ホークスと巨人が3/14に熊本で対戦! チケットは一般販売中
福岡ソフトバンクホークスと読売ジャイアンツが3月14日(火)に熊本で対戦する
福岡ソフトバンクホークスと読売ジャイアンツが、3月14日(火)にオープン戦を行う。会場はリブワーク藤崎台球場(熊本市)。なお、この試合はKKT熊本県民テレビ開局40周年記念試合として開催される。
ホークスは2月9日、A組とB組の春季キャンプ第2クールの3日間を終了した。初日は雨に見舞われたが、残り2日間は通常通りに屋外練習を実施。最終日の9日には今キャンプ初のシート打撃も行われた。
藤本博史監督は「この時期は投手の方が仕上がりの早さが目立つけど、打者が良かったね」と振り返った。ホーキンスがセンター左へ特大ホームランを放つと、近藤健介には“巧打者らしい”ヒットが飛び出した。さらにアストゥディーヨもヒットを放ち、期待の新戦力のバットから快音が響いた。
昨季のホークスは76勝65敗2分で、勝率ではオリックス・バファローズに並ぶも、直接対決で負け越し、リーグ優勝できなかった。プロ野球史上初の同率2位という悔しさを晴らさんものと、今季はキャンプからチーム一丸で燃えている。
3月からはオープン戦に臨み、ペナントレースに向けての仕上げに入るが、3月14日にはセ・リーグでの覇権奪回に燃えるジャイアンツと熊本で顔を合わせる。
熊本県西原村出身の渡邉陸捕手
そこで注目したいのが、地元の熊本県西原村出身の渡邉陸捕手(22)だ。育成から21年8月に支配下登録され、昨季は5月28日の広島戦(交流戦)でプロ初安打となる本塁打を放った。2打席目も連続本塁打という離れ業。ギータ(柳田悠岐)2世候補に名乗りを挙げている。
交流戦後は出場登録抹消となったが、今季は師匠と仰ぐ中村晃に志願して2年連続で合同自主トレを行うと、春季キャンプからA組入り。大躍進が期待されている。
熊本といえば、昨季、史上最年少で三冠王となった東京ヤクルトスワローズの村上宗隆(23)の出身地だが、渡邉が中村のノルマを果たせば、あの「村上様」に一歩近づく。その助走とも言えるのがオープン戦。地元で結果を残し、開幕につなげたい。
ホークス期待の“打てる捕手”の熊本での胎動は、見逃せない。