川﨑星輝(少年忍者/ジャニーズJr.)主演 ドイツ家族劇 2作品同時上演『火の顔』が開幕【コメントあり】

ニュース
舞台
2023.4.8
 (C)阿部章仁

(C)阿部章仁

画像を全て表示(2件)


川﨑星輝(少年忍者/ジャニーズJr.)が主演を務める舞台『火の顔/アンティゴネ』。ドイツ家族の2作品同時上演も話題の本作のうち『火の顔』が2023年4月8日(土)に吉祥寺シアターにて初日を迎えた。

2021年に続いての再演となる『火の顔』は、ドイツ演劇界の新進気鋭の劇作家マリウス・フォン・マイエンブルクが現代の不条理を描いた作品、『アンティゴネ』は、戦後ドイツを代表する劇作家ベルトルト・ブレヒトが、ソフォクレスのギリシャ悲劇を、今日的な意味を加えて改作。この2作品を演劇やオペラ、映像作品などで活躍の深作健太が鋭い視点で演出する。

初日を迎えた『火の顔』の主役クルトは、今回が初主演となる期待の新星、川﨑星輝(少年忍者/ジャニーズJr.)。明日初日となる『アンティゴネ』の主役アンティゴネは、NHK朝の連続テレビ小説「舞い上がれ!」のヒロインの同僚・山田紗江役でも話題の大浦千佳が演じる。それぞれもう一つの作品でも重要な役どころで出演するほか、異なる時代の2作品を、敢えて同じ俳優が演じるという新たな試みに期待が高まる。

『火の顔/アンティゴネ』は、4月8日(土)から16日(日)まで同所で上演。当日券の販売などはオフィシャルサイトでご確認ください。

(C)阿部章仁

(C)阿部章仁

川﨑星輝(少年忍者/ジャニーズJr.)コメント

川﨑星輝です! ついに初日を迎えます。

ドイツ戯曲とは何か、という所から始まった稽古期間。戦争、文化、少し刺激しただけで爆発してしまう程、繊細な家族を考え続けた1ヶ月でした。

何故僕達は今、暴力に関する演劇を上演するのか、この舞台を通して是非皆様と一緒に考えたいです。僕の新しい一面、これからの可能性を見て頂けるよう全力で挑みます!

劇場でお待ちしてます!

<STORY>

『火の顔』
どこにでもいる、普通の四人家族。
父は現実から目を背け、母は自らの母性をアピールする。
姉は外の世界へ出る事を夢見て、弟は爆弾作りに没頭する……。
そこへ突然、現れる姉の恋人。
閉ざされた家庭に、新しい〈風〉が吹き込んだ時、思春期の少年に渦巻いていた〈炎〉は、音を立てて燃えあがる。――これは、現代の〈分断〉の物語である。

『アンティゴネ』
第二次世界大戦直後、焼跡のベルリン。
廃墟の中で、ギリシア悲劇〈アンティゴネ〉が演じられる……。
戦場から逃亡し、処刑された兄。
王クレオンは、彼の遺体を葬る事を禁じるが、アンティゴネはその禁を破って兄を埋葬し、捕らわれる。
個人として、〈人間〉の法を主張するアンティゴネと、王として、〈国家〉の法を主張するクレオン。

――同じキャスト、同じセットで描く〈戦争〉の物語。

 

公演情報

『火の顔/アンティゴネ』
 
◆日程 2023年4月8日(土)~4月16日(日)
◆会場 吉祥寺シアター
 
<出  演>
『火の顔』
川﨑 星輝(少年忍者/ジャニーズJr.)、富田健太郎/葉山  昴(ダブルキャスト)、大浦 千佳/小林 風花(ダブルキャスト)、宮地 大介、愛原 実花
 
『アンティゴネ』
大浦 千佳、宮地 大介、富田健太郎、小林 風花、葉山   昴、愛原 実花、川﨑 星輝(少年忍者/ジャニーズJr.)  
 
◆スタッフ
作:『火の顔』マリウス・フォン・マイエンブルク
  『アンティゴネ』ベルトルト・ブレヒト
翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季
演出:深作健太
音楽・音響・演奏:西川裕一 美術:伊藤雅子 照明:佐藤啓 音響:石神保
衣裳:上杉麻美 ヘアメイク:高取真樹 演出助手:小見山千里 舞台監督:金安凌平
プロデューサー:児玉奈緒子
主催・企画・制作:深作組/MAパブリッシング/Goh
 
◆公式WEBサイト hinokao-antigone.fukasakugumi-map.jp
◆Twitterアカウント @hinokaoantigone
 
◆料金 8,000円(税込) 2作品セット券(4月11日・12日・14日・15日・16日)15,000円(税込) 
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
シェア / 保存先を選択