『新テニミュ』、やっぱり大人も青春しています!~ミュージカル『新テニスの王子様』Revolution Live 2022 村上幸平、和泉宗兵、進藤 学、岸 祐二インタビュー

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2022.10.5
(左から)進藤 学、村上幸平、岸 祐二、和泉宗兵

(左から)進藤 学、村上幸平、岸 祐二、和泉宗兵

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ミュージカル『新テニスの王子様』初のライブイベントRevolution Live 2022がいよいよ幕を開ける。総勢37名のキャストが幕張メッセに勢揃い、本編同様しのぎを削って歌とダンスで燃え上がるこのステージに向け、今回は中学選抜メンバー&U-17(アンダーセブンティーン)選抜メンバーを翻弄するコーチが登場! 黒部由起夫役の村上幸平、齋藤至役の和泉宗兵、柘植竜二役の進藤 学、三船入道役の岸 祐二の4人が“オトナだからこそ”の視点で新テニミュの魅力を語ってくれた。

ーーまずはミュージカル『新テニスの王子様』(新テニミュ)に出演が決まったときのお気持ちから振り返っていただけますか?

:僕は(制作の)ネルケプランニングさんとは舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」以来の長いおつきあいなんですが、その後何度か2.5次元作品へもお声がけいただいたもののなかなかタイミングが合わず、この『新テニミュ』で久しぶりに出演が実現したという感じです。思い返せば『こち亀』も『新テニミュ』も同じプロデューサーさんでしたし、三ツ矢(雄二)さんの作詞というのも共通で、僕はずっとまた三ツ矢さんの作品を歌いたいなって思ってたんですよ。だからそれが……三ツ矢さんの詞を歌うことが叶って嬉しかったなっていうのもありました。でも最初は「『新テニミュ』? どんな役?」って、さすがに学生ではないと思うけど、まずは役について詳しく教えてくれ! という興味が先でしたね。ただどんな役にせよ、みなさんがいいと思って声をかけていただいたのならそれを全うするだけだなって思いましたし、ほんとになにもかもやってみなきゃわかんない状況。とにかく信じてやらせていただきますっていう気持ちでした。後輩で仲良くしている『テニミュ』(ミュージカル『テニスの王子様』の略)出身の子たちもたくさんいて、「ぜひやってください」と言ってくれてたのも嬉しかったです。

岸 祐二

岸 祐二

和泉:僕は衝撃でしたよ、ほんとに。最初は『新テニミュ』という概念が自分でわかっていなくて(笑)、『テニミュ』の新しいスタートみたいな感じかな? じゃあコーチとか南次郎みたいに誰かのお父さんとかかなと思ってたら、これは全く違う『新テニミュ』、『テニミュ』と同時進行で始める企画だとわかった。それからコーチを全部調べて……まだ誰になるかわからなかったのでね。でもまあ僕が三船なのは無理だよなってずっと思ってました(笑)。で、齋藤でということになりビジュアル撮影の日かな。初めて他のキャストが誰かっていうのを知って、そこでまた衝撃! 岸さんの名前を見つけて。僕、初舞台が岸さんと一緒だったんですよ。だから大先輩とまさか……しかも『テニミュ』の場で再会!? 人生ほんと何が起こるかわかんないなって。

:ハハハッ(笑)

和泉:あとね、今は僕も2.5次元の仕事も多くやらせてもらってますけど、やっぱりどこへ行っても「『テニミュ』出身です」っていう後輩たちの中にいると一種の疎外感というか……自分にはない目に見えない縦の強いつながりみたいなものに触れてたから遠巻きに「それいいな」と思ってたんですよ。でもこれからは晴れて自分も『テニミュ』出身……じゃないですね(笑)、『テニミュ』系だな、みたいな喜びが一番大きかったような気がします。いい大人になって、ついに晴れて『テニミュ』系。

村上:自分は『仮面ライダー555』という作品に出演したのが2003年だったんです。ちょうどその同じ年に『テニミュ』が一方で始まっていて……だから僕にとって『テニミュ』はすごい気になる存在ではあったんですよ、ずっと。で、仮面ライダーが終わった後も僕は映像の仕事がメインだったのでなかなか縁がなくて、その後舞台メインにシフトした時にはもう中学生をやるにはちょっと無理なお年頃になっていたので(笑)、「ああ『テニミュ』とはもう縁がないんだろうな」と思っていたら、今回『新テニミュ』という作品のコーチ役がある、と。そこで黒部のビジュアルを見た瞬間に「これは俺だ。絶対俺だ」と。

村上幸平

村上幸平

和泉・進藤・岸:おぉ〜っ。

村上:で、無事に出演が決まったのでよかったんですけど……和泉君と同じですね。これで僕ももう『テニミュ』に入って、『テニミュ』俳優の称号を手に入れたぞって感じです(笑)。今は。

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