諸葛孔明の衣装をまとう諸葛孔明(CV:置鮎龍太郎)らがリアルラップバトルも 『パリピ孔明』SPイベント『歌いまくり♪Party Time!』
TVアニメ『パリピ孔明』歌いまくり♪Party Time! (C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
TVアニメ『パリピ孔明』のスペシャルイベント『歌いまくり♪Party Time!』が9月4日(日)に千葉・幕張国際研修センター シンポジウムホールで開催された。
TVアニメ『パリピ孔明』の原作は、講談社が運営する漫画アプリおよびウェブコミック配信サイト『コミック DAYS』にて2019年に連載を開始した漫画。三国志の英雄にして天才軍師である諸葛孔明が渋谷に転生し、そこで出会った駆け出しのアーティスト・月見英子の夢を叶えるため、軍師として音楽シーンに革新を巻き起こす姿を描いた作品だ。
QUEENDOM (C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
『歌いまくり♪Party Time!』の幕開けは、アニメのオープニングテーマを歌うQUEENDOMが登場。「チキチキバンバン」のイントロが始まった瞬間、着席していた観客は一斉に立ち上がり、プレートライトを掲げてQUEENDOMのパフォーマンスに熱い眼差しを送り、会場のボルテージは瞬く間に最高潮に。
置鮎龍太郎 (C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
さらに、『パリピ孔明』らしいEDMにあわせ、諸葛孔明の衣装を身にまとった置鮎龍太郎が姿を見せ、そのままのキャラクターで出演キャストを呼び込む。月見英子役の本渡楓、KABE太人役の千葉翔也、久遠七海役の山村響、オーナー小林役の福島潤と続き、英子の歌唱キャスト・96猫と七海の歌唱キャスト・Lezelがスクリーンに映り出されると、会場は大きな拍手で包まれた。
96猫 (C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
Lezel (C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
その後、アニメを振り返るトークコーナーでは、置鮎龍太郎と千葉翔也がオーディション時のラップの裏話が飛び出した。オーディションでは、声の演技に加えて2人ともラップの披露があることを知ったという。ふたりは、オーディション前に“ラップを1曲”すべて覚えて練習したにもかかわらず、数小節の披露で終わったため「いつかどこかで披露したい」とお互い思っていたとのこと。ふたりが当時の想いを吐露したほか、数々の当時のエピソードが明かされた。
本渡楓 (C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
千葉翔也 (C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
さらに、アニメのラップシーンを振り返るトークでは、イベント用のアンケートで千葉翔也が「いつかステージやイベントなどでラップを披露したい」と答えていたことが話題に。やがて、「今この場所でラップを披露したらどうだ!?」という展開となり、諸葛孔明役の置鮎龍太郎も乗っかり、リアル「諸葛孔明(CV.置鮎龍太郎)VS KABE太人(CV.千葉翔也)」のラップバトルが実現した。2人とも完璧なラップを披露すると、会場の観客からは大きな拍手が巻き起こり、ステージ上のキャストからは称賛の声があがった。
山村響 (C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
福島潤 (C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
キャスト陣の「Let‘s Party Time!」の掛け声からアタック映像で、観客は一斉にスタンディングポジションへ。諸葛孔明(置鮎龍太郎)、KABE太人(千葉翔也)、オーナー小林(福島潤)の朗読劇が始まり、孔明によってBBラウンジ幕張特別ステージを満員するための計略が明かされる。その後、孔明が初めて英子と出会い、英子の歌を聴いたときの思い出とともに楽曲が紹介され、3D Virtual 英子(歌唱96猫)が1曲目となる「Be Crazy For Me」をパフォーマンス。続く朗読劇では、月見英子(本渡楓)が、観客の前で歌唱できた喜びと孔明の計略に感心しながら、さらに幕張を盛り上げる別のアーティストが控えているという孔明の伝言を思い出し、2曲目に突入。久遠七海(山村響)率いるAZALEAの3D Virtual AZALEA(歌唱Lezel)が登場して「UNDERWORLD」を披露した。
月見英子 (C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
続く英子と七海の2人の朗読劇では、親友かつライバルである2人のリスペクトを込めた会話の中で、英子が大好きな新生AZALEAの楽曲をリクエストして3曲目へ。AZALEAが「ChocoPate」を披露。続く英子と孔明の2人の朗読劇で、孔明はBBラウンジ2号をオープンさせるために幕張特別ステージで情報収集する狙いがあったことを明かし、そのためにはもっと多くの人に英子の曲を聴いてもらうある必要があるということで4曲目に突入。英子が「DREMAER」を披露。続く英子、孔明、KABE、オーナー小林の4人の朗読劇で、バイブスが上がる会場の熱気とこれからもっと成長できる手応えをお互いに確認しあった英子とKABE。
さらに、孔明によって幕張特別ステージの仕上げの指令がKABEに託され、熱い煽りラップから5曲目に。QUEENDOMが幕張特別バージョンとして「チキチキバンバン」Full Verを歌唱すると、バックダンサーに月見英子(本渡楓)、諸葛孔明(置鮎龍太郎)、KABE太人(千葉翔也)、久遠七海(山村響)、オーナー小林(福島潤)が踊る豪華も。朗読劇の最後には孔明が英子の夢への道と共にあることを宣言し、リアル朗読劇、3D Virtual LIVE、リアルLIVEが融合したBBラウンジ特別ステージの幕が閉じた。
イベント最後の締めくくりは、TVアニメ『パリピ孔明』のエンディングテーマ「気分上々↑↑」を出演者全員で歌唱。大盛り上がりの演出に、観客はプレートライトや手を振りながらジャンプし、ステージに熱狂していた。
TVアニメ『パリピ孔明』スペシャルイベント「歌いまくり♪Party Time!」夜の部は9月11日(日)まで視聴可能。また、昼の部がニコニコ生放送でのディレイ配信が行われることも決定している。