小松菜奈が恐怖におののき、林遣都は余裕の笑み 映画『恋する寄生虫』遊園地デートの裏側に迫るメイキング映像

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2021.11.23
『恋する寄生虫』メイキングより (C)2021「恋する寄生虫」製作委員会

『恋する寄生虫』メイキングより (C)2021「恋する寄生虫」製作委員会

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公開中の映画『恋する寄生虫』からメイキング映像が解禁された。

『恋する寄生虫』は、作家・三秋縋(みあきすがる)の同名小説を映画化したもの。潔癖症に苦しむ孤独な青年・高坂賢吾と、視線恐怖症の不登校女子高生・佐薙ひじりの、複雑な恋を描いた作品だ。林遣都と小松菜奈が初共演にしてW主演を果たす本作では、映画『COLORS』『LIGHT UP NIPPON』『UGLY』などで知られる柿本ケンサク監督がメガホンをとる。また、『長い散歩』、『眉山―びざん―』、『トワイライト ささらさや』などの山室有紀子氏が脚本を手がけている。

極度の潔癖症の高坂(林遣都)と視線恐怖症を抱える佐薙(小松菜奈)は、一緒に過ごすことで症状が和らぐことに気付き、リハビリのためにデートをすることに。公開された映像は、2020年に閉園した遊園地・としまえんでの本編のデートシーンとそのメイキングを収めたものだ。

(C)2021「恋する寄生虫」製作委員会

(C)2021「恋する寄生虫」製作委員会

劇中では高坂が絶叫マシンに怯え、佐薙が余裕の表情で楽しむという設定だったが、実際には、佐薙を演じた小松は絶叫マシンが大の苦手。小松は、撮影の待機中、無邪気に楽しむ子供たちの叫び声を聞いて「キャーキャー言ってるじゃないですか……」と怖気づき、いざ順番になると「怖いよ~嫌だよ~セリフ言えないよ~」と不安の言葉が止まらない様子だ。メイキングには、マシンが動き始める前に緊張しながら柿本監督の説明を聞き、意を決して撮影に挑もうとする姿が映し出されている。一方、隣では楽しそうな笑顔を浮かべる林の姿が。

 


小松は遊園地での撮影についてインタビューで「本当は絶叫マシンに乗りながらセリフを言わなきゃいけなかったのですが、もうそれどころではなくて話せなくなってしまいました。なので何度もマシンに乗ることになってしまったのですが、最初は平気と言っていた遣都さんも途中で気分が悪くなってしまったんです。『私のせいで何度も乗ることになってごめんなさい』と謝ったら『いや、全然大丈夫』っておっしゃってくれたんですけど、大丈夫って言う顔がもう真っ青で(笑)。本当に優しい方だなぁと思いました」と振り返っている。

なお、メイキングでは、小松と林がゴーカートに乗るシーンの裏側も公開。体に対してやや短めのシートベルトに苦戦する林や、エキストラの子供たちに交じって楽しそうにカートを乗り回すふたりの姿を確認できる。

『恋する寄生虫』は公開中。

作品情報

映画『恋する寄生虫』
林 遣都 小松菜奈
井浦 新 石橋 凌
監督:柿本ケンサク
脚本:山室有紀子
原案:三秋 縋「恋する寄生虫」(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
主題歌:Awich「Parasite in Love」(ユニバーサル ミュージック)
製作:堀内大示、木村省悟、佐々木武彦、五十嵐淳之、鈴木貴幸 企画:椿 宜和 プロデューサー:岩上貴則、橋口一成、東島真一郎
撮影:Kateb Habib 照明:森寺テツ 美術:延賀 亮 録音:日下部雅也、田村智昭 スタイリスト:伊賀大介 ヘアメイクデザイン:井川成子 編集:本田吉
孝 VFX/コンポジット:辻 高廣 VFX スーパーバイザー:山内 太 音楽プロデューサー:山田勝也、小嶋翔太 助監督:八神隆司 制作担当:土田守洋 ラインプロデューサー:吉見拓真 プロダクション統括:関根真吾
製作:「恋する寄生虫」製作委員会 制作プロダクション:松竹撮影所 配給:KADOKAWA
公式サイト:https://koi-kiseichu.jp/
(C)2021「恋する寄生虫」製作委員会
 
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