シェイクスピア作品の登場人物が真の主役を奪い合う舞台、7人の役者たちのゲネプロまでの13日間を描く 映画『ゲネプロ★7』公開決定
三浦海里
『ゲネプロ★7』が2023年4月21日(金)に公開されることが決定した。
『SPEC』シリーズや『十二人の死にたい子どもたち』などで知られる堤幸彦監督がメガホンをとった映画。物語は、新人俳優・山井啓介が、若者から絶大な人気を誇る7人組ユニット・劇団SEVENのリーダーの突然の死後、新たなメンバーとして入団するところからスタート。劇中では、シェイクスピア作品の登場人物たちが真の主役を奪い合う新作舞台『シェイクスピア・レジェンズ』に挑む7人の俳優たちの、制作発表記者会見からゲネプロ(=最終リハーサル)までの13日間をミステリーとして描く。
本作に主演するのは、『八王子ゾンビーズ』、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズなどの舞台で活躍する三浦海里。三浦は、ABEMAで2020年9月から放送されたオーディション番組『主役の椅子はオレの椅子』で本作主役の座を獲得している。
堤監督、主演・三浦のコメントは以下のとおり。
堤幸彦(監督)
わずかの日程でしたが、人気はあるが目的を失った男達の劇団の悲哀を密室劇場空間でアクションたっぷりに撮影することができました。惚れ惚れする力量のキャストのパワーと魅力が満載です!是非、映画館という『劇場』で彼らと同じ舞台に立って下さい!
三浦海里(主演/山井啓介/妖精パック 役)
昔から沢山の作品を観てきた堤さんが監督ということで、撮影に入る前は「撮影が早く始まってほしい!」という気持ちと「このワクワクを取っておきたいから、始まって欲しくない!」という2つの気持ちがせめぎ合っていました。山井が<劇団SEVEN>に1人で入っていく設定は、他のキャストの皆さんのほとんどが今回初対面だったので、自分自身とリンクして、おどおどしている様子は演じやすかったです。ゲネプロで妖精パックを演じるシーンでは、「この役を楽しもう!」と思ってやりました。
――堤監督から三浦へのコメント。
オーディションを勝ち抜いてきた理由がよくわかった。
集団の中で存在感を出す事が天才的にうまい。逸材!
『ゲネプロ★7』は2023年4月21日(金)新宿バルト9他 全国ロードショー。