加藤健一事務所が“口からでまかせ”ばかりのドタバタ・コメディ 舞台『二人の主人を一度に持つと』を上演

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2024.3.14
『二人の主人を一度に持つと』

『二人の主人を一度に持つと』

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2024年5月9日(木)~5月19日(日)東京・本多劇場、5月25日(土)兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて、加藤健一事務所による舞台『二人の主人を一度に持つと』が上演される。

本作はヴェネツィア共和国の劇作家カルロ・ゴルドーニによるコメディ。役者アントニオ・サッコのために書かれ、1746年ヴェネツィアにて初演。もとは筋書きのみであったが、後に台本化した。1947年にミラノ・ピッコロ座が現代の舞台として蘇らせると同劇団の看板演目となり、現在に至るまで上演され続けている。

ヴェネツィアが舞台の本作。“口からでまかせ”ばかりのドタバタ・コメディで、加藤健一事務所でこの地を舞台にした作品を上演するのは、今回が初めてとなる。舞台上を役者たちが汗を流しながら必死に駆け回る姿には、ただただ笑えてしまうこと間違いないだろう。

演出は鵜山 仁が務め、加藤健一、清水明彦(文学座)、奥村洋治(ワンツーワークス)、土屋良太、坂本岳大、小川蓮(扉座)、佐野匡俊、加藤 忍、増田あかね(俳優座)、江原由夏(扉座)が出演する。

 
【STORY】
18世紀、ヴェネツィア。とある男性主人の召使い・トゥルッファルディーノ(加藤健一)は、仕事中、召使いを雇いたいと言う男に出会う。「二人の主人に仕えれば、