歌姫セリーヌ・ディオンをモデルにした映画『ヴォイス・オブ・ラブ』日本公開が決定 栄光と孤独、プロデューサーとの愛が明らかに
(C)Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l'huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belga
映画『ヴォイス・オブ・ラブ』が2021年冬に日本で劇場公開されることが決定した。
『ヴォイス・オブ・ラブ』(英題『Aline the VOICE of love』)は、歌手セリーヌ・ディオンをモデルにした映画。ディオンは、14人兄弟の末っ子としてカナダに生まれ、後に夫となるプロデューサーのレネ・アンジェリル氏に才能を見いだされて12歳で歌手デビュー。『タイタニック』のテーマ「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」や『美女と野獣』の「Beauty And The Beast」などの曲で知られ、アルバム総売上数は2億5000万枚超。これまでに5度のグラミー賞に輝くなど、「世界の歌姫」として知られている。
『ヴォイス・オブ・ラブ』では、そんなディオンをモデルに、ひとりの少女が世界の歌姫へと成長していく姿を描きながら、12歳のデビュー当時から密かに心を寄せてきたプロデューサーとの恋愛を、彼女の大ヒット作など約30の曲に乗せて描き出しているという。メガホンをとったのは、『おかしなおかしな訪問者』などの女優として知られるヴァレリー・ルメルシエ監督。自ら脚本も手がけるだけでなく、主演としてセリーヌにあたる人物を演じている。
海外版予告
なお、本作は、本年度のカンヌ国際映画祭 アウト・オブ・コンペティション部門で、パリ時間7月13日19時(日本時間14日2時)に正式選出作品として上映される。現地では、主演のヴァレリー・ルメルシエほか、キャストのダニエル・フィショー、シルヴァン・マルセル、アントワン・ヴェジーナ、ロック・ラフォーチュンが登壇予定だ。
『ヴォイス・オブ・ラブ』は今冬 ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか 全国ロードショー。