舞台『朧の森に棲む鬼』を“歌舞伎NEXT”として17年ぶりに上演 松本幸四郎 、尾上松也、中村梅枝ら出演

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2024.1.19
歌舞伎NEXT『朧の森に棲む鬼』

歌舞伎NEXT『朧の森に棲む鬼』

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2024年12月に新橋演舞場、 2025年2月に博多座にて、歌舞伎NEXT『朧の森に棲む鬼』が上演されることが決定した。

歌舞伎の新たなるステージを目指して銘打った“歌舞伎 NEXT”。2015年、東京・大阪において上演された『阿弖流為』に続き、待望の二作目の上演が行われる。

『朧の森に棲む鬼』は、2007年に松竹と劇団☆新感線がタッグを組み、市川染五郎(現・松本幸四郎)を主演に迎え、「INOUEKABUKI SHOCHIKU-MIX」の5作目として生まれた。そしてこの度、究極の悪を描いた伝説の舞台『朧の森に棲む鬼』を“歌舞伎NEXT”として17年ぶりに上演する。

シェイクスピアの『リチャード三世』を下敷きに、源頼光とその四天王が大江山に住む鬼神「酒吞童子」を退治するという「酒呑童子伝説」の世界を融合させ、中島かずき作、いのうえひでのり演出により上演され、今回は“歌舞伎NEXT”として歌舞伎俳優による歌舞伎ならではの演出や技法、受け継がれてきた様式美をふんだんに盛り込み、さらに魅力の増した作品としておくる。

(左から)松本幸四郎、尾上松也、中村梅枝、坂東新悟、尾上右近、市川染五郎、市川猿弥、片岡亀蔵、坂東彌十郎

(左から)松本幸四郎、尾上松也、中村梅枝、坂東新悟、尾上右近、市川染五郎、市川猿弥、片岡亀蔵、坂東彌十郎

出演は、松本幸四郎、尾上松也、中村梅枝、坂東新悟、尾上右近、市川染五郎、市川猿弥、片岡亀蔵、坂東彌十郎と歌舞伎界の今を牽引する華やかな顔ぶれが揃い、中島かずきといのうえひでのりのコンビが再び歌舞伎に挑み生み出す、“歌舞伎NEXT”第二弾。

どんな伝説を作り上げていくか、新たな『朧の森に棲む鬼』に期待が高まる。

公演情報

歌舞伎NEXT『朧の森に棲む鬼』
 
日程・会場:
2024年 12月  新橋演舞場
2025年 2月  博多座
 
作:中島かずき 
演出:いのうえひでのり
 
出演:松本幸四郎、尾上松也、中村梅枝、坂東新悟、尾上右近、市川染五郎、市川猿弥、片岡亀蔵、坂東彌十郎
 
〈作品概要〉
己の命を代償に大きな力を手にした男が、飽くなき野望を胸に嘘と裏切りを重ね上り詰めた先にあるものは、栄光かはたまた破滅か—。王座を手にするため魔剣を携え、敵・味方お構いなく嘘と裏切りを重ねていく権力に憑かれた男をめぐる壮大な物語を歌舞伎の手法を用いて新たに描きます。とどまるところを知らない〈究極の悪〉の真骨頂が新橋演舞場と博多座に。刺激的な舞台、“歌舞伎NEXT”をお見逃しなく!!
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