Knight A - 騎士A -「俺たちにしか出せない最高の音楽になっている」 メンバー全員が作詞に挑戦した1stフルアルバム『Knight A』完成に至るまで
Knight A - 騎士A -
Knight A - 騎士A –が、2022年8月3日(水)に1stフルアルバム『Knight A』をリリースした。
頂点を目指す決意と覚悟があふれる1stフルアルバムでは、メンバー全員が作詞に挑戦。本記事では、自身の作詞曲に込めた思いやそれぞれの楽曲に対する各メンバーのコメントなど、アルバム完成に至るまでを語ってもらったメールインタビューをお届けする。
――本格始動から約2年、ついに完成した待望の1stフルアルバム『Knight A』。2021年8月リリースの1stミニアルバム『The Night』に続き、Knight A - 騎士A –の幅広い表現欲と表現力がよりいっそう花開いた作品であり、オンリーワンとしての強烈な存在感、頂点を目指す決意と覚悟に満ち満ちていると感じます。まずは、みなさんの手応えを聞かせてください。
ばぁう:ミニアルバム『The Night』を出したときに、聴いてくれる子たちがすごく喜んでくれていたことを今でも忘れない。騎士Aとして最高の作品を届けられたと思う。
それだけに、前作を超えられるのかな、と正直思っていたが。楽曲、歌唱、声、新たな5人での始動。自分たちがここに賭ける思いは誰にも負けない、という気持ちで本気でレコーディングに挑んだ。聴けばわかる。やはり俺たちは“最高”だった。
そうま:俺たち騎士Aは、この2年間で気持ちの部分でも経験という部分でも大きく成長してきました。“個”がひとりひとり輝くこのメンバーたちが、2022年春前の出来事をきっかけに“グループとはなんなのだろうか”“自分たちには今何ができるのだろうか”など、よりそれぞれの課題を見つけつつ、グループのために尽くす気持ち、団結力や士気がより高まった、振り返るとそんな日々だったなと思ってます。そんな自分たちがお届けする今作はひとりひとりが作詞を手掛けており、まさにこの2年間の俺たちを見ろよ!という想いが込められている作品になっています。もちろん、このフルアルバムはほんの始まりにすぎませんが、俺たちにしか出せない最高の音楽になっている、という自負があります。
しゆん:5人での新体制として、変えたい部分、変えなければいけない部分、変えてはいけない部分、その意気込みや覚悟を感じられる1枚になったと思います。ここまでついてきてくれたリスナーの子たちへの感謝や、これからも引っ張っていきたいっていう想いのこもった曲、“俺たちは変わらないぜ”っていう気持ちで歌った曲、更に進化した新しい一面を感じてもらえるような曲、いつも応援してくれているリスナーの子たち含めて騎士Aを構成しているすべての要素を詰め込むことのできたアルバムになったんじゃないでしょうか!
てるとくん:メンバー全員が作詞してさまざまなクリエイター様がお手伝いしてくださった初のフルアルバム、手応えしかありません! 自信を持って出すフルアルバムです。
まひとくん。:各々本気で思いをかけて作った作品。手に取ってくれた子に絶対に喜んでもらえる、史上最高の1枚が完成したと思います。
――「Steal」「Ⅴ Ace」について、作詞者のばぁうさんにお聞きします。タイトル通りのまさに心を“盗む”キラーフレーズの数々、メンバーそれぞれの艶っぽい歌声に心を奪われる「Steal」。<Only1>として<頂点>を目指す姿、<俺たちが” Knight A”>という力強い宣言も頼もしい「Ⅴ Ace」。それぞれに込めた想いやお気に入りポイントを教えてください。
ばぁう:「Steal」は、俺とリスナーの想いを織り交ぜて、“お前には俺が必要だよね?”って訴えかけるような気持ち。“ばぁうくんらしいよね”“ばぁうくんが作詞を担当したんだ”って一目でわかるかるぐらいにばぁうの色で染めた。この歌で、俺たちから離れられなくなって。歌唱メンバーのイメージにぴったりなセリフ、歌詞振りになっているので、是非チェックしてくれ!
