『ソードアート・オンライン』の著者・川原礫による完全新作小説『デモンズ・クレスト』が発売決定
2022年11月10日(木)に 『ソードアート・オンライン』『アクセル・ワールド』で知られる小説家・川原 礫による完全新作小説『デモンズ・クレスト』が株式会社KADOKAWAから発売されることが発表された。本作のあらすじも公開されているので引用する。
あらすじ
2031年6月6日。世界初の全感覚没入(フルダイブ)型VRMMO-RPG《アクチュアル・マジック(AM)》のテストプレイが開催された。雪花小学校6年1組・芦原佑馬(アシハラ・ユウマ)も、 AMテストプレイヤーの一人だ。
新たなテクノロジーが作り出す《アクチュアル・マジック》のVR世界に驚き、精緻なリアリティで彩られたファンタジーフィールドに感動し、様々な職業(クラス)になったクラスメイトとともにダンジョンボスを協力して倒し、そして堂々たるファンファーレと共に感動のエンディングを迎え……限られたテストプレイタイムは終了。
未だかつてない経験に衝撃を受け、 満足と未練と共にAMからログアウトする――
はずだった。しかしそんな《完璧な未来》が、 ユウマたちのもとへ訪れることはなかった。ダンジョンボスを倒した後、ユウマの足許から噴き上がった奇妙な赤い光が、 アバターを包み込む。
そして意識を失ってしまう。気づけばユウマは、 AMから強制的にログアウトしていた。
ひとまずは無事に現実へと帰還しホッと安堵するユウマだが……彼がそこで目にしたのは、ゲームの舞台《AM》と《現実》が融合した《新世界》だった。
事態が飲み込めず、 混乱するユウマ。そんな彼の前に、 同じくログアウトしてきた、 クラス一の美少女・綿巻すみかが現れる。しかし、 彼女の容姿は悲劇的なほどに変貌していた。まるで、 ゲーム内の『モンスター』としか思えないもので……「――これはゲームであって、 そして現実だ。 」
川原 礫が送る最新作!VR(仮想現実)、 AR(拡張現実)に続く、 今後の舞台はMR(Mixed Reality)《複合現実》でデスゲーム!
登場人物
芦原佑馬
芦原佑馬(アシハラ・ユウマ)
出席番号:二十三番 AM内職業:魔物使い本作の主人公で11歳の少年。 のぞみ市立雪花小学校の六年一組に在籍し、 親しい友達からは「ユウ」と呼ばれている。
芦原佐和
芦原佐和(アシハラ・サワ)
出席番号:一番 AM内職業:魔術師ユウマの双子の妹。 あだ名は「サワ」。 MMOゲームのコアゲーマーで《AM》においても冷静な判断で兄達をサポートする。
近堂健児
近堂健児(コンドウ・ケンジ)
出席番号:二十七番 AM内職業:戦士ユウマの親友。 あだ名は「コンケン」。 自分よりも友達のために本気になれる性格で、 ユウマたちパーティーの中では明るいムードメーカー的な存在。
茶野水凪
茶野水凪(サノ・ミナギ)
出席番号:五番 AM内職業:僧侶サワの親友で、 ユウマとは家が隣同士の幼馴染。 あだ名は「ナギ」。 おっとりしており、 誰にでも優しくできる性格の持ち主。
アニメ『けいおん!』、 劇場アニメ『HELLO WORLD』のキャラクターデザインを担当する堀口悠紀子がイラストを担当する本作。ニコニコチャンネル「川原 礫チャンネル」では、 2022年9月12日(月)19時より、 『デモンズ・クレスト』特別番組の生配信も行われるとのことだ。
ファン待望の本作、発売が待ち遠しい。
リリース情報
『デモンズ・クレスト1(仮)』
川原 礫新作特集! 礫チャン特大スペシャル回【川原礫チャンネル#026】