「キュビスム以前」のピカソに迫る展覧会、青の時代&バラ色の時代に注目
『ピカソ、天才の秘密』展が、1月3日から愛知・愛知県美術館で開催される。
20世紀初頭に、複数の視点から捉えた対象を1つの画面に収める技法「キュビスム」をジョルジュ・ブラックと共に生み出したパブロ・ピカソ。同展では、ピカソの少年時代からキュビスムの創始と、その後の1920年代までの前半生を紹介する。
展示作品は、社会的に疎外された人々を独特の青い色調で描いた「青の時代」、ピンクを中心とした主調色を用いた繊細な表現の「バラ色の時代」に光を当て、キュビスム以前の作品群を中心に構成。パリ国立ピカソ美術館、バルセロナ・ピカソ美術館をはじめ、世界各国の美術館や個人肖像家から集められた約70点が展示される。
イベント情報
『ピカソ、天才の秘密』展
2016年1月3日(日)~3月21日(月・振休)
会場:愛知県 愛知県美術館
時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(1月4日、1月11日、3月21日は開館)、1月12日
料金:一般1,500円 高校・大学生1,200円
※中学生以下無料