「V Ace」は、もう思い出深すぎて。この曲には、“騎士Aはひとりひとりがオーリーワン。それぞれがエースに向かっていき5人が集まれば最強”という気持ちを込めた。俺は作詞するとき、音源を聴きながら音をはめていくのだが、ガイドボーカルの声をまったく聴かずに自分の声を当てはめていった結果……エンジニアさんから「これじゃ!ばぁうくん、作詞じゃなくて作曲だよ!!ww」と言われた(笑)。そして、歌詞も音の譜割りも最初から作り直し。スタジオに引きこもって7時間をかけて完成させた。この曲は、ライブで絶対映えると思う! 手を振るみんなと一緒に楽しめて、“俺たちがOnly1 No.1”なんだと知らしめる。
――ばぁうさん作詞曲「Steal」「Ⅴ Ace」に対して、メンバーみなさんが感じたこと、好きなフレーズは?
そうま:「Steal」に関しては、ばぁうの世界観が詰まった最高の作品になっています。<捧げろ>というセリフはじめ、<刻む証><俺の物>など、“俺色に染める”という想いが強く表現されているし、色気が伝わってきます。「Ⅴ Ace」に関しては“さあいくぞ”という始まりを強く感じさせてくれるものだと思いました。ワクワクさせてくれる要素がたくさんちりばめられているので、注目です。
しゆん:「Steal」の原型?みたいな仮歌を事前に聴かせてもらった時、めちゃめちゃばぁうらしいなーと思いました。本人がセリフのプロなので、「Steal」も「Ⅴ Ace」も全体にセリフがちりばめられています。聴いていてすごく楽しめる曲だなぁという印象ですね。ただ、自分はセリフが死ぬほど苦手&よりによってその曲が調整でリテイクになったので、正直けっこうキレたりしてたんですけど(笑)。いざ完成したら一番好きかもな、という曲になりました。「Ⅴ Ace」は<騎士 A>と掛け声を上げられる部分もあって盛り上がり要素最高!って感じなので、ライブでの鉄板ソングになるんじゃないかなと思ってます。
てるとくん:「Steal」はばぁうくん節MAXですね(笑)。セリフも入っていて、大人の魅力満点な騎士Aが楽しめます! 「V Ace」はノリノリな曲でめっちゃ盛り上がります!! 歌詞から考察したくなるようなワードに注目です!
まひとくん。:「ⅤAce」「Steal」共に、とにかく俺様的なカッコよさが詰まっている曲。かっこいいセリフも選びたいとこなんですが、「ⅤAce」サビの<騎士A>と叫ぶところがあるんですけど、そこが個人的に好きなフレーズです。ライブで盛り上がること間違いなしです!!
ばぁう
――「真世界」「I」について、作詞者のそうまさんにお聞きします。和なテイストに相応しい言葉選び、“武士道”ならぬ<騎士道>を掲げ、仲間や応援してくれる方たちの<全ての想い>を背負い突き進んでいこうとする不屈の精神が印象的な「真世界」。<君>=リスナーの方たちに優しく語りかけるように、<これから先も ずっと一緒だよ 掴んだ手離さない 俺が守るよ>と誓う「I」。それぞれに込めた想い、お気に入りポイントを教えてください。
そうま:「真世界」については、我々の代表曲でもある「決戦エンドレス」を彷彿とさせる一面もありますが、“新騎士Aがこれからどう活動に向き合っていくのか”がテーマになっていたりします。かつて一生を誓い合った仲間との約束、支えてくれる人たちの祈り、俺達が天下を取るその先まですべての日々が無駄ではなかったんだ、そんな想いがこの1文字1文字に刻まれています。「I」は、タイトルにもある通り主人公は俺、そうまが主体になっているお話でもあり、歌詞が自身の心情を表しているものもあったりします。<どしゃぶり>という表現は自分の涙を流した日々を連想させたり、<君>は今まで支えてくれた子たちの姿を連想させたり、俺たちは二人三脚で今までやってきたんだぜ、っていう気持ちがそこに込められていたりします。ぜひ堪能してほしいですね。
――そうまさん作詞曲「真世界」「I」に対して、メンバーみなさんが感じたこと、好きなフレーズは?
ばぁう:「新世界」は、「決戦エンドレス」に続く想いが募っていると思ってる。そまからたくさん、この曲に対しての想いを聞いた。歌詞のひとつひとつに、見ればわかる想いがあふれてる。マジでカッケェ歌! 絶対ライブで歌いたい!! 「I」は 本当に最初のコーラスからすべてかっさらわられた気持ちになる(笑)。サビはクセになる曲で、何回かこの曲が出る前に配信で口にしまったことがあるぐらい中毒性が高い。めちゃくちゃ好き。
しゆん:「真世界」は「決戦エンドレス」に続く和モノ、武士モノなので、「決戦エンドレス」の続編みたいな一面、見られ方もあると思うんです。そういう曲を作詞するのは結構プレッシャーがあったはずで、本当にすごいものを書いたなぁと思ってます。目まぐるしく移り変わっていくネット情勢の中で、突き進んでいく覚悟が見えて好きです。いっぽう、「I」はそうまのお兄さんらしさが前面に出てるなぁという印象です、これは収録してるとき俺もニッコニコで歌いました。
てるとくん:「真世界」の「決戦エンドレス」に続く和風なメロや歌詞、大好きです(笑)。<騎士道>というワードを使ったり、騎士Aの活動背景、生き様が歌詞に入ってるのが魅力です。「I」はノリノリな曲なんですが、歌詞をよく見て聴くと、いろんなものが見えてくる曲です。リスナーさんと一緒にどこまでも行こう。そんな思いで作ったのかなと思います。
まひとくん。:「真世界」は、歌詞ひとつひとつにこれからの僕たち騎士Aが見て取れます。そして、「決戦エンドレス」の魂、精神を継ぐ曲だと僕は思ってます。中でも、<振り返ると その手には 全ての想い>というフレーズはすごくパワーをもらえるし、好きです。「I」は、一度聴いたら絶対にハマってしまう中毒性があります。サビの音のはまりが気持ちよくて、すぐ口ずさんでしまいます。
そうま
――「Attention Lies」について、作詞者のしゆんさんにお聞きします。<君>と<僕>が織り成す夜の物語はダークファンタジーの色をまとっていますが、この世界観はどのように生まれたのでしょうか。艶やかさ、しなやかさ、華やかさも感じる歌唱について、メンバーそれぞれになにかオーダーをしたのでしょうか。お気に入りポイントも教えていただきたいです。
しゆん:メンバーにオーダーしたというより、自分がメンバーに合わせて書きました。メンバーにそれぞれの“女の子の落とし方”みたいなものがあるんですよ(断言)。その要素をリスナーに楽しんでもらえるように、努力しました。あと自分もそうだからたぶんリスナーもそうだろうっていう偏見なんですけど、基本人生って退屈じゃないですか。だから、そこから騎士Aが魅力的だけど危ない非日常、非現実へ連れ出してくれるっていうシチュエーションを楽しんでほしくて、“逃避行”という要素を入れて書きました。辛いときやなにかから逃げたいときは、この曲を聴いて騎士Aと一緒にトリップしてほしいです。その努力の甲斐あってか、メンバーからは謎に好評で嬉しいです。ばぁうそうまらへんは、一緒にいるときに延々と歌ってきます、配信中でも歌ってます、なんだこいつら。好き。
――しゆんさん作詞曲「Attention Lies」に対して、メンバーみなさんが感じたこと、好きなフレーズは?
ばぁう:最初の入りからしゆんワールド&語彙炸裂で、<Attention Lies>という締まりのよさ色気MAX。口ずさんでますいつも。わざとらしくしゆんの前で歌うと、彼は「ばぁうちゃん↑やめて↑↑」って言ってくるので、たくさん歌ってしまう。反省はしない!
そうま:第一声が<「くだらない」と吐き捨てて>ってそんなことある!? しゆんらしいというか、素直にかっこいい、って思いました。からの<12時過ぎた魔法を解いて>。怪しい夜の一面も見せながら次はどこに連れて行ってくれるのかなって思わせてくれる、そんなしゆんの作品がリスナーのみんなに早く届いてほしいな、って思ってます。
てるとくん:しゆちゃ感MAXです(笑)。オシャレな大人の世界的な曲であり、全部忘れてどこか一緒に連れ出してくれるような夢のように楽しい曲でもあります!
まひとくん。:大人の色気、ワードセンス、しゆんらしさが詰まっている曲。途中で息が詰まりそうになるくらい、世界観というか物語に飲み込まれてしまいます。歌い方にもしゆんらしい息遣いを感じてもらえると思うし、早くライブでみんなにお届けしたいです!
しゆん
次ページでは、てるとくん、まひとくん。の作詞曲についてお届けします。