる全ての分野において尊敬することばかりでした。
──メリオダスとエリザベスにかけられた呪いを解放するために、長い戦いが描かれた本作。この約7年半の中で、ご自身が声優さんとして・ひとりの人間として、「何かから解放されたな」と思う瞬間や出来事はありましたか?
この7年の間…ではないのですが、もうすぐ30歳になるので、またひとつ枷が外れて身軽になるなぁと楽しみにしています。とはいえ自由には責任も伴うので、粛々と人生を謳歌していきたいです。
──最後に、〈七つの大罪〉団長であるメリオダス、そして梶裕貴さんへのメッセージをお願いします。
優しくて面白くて頼れる団長、お疲れ様でした! どんなに厳しい戦いも、熱く乗り切れたのは、団長のお陰だったと思います! ありがとうございました!
【インタビュー】福山潤(キング役)
──『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』の台本を読んでの感想と、演じるにあたり特に大切にしたシーンを教えてください。
テレビシリーズが大団円を迎えた後にも幾つかの問題点や本編で触れていなかったモノを今回の劇場版で扱うのか、と物語の構成をどこまで計算して作っているのかと驚嘆しました。キングとしては、これまでの積み重ねとその延長であるという事を胸に臨ませて頂きました。
(C) 鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会
──これまでのTVシリーズのアフレコや、イベント、ラジオなども含めて、『七つの大罪』キャストとの印象的なエピソードといえば?
共演する男ども、特に大罪メンバーは僕が恥ずかしい失敗をするととにかく喜んで弄りまくるという、先輩を先輩とも思わない輩たちでしてw。奴らの前では絶対に迂闊な失敗は出来ないと心に決めて収録に臨んでいたのですが、人間完ぺきには出来ないものです。毎期、悪魔の様な共演者の野郎に弄られておりますw。
──役者さんとして、『七つの大罪』で演じられたキャラクターや共演者から、どんな刺激を受けましたか?
キングからは、「今の自分」をしっかりと教えてもらったように感じます。7年の付き合いになりますから、演じる過程で自分の変化とキングから得るものの感じ方が大きく変わっていきました。1人の人物と長く向き合うからそう感じる事が出来るのだと思います。僕にはなかなかない経験でしたのでとてもありがたい出会いだと感謝しています。共演者の方たちは特濃にキャラの濃い人たちばかりなので、あまり感化されないよう大人しく接しておりました。あくまで「僕の主観で」ですがw。
──メリオダスとエリザベスにかけられた呪いを解放するために、長い戦いが描かれた本作。この約7年半の中で、ご自身が声優さんとして・ひとりの人間として、「何かから解放されたな」と思う瞬間や出来事はありましたか?
そろそろ自分に正直になって良いのかな、と思う様にはなりました。
──最後に、〈七つの大罪〉団長であるメリオダス、梶裕貴さんへのメッセージをお願いします。
特になし!!
嘘ですw。梶君がこの作品の収録現場を作り上げてくれました。僕はメンバーの1人でしたが、半ば門外漢の様な気楽な感覚でいつもへらへらしていましたが、それは全て、中心でしっかり纏めてくれる梶君がいたからです。だから、僕がふざけられたのも、現場でバカばっかり言っていられたのも梶君のせい、もとい、お陰だよ!!
次回は坂本真綾&杉田智和のインタビューをお届け
公開中の『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』は、先日最終回を迎えたTVアニメから続く“最終章のその先”を描いた、原作者・鈴木央氏が描き下ろしの完全新作オリジナルストーリー。完結を迎えたはずの彼らの物語が、まだ誰も見たことのない壮大なスケールで、再び幕を開ける。
明日7月4日は、坂本真綾(マーリン役)&杉田智和(エスカノール役)のインタビューをお届け!
上映情報
『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』
公開中
原作:鈴木 央 『七つの大罪』(講談社「週刊少年マガジン」)
監督:浜名孝行 脚本:池田臨太郎
CAST:梶 裕貴、雨宮 天、久野美咲、悠木 碧、鈴木達央、福山 潤、髙木裕平、坂本真綾、杉田智和
制作:スタジオディーン
製作:「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会
配給:東映
公式サイト: www.7-taizai.net
公式Twitter:@7_taizai
(C) 鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会