青柳文子、監督は「深い慈悲のある神のような存在」映画『知らない、ふたり』公開初日舞台あいさつ

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2016.1.10
左から今泉力哉監督、芹澤興人、木南晴夏、韓英恵、青柳文子 映画『知らない、ふたり』の公開初日舞台あいさつ

左から今泉力哉監督、芹澤興人、木南晴夏、韓英恵、青柳文子 映画『知らない、ふたり』の公開初日舞台あいさつ

1月19、映画『知らない、ふたり』の公開初日舞台あいさつに、木南晴夏、青柳文子、韓英恵、芹澤興人、今泉力哉監督が登壇。撮影の裏側についてトークを繰り広げた。

『知らない、ふたり』は『サッドティー』の今泉監督が描く恋愛群像劇。K-POPグループ・NU'ESTのレン、ミンヒョンが出演している。

主演の小風を演じ、今泉監督映画4作目の出演となる青柳は本作の印象を「脚本を読んだ時には、相変わらずの今泉節が流れているのではないかと思いました。そして作品を観てみて、今までよりは良い映画になっていると思いました(笑)」と会場を笑わせる。続いて監督の印象は?との質問には、「深い慈悲のある神のような存在だなと思っています」と、今泉節に負けない青柳節が飛び出し、会場も爆笑。

本作で初の韓国語での演技に挑戦した韓は、「韓国語はすごく大変でした。毎日翻訳家の方と言い回しやイントネーションなどすごく練習したんです。今泉監督の作品には出たいとずっと思っていたので、オファーをいただいた時はとても嬉しかったです」と、苦労と同時に今泉組に参加できた喜びを満面の笑みで語る。監督の演技指導について「俺、韓国語わからないから、もう終わった?みたいなそんな感じでした(笑)」と、楽しい裏話を披露した。その話を受けた今泉監督は、「必死で練習してきたのに、バッサリ切りました。」とコメント。韓国語に翻訳して長くなりすぎた台詞を約1ページ分カットしたという、驚きのエピソードを明かした。

一方、劇中で流暢な韓国語を披露している木南晴夏。韓国語が上手な理由を「以前ドラマで韓国人の役をやらせていただいた時は、日本語が上手い韓国人という設定でしたので、実際にはあまり韓国語を使うことがなかったのですが、共演が韓国人の方で、いろいろと教えてもらい韓国語の可愛さに魅力を感じ個人的に1年ぐらい韓国語学校に通っていたんです。今回、初めて本格的な台詞を韓国語で話しましたが、役に立ってよかったです」と明かした。

芹澤は本作の印象について「今回は真面目な芝居だったので、自分が出ているシーンを見るのは恥ずかしかった」と語る。さらに、本作の"今泉監督らしさ"は何か?との問いには「台詞の少ないところや台詞のリアルさ、編集への頑固さですね」と明かしていた。時おり、隣の監督と見つめあう姿が今泉組常連としてのチームワークの良さを見せていた。

また、今泉監督は同作でチャレンジしたことを質問され、NU’ESTについての逸話も披露。今泉監督は「今回は言葉に頼らないことをやってみようと思いました。NU’ESTさんと一緒にやることになった時にアイドル映画を作った方がよいのかなとも思ったのですが、プロデューサーはじめ周りの方々がアイドル映画にしなくていいとおっしゃってくださったので、自分自身は自由にストレスなくできたと思います。そして、いつも誰も幸せになれない作品が多かったように思ったので、今回は幸せにしていいのかなと思いながら作りました。」と語っていた。


なお、今後『知らない、ふたり』の上映劇場では、豪華ゲストやキャストと今泉監督のトークイベントが多数予定されている。

・1/12(火)18:00回上映終了後 新宿武蔵野館 松永大司監督 × 今泉力哉監督
・1/16(土)20:30回上映終了後 新宿武蔵野館 山下敦弘監督 × 今泉力哉監督
・1/18(月)18:00回上映終了後 新宿武蔵野館 深田晃司監督 × 今泉力哉監督
・1/23(土)10:00回上映終了後 シネ・リーブル梅田 青柳文子 × 今泉力哉監督
・1/23(土)13:00回上映終了後 京都みなみ会館 青柳文子 × 今泉力哉監督
・1/23(土)20:00回上映開始前 神戸元町映画館 青柳文子 × 今泉力哉監督
・1/25(月)詳細時間後日発表 新宿武蔵野館 成田凌 × 青柳文子 × 今泉力哉監督
・2/6(土)詳細時間後日発表 大分シネマ5 青柳文子 × 今泉力哉監督
・2/7(日)詳細時間後日発表 福岡KBC 青柳文子 × 今泉力哉監督

作品情報

『知らない、ふたり』


 

(2015/日本/106分/カラー/ビスタ/3ch)

監督・脚本:今泉力哉「サッドティー」

出演:レン 青柳文子 韓英恵 ミンヒョン JR 芹澤興人 木南晴夏

エグゼクティブプロデューサー 杉原晃史 中野秀紀 藤原俊輔 
プロデューサー 紀 嘉久 YAN SONJU 
ラインプロデューサー 飯塚信弘

撮影 岩永 洋 
美術 飯森則裕 
録音 根本飛鳥 
音響効果 大塚智子 
スタイリスト 関 敏明 
ヘアメイク 寺沢ルミ 
助監督 平波 亘 
制作担当 大谷 弘

音楽 アルプ (オリジナルサウンドトラック SELECTIVE RECORDS) 
主題歌「Cherry」NU’EST (アリオラジャパン)

製作 日活 ソネットエンタテインメント アリオラジャパン 
制作プロダクション ジャンゴフィルム 
制作協力 日活調布撮影所

配給 CAMDEN 日活 
宣伝 CAMDEN  
(C)2015 NIKKATSU, So-net Entertainment, Ariola Japan

 

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