三谷幸喜作の異色のホラー・コメディ『Vamp show』が21年ぶりに復活 岡山天音、平埜生成、戸塚純貴、塩野瑛久、尾上寛之が出演
(左から)塩野瑛久、戸塚純貴、岡山天音、平埜生成、尾上寛之
2022年8月8日(月)~8月28日(日)PARCO劇場の東京公演を皮切りに愛知、大阪、福岡にて、パルコ・プロデュース2022『VAMP SHOW ヴァンプショウ』を上演することが発表された。
本作は、1992年、サードステージのプロデュース公演として初めて上演された舞台。2001年にはパルコ&サードステージ提携プロデュースとしてPARCO劇場にてキャストを一新し、池田成志の演出で上演された、三谷幸喜作、異色のホラー・コメディだ。
これまで、西村雅彦、古田新太、池田成志(1992年)、佐々木蔵之介、堺雅人、河原雅彦、橋本じゅん、伊藤俊人(2001年)と、当時の若手実力派俳優が出演し、上演してきた幻の作品がついにPARCO劇場へ帰ってくる。
『ヴァンプショウ』舞台写真(2001年)
『ヴァンプショウ』舞台写真(2001年)
2001年版で出演していた河原雅彦が演出のバトンを受け継ぎ、キャストにはドラマ『最愛』や『ミステリと言う勿れ』などに出演し癖のある役も難なくこなす高い演技力で評価されながら、現在放送中の『恋なんて、本気でやってどうするの?』で不器用ながらも主人公の親友にアプローチする不思議男子の克巳を演じている、岡山天音。
映画『今日から俺は!!』や連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に出演し、『インビジブル』では主人公の刑事人生を大きく揺るがせた事件で殉職した安野慎吾を演じたことも記憶に新しい平埜生成。
映画『銀魂』やドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』に出演し、2022年春放送の『ユーチューバーに娘はやらん!』ではユーチューバーの不安定だが冒険家なタックタックを演じるなど多くの作品で抜群のコメディーセンスを発揮している戸塚純貴。
獣電戦隊キョウリュウジャーで注目を集め、バンド女王蜂のMV(『KING BITCH』)出演や現在放送中の連続ドラマ『探偵が早すぎる〜春のトリック返し祭り〜』では、主人公に熱心にアプローチする会社の同僚・大谷和馬を演じている、塩野瑛久。
NHK連続テレビ小説『ひよっこ』での頼もしい兄から、NHK連続テレビ小説『カーネーション』では不憫な次男、ドラマ『アンナチュラル』『シグナル』の連続殺人犯役と演技の幅が広く、どんな役柄でも自分のものにしてしまう個性派俳優尾上寛之といった、今後益々期待される若手演技派俳優たちが結集した。
新たな血を求めて、21年ぶりに復活する本作。河原の演出と、個性豊かな5人の俳優たちがどんな公演を作り上げるのか、期待しよう。
公演情報
東京公演:2022年8月8日(月)~8月28日(日)PARCO劇場
※愛知、大阪、福岡公演あり
■出演=岡山天音 平埜生成 戸塚純貴 塩野瑛久 尾上寛之 ほか
■後援(東京公演)=TOKYO FM 企画・製作=株式会社パルコ
U-25=¥6,000(観劇時25歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席
券引換/「パルステ!」、ぴあにて前売販売のみの取扱い、指定席との連席購入不可(連席ご希望の場合は指定席
をご購入ください))
公演情報
初演は1992年。俳優・池田成志の「怖くてびっくりするホラーな芝居がやりたい」、から始まった本企画。
中心に流れる話は魅力的でないと成立しない、と脚本を三谷幸喜に依頼。
三谷幸喜作品らしい笑いはもちろん、ゾクっとするホラー要素が加わり、若手俳優たちの演技合戦も魅力的な、見どころ満載の傑作ホラー・コメディが誕生した。
2001年版では、それぞれ演劇界を中心に実績を重ね、映像にも活躍の場を広げ注目されていた、堺雅人、佐々木蔵之介、橋本じゅん、河原雅彦、伊藤俊人らが演じ、舞台俳優の魅力と演劇の面白さを存分に発揮した。
そして、2022年。様々な作品で欠かせない存在となっている実力俳優が集まり、新たな「VAMP SHOW」が誕生する。
作=三谷幸喜 演出=板垣恭一、池田成志
出演=京晋佑、西村雅彦、古田新太、池田成志、まつおあきら、一橋壮太朗(三谷幸喜)、藤井かほり
作=三谷幸喜 演出=池田成志
出演=堺雅人、佐々木蔵之介、橋本じゅん、河原雅彦、伊藤俊人、手塚とおる、松尾れい子