日本抽象美術の先駆者・恩地孝四郎の回顧展に約400点、海外流出作品も

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2016.1.1
 『抒情「あかるい時」』1915、木版・紙、東京国立近代美術館

『抒情「あかるい時」』1915、木版・紙、東京国立近代美術館

『恩地孝四郎展』が、1月13日から東京・竹橋の東京国立近代美術館で開催される。

恩地孝四郎は、日本における抽象美術の先駆者であり、創作版画の大成者として知られるアーティスト。1914年に20代前半の美術学生だった田中恭吉、藤森静雄と共に雑誌『月映』を創刊、1955年に逝去するまでに油彩、水彩、素描、写真、装丁、詩など様々な領域で作品を発表した。

同展は、日本では約20年ぶりとなる恩地の回顧展。大英博物館、シカゴ美術館、ボストン美術館、ホノルル美術館が所蔵する62点の作品や初期の代表作である『抒情』シリーズを含む計約400点の作品から恩地の生涯を紐解いていく。

展示作品は、木版画と詩の同人誌『月映』に始まる初期から、油彩画やペン画を経て木版に回帰した中期、外国人たちの評価を背景に抽象版画を探究した晩年の3部構成で紹介。会期中は講演会などの関連イベントも開催される。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。

イベント情報

『恩地孝四郎展』

2016年1月13日(水)~2月28日(日)
会場:東京都 竹橋 東京国立近代美術館 1階企画展ギャラリー
時間:10:00~17:00(金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜
料金:一般1,000円 大学生500円
※高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料

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