森田剛と三浦透子が物語のもつイメージをドラマチックに表現 舞台『ロスメルスホルム』の公演ビジュアルが解禁
2023.6.9
ニュース
舞台
-
ポスト -
シェア - 送る
舞台『ロスメルスホルム』
2023年10月~11月に上演される、舞台『ロスメルスホルム』の公演ビジュアルが解禁となった。
「近代演劇の父」と称されているノルウエーの劇作家ヘンリック・イプセン。世界中で今もなお上演され続けている『ペール・ギュント』『人形の家』『野鴨』『ヘッダ・カブラー』など、現代を生きる私たちの心にも訴えかける名作を数多く世に残している。1886年に書かれた『ロスメルスホルム』は、古く凝り固まった時代から新しく解放されつつある時代の中、保守的な思想と進歩的な思想の人々との対立を、緊張感のある心理描写で描いた人間ドラマだ。
この、イプセンの作品の中で最も複雑で多面的な演劇という評価がある一方、最高傑作のひとつともいわれる本作品を、2019年読売演劇賞大賞・最優秀演出家賞に輝いた日本演劇界の巨匠・栗山民也が手掛ける。
主演のヨハネス・ロスメルを演じるのは森田剛。ヒロインのレベッカに三浦透子。共演には、浅野雅博、谷田歩、櫻井章喜、梅沢昌代と確かな演技力を持つ俳優が顔を揃えた。
そしてこの度、公演ビジュアルが完成した。全体の色味は水をイメージさせるひんやりした青味、そして部屋を照らすのは窓からの光のみ。窓の向こうには物語の鍵となる水車、そして代々続く保守的な家の閉塞感と冷たい雰囲気をドラマチックに表現している。ロスメルとレベッカの本当の関係にはいったいどのような感情が隠されているのか……ロスメルスホルム(ロスメル家)で繰り広げられる奥深い人間ドラマに期待しよう。
公演情報
『ロスメルスホルム』
【原作】ヘンリック・イプセン
【脚色】ダンカン・マクミラン
【翻訳】浦辺千鶴
【演出】栗山民也
【出演】森田剛 三浦透子 浅野雅博 谷田歩 櫻井章喜 梅沢昌代
【企画・製作】TBS/サンライズプロモーション東京
<愛知公演>
日程:2023年10月28日(土)・29日(日)
会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
お問合せ:プラット センター 0532-39-3090(休館日を除く 10:00〜19:00)
主催:公益財団法人豊橋文化振興財団
共催:豊橋市
<福岡公演>
日程:2023年11月3日(金・祝)~11月5日(日)
会場:キャナルシティ劇場
お問合せ:キョードー西日本 0570-09-2424(平日・土曜日11:00~15:00)
主催:TBS、サンライズプロモーション東京、RKB毎日放送
<兵庫公演>
日程:2023年11月10日(金)~11月12日(日)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
お問合せ:芸術文化センター オフィス 0798-68-0255
主催:兵庫県、兵庫県立芸術文化センター
<東京公演>
日程:2023年11月15日(水)~11月26日(日)
会場:新国立劇場 小劇場
お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
主催・製作:TBS、サンライズプロモーション東京