戸田恵梨香はブラック&セピア、永野芽郁はタイトなゴールドロングドレスで登場 『母性』東京国際映画祭レッドカーペットを飾る
左から、永野芽郁、戸田恵梨香、廣木隆一監督 第35回東京国際映画祭レッドカーペット
10月24日(月)、第35回東京国際映画祭のレッドカーペットイベントに、映画『母性』の主演・戸田恵梨香と永野芽郁、メガホンをとった廣木隆一監督が登場した。
『母性』は、累計発行部数100万部(6月6日現在)を超える、湊かなえ氏の同名ミステリー小説を廣木隆一監督のメガホンにより映画化したもの。女子高校生が自ら命を絶った事件をめぐり、“愛せない母”と“愛されたい娘”の物語を描いた作品だ。娘を愛せない母親・ルミ子を演じるのは、戸田恵梨香。また、母に愛されたい娘・清佳を永野芽郁が演じる。さらに、ルミ子の実母“お上品なママ”で大地真央、ルミ子の夫の母“口が悪すぎる義母”役で高畑淳子、ルミ子の“無関心父”役で三浦誠己、ルミ子の親友“わけ知り顔女”役で中村ゆり、ルミ子の義妹“依存しすぎ娘”役で山下リオらが出演している。
『母性』は、11月2日まで開催中の第35回東京国際映画祭にて、特別招待上映(ガラ・セレクション部門)されることが決まっている。3年ぶりに東京国際映画祭の屋外開催に注目が集まる中、チラついた雨もあがり晴れ間がのぞいた日比谷の会場に、戸田と永野がゴージャスでひときわ煌びやかな衣装をまとって登場。戸田は「母と娘の視点が交わって、果たして何が真実なのか、ぜひ見極めていただけたらと思います。深く考えさせてくれる作品になっていますし、芽郁ちゃんと頑張りました」、永野は「初めての東京国際映画祭のレッドカーペットで、長い!と驚きましたし、戸田さんとご一緒できるのが嬉しいです!この作品はきっと、何か届くものがあると思います」と、それぞれに喜びのコメント。
戸田恵梨香
永野芽郁
東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場に出現した長いカーペットでは、高層ビルと街路樹が立ち並びライトアップされた景色の中、海外からの豪華ゲストや、日本映画界を代表する面々が次々に登場。寒さを吹き飛ばすように盛り上がりをみせるなか、戸田、永野、廣木監督がメインステージに姿を見せると、会場は大きな歓声に包まれた。戸田が「このような映画祭に参加させて頂き、本当に光栄です。ありがとうございます」と胸いっぱいの様子で挨拶すると、詰めかけた多くのマスコミの取材に精力的に応えていく。戸田は「昨年は、芽郁ちゃんと(本作とTVドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』で)ずっと一緒にいたので、こうして2人でこのような舞台に立てるのが嬉しいです」と語り、永野も「初めての東京国際映画祭のレッドカーペットで、長い!と驚きましたし、戸田さんとご一緒できるのが嬉しいです!」と続けるなど、ふたりは笑顔満開で掛け合いを見せていた。廣木監督は、本作の前にも『月の満ち欠け』、『あちらにいる鬼』の2本の監督作に続き、この日3度目の登場を果たした。
廣木隆一監督
この日の衣装について問われると、戸田は「このロングドレスと、ゴージャスなアクセサリーがポイントです」とコメント。ブラックとセピアのコントラストが映えるロングドレスで目を引いていた。タイトなゴールドのロングドレスを身にまとった永野は「これまで自分にはなかったスタイルのアイデアだったのですが、華やかになれたと思います!」と自信をみせる。
左から、永野芽郁、戸田恵梨香、廣木隆一監督 第35回東京国際映画祭レッドカーペット
3日後の10月27日(木)に同映画祭内で行われるジャパンプレミアで日本初上映を迎える心境と、作品のみどころにも言及。戸田は「母と娘の視点が交わって、果たして何が真実なのかぜひ見極めていただけたらと思います。深く考えさせてくれる作品になっていますし、芽郁ちゃんと頑張りました」と永野にも目をやりながら力を込めると、永野も「(見どころは)戸田さん!現場で(シーンが進むにつれ)どんどん変わっていく見た目や言葉に注目してほしいです。この作品は、世代によって受け取り方もきっと変わってくると思いますし、何か届くものがあると思います」と戸田の演技を挙げてアピールしていた。
戸田恵梨香
永野芽郁
『母性』は11月23日(水・祝)全国ロードショー