中川大輔、イチからアート制作中! 「アトリエ」をコンセプトにファンイベント開催~多彩な趣味や芝居の原点に迫る
「役を通じて学ぶことがいっぱい」
――映画を通して、役者に興味を持たれたのでしょうか?
映画にまつわるいろんなお仕事があるなかで、一番興味を持ったのがお芝居でした。いろんな映画を見ながら「この人たちってどうやってお芝居してるんだろう?」ってずっと考えてましたね。もともとオタク気質なところがあるので、好きな俳優さんたちの本をいっぱい読んで、いっぱい研究しました。
――『MEN'S NON-NO』のオーディションでグランプリを受賞し、2016年に専属モデルに。2019年から役者としてもキャリアがスタートしましたが、実際に演技の仕事に臨んだ時の心境は?
しっかりとした役どころを演じたのは『仮面ライダーゼロワン』が初めてだったんですが、人前で演技するのってこんなに緊張するんだなって思いました。最初のうちは「どうしたらいいんだろう」って思いながら、帰りのロケバスに乗ってました(笑)。すごく自信がなかったです。
――突破できたきっかけは?
放送の反響ですね。当時はほぼ初演技でしたし、すごいバッシング受けるんじゃないかって不安だったんですが、第1話を終えたらそんなことは一切なかった。「すごくいいキャラクターだな」って意見を見たとき、すごく自信がついたんです。そこから、人前で演じることにあまり緊張しなくなったんだと思います。
――『仮面ライダーゼロワン』以降、映画やドラマへの出演が続いています。どんな変化や手応えがありましたか?
1年間鍛えられたし、終わってからもお芝居が楽しかった。ライダーでのお芝居の仕方を、大先輩方とのお芝居でも発揮できたときに「これでいいんだ」ってホッとしました。2022年は初めて恋愛ドラマもコメディもやらせてもらった。今も別作品の撮影中で、まったく新しい役柄に挑戦させてもらっています。役を通じて学ぶことがいっぱいあります。ドラマ『花嫁未満エスケープ』ではダメダメな彼氏役だったんですが「こういうことで怒るんだ」とか「こういうことすると嫌われるんだな」って教わりました(笑)。これからも、いろんなジャンルでお芝居をやっていきたいなと思っています。
――ファンイベントが開催される頃にはすっかり秋に。中川さんにとって、秋といえば?
やっぱりアートです! ずっと不思議に思ってるんですけど、秋から冬にかけての季節が一番見に行きたくなるのはなぜなんだろう? バイオリズムなんでしょうかね? 毎年展示会や美術館に行ってるので、今年の秋も行きたいです。
――最後に、イベントを楽しみにされている方へメッセージをお願いします。
ものすごくいろんな作品やグッズを作り、ものすごく熱量を込めて準備していますので、ぜひ生で見に来てほしい! イベント内で皆さんと身近に繋がれるよう準備していますし、もっともっと触れ合えるよう考えているところなので、会いに来てくださると嬉しいです。状況次第かもしれませんが、遠方にお住いの方もぜひ来てくださいね。僕は待ってますよ!
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取材・文=潮田茗、撮影=池上夢貢
公演情報
・第一部 開場 12:45 / 開演 13:30
・第二部 開場 16:15 / 開演 17:00
※ドリンク代別途500円
※3歳以上有料