古賀葵、小原好美、鈴木崚汰、富田美憂が登壇『かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-』公開記念クリスマス舞台挨拶レポートが到着

TV放送に先駆け、現在劇場公開中の『かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-』。12月25日（日）に新宿バルト9で本作の公開記念クリスマス舞台挨拶が開催され、オフィシャルレポートが到着した。

舞台挨拶には古賀葵（四宮かぐや役）、小原好美(藤原千花役)、鈴木崚汰(石上優役)、富田美憂(伊井野ミコ役)が登壇。クリスマスにまつわるトークや、イベント不在の古川慎(白銀御行役)について”いないからこそ語れる凄いところ”など『かぐや様』トークを繰り広げた。

公開記念クリスマス舞台挨拶オフィシャルレポート

12/17(土)に公開初日を迎え、絶賛上映中の『かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-』。キャストが登壇するやいなや、場内は温かい拍手に包まれた。それぞれが「メリークリスマス！」の挨拶と共に集まった観客に向けて感謝の気持ちを述べ、早速クリスマスに欲しいものの話へ。

ケーキもチキンもちゃんと食べ、クリスマス気分をしっかり味わえたという富田が「愛犬と1日出かける時間」とプライスレスなプレゼントを挙げるなか、鈴木は迷わず「ロレックスです！」と即答。会場を笑いで盛り上げた。小原は「『かぐや様』生徒会メンバーでできる何かが欲しい」と共演者への愛溢れた回答に。古賀が「愛が欲しいですね！」と答えると観客からは拍手が湧き上がり、古賀の提案で、観客各々が手でハートマークを作って登壇者へ愛を送る場面もあった。

本作で舞台として描かれるものクリスマス。富田と鈴木が「恋愛の綺麗で美しい部分だけではない」と見どころを語り、小原は「新たな文化が生まれるでしょう……。」と意味深な笑みを浮かべ、本編で描かれる”藤原家のクリスマス”にも期待が高まる。古賀は「日常に溢れている小さな幸せを見つけやすくなる作品だと思う」と魅力をアピールした。

今回は会長・白銀御行を演じる古川慎が不在のイベント。トークは「いないからこそ語れる古川慎のここが凄い！」へ。

古賀が「この作品でいうと、白銀御行の内に秘めている部分をものすごく表現してらっしゃる。古川さんがやるからこそ、突き刺さるものがあるというか……」と言葉で表現するのに苦戦する様子を見て、小原が「心の奥底にある様な、気持ちを剥き出しにしてくれるところが……」とすかさずフォロー。それを受け古賀が「いつも白銀を背負ってらっしゃるんだな、というアフレコだった」と振り返ります。

キャラクターを演じる時、普段は”仕掛ける側”だという鈴木は「2期の体育祭で石上の過去が描かれたところで、僕の感情を引き出してもらえて。人の芝居に影響を与えることができるって、凄い役者さんだなと思いました」と、仕事やプライベートの相談もフラットにできるという。

同じく仕事の悩みを古川に相談したという富田も「クールな方だと思っていたんですが、私と同じ目線になって考えてくださって。なんてあったかい人なんだと思いました。みんなの兄貴的存在なんじゃないかなと。」と話した。

最後には、富田「会長の気持ちもすごくわかるし、かぐやの気持ちもすごくわかるなと。キラキラしたものも特別で素晴らしいんですけど、普段生活していくなかに何気なくある些細な幸せだったり、いつも通りの日常ってすごく幸せなことなんだなと思えた作品なので、皆さんもそんな気持ちになっていただけるのではないかと思っています」

鈴木「今回の作品でも、なぜ天才たちが恋愛頭脳戦をしてしまうのか、恋愛のベースが強く描かれているなと思いました。僕は劇場に足を運んでアニメーションで描かれる映画を観て、それをきっかけにアニメの世界にどっぷり浸かるようになったんですが、この作品にもそんなパワーがあるなと……。『かぐや様』を知らなくても、アニメを見たことがなくてもこの作品を観て何かのきっかけになってくれたらなと強く思っています」

小原「『かぐや様』始まったのが2019年。本当に素敵な赤坂先生の物語が皆さんにどう伝わるかと思いながら駆け抜けてきました。たくさんの『かぐや様』ファンの方々のおかげでここまでくることができました。皆さんに会えることを本当にいつも楽しみにしています。クリスマスもこうして感謝の気持ちを込めた物語をお届けすることができて非常に嬉しいです。何度観ていただいてもいろんな目線で見られる作品となっていますのでぜひ楽しんで、そしてお友達とか恋人とか、周りにいる人を大切にしてあげてください」

古賀「今年は一年間通して『かぐや様』でいろんな方々に会いに行けたり、たくさんの方と交流ができたり、私にとっても”かぐやYear”な年でした。アメリカにも2回行かせていただいて、本当に世界中からこの作品が愛されていることを直に肌に感じてきましたし、作品を通して文化の交流もできていると改めて感じました。日本を代表するようなアニメ文化に自らが関われていること、誇りを持ってこの作品を背負いこれからも生きていこうと思える一年になりました」

とそれぞれコメント。様々なイベントを振り返りながら古賀は自身の体調が優れず登壇が一時危ぶまれた”TVアニメ『かぐや様は告らせたい』奉心祭 in AKIHABARA”を思い返し「キャストのみんなが嫌な顔ひとつせずに助けてくれて、裏で支えてくださったスタッフさんもそうですし、本当に心強い、かっこいい尊敬できる人たちと仕事ができて幸せだなと思いました」と涙混じりに語り、「この作品にいろんな想いも込めているので、特別上映を浴びて帰っていただけたら嬉しいです」と締めくくり”かぐやチーム”の絆の強さを感じるイベントとなった。

『かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-』は現在上映中だ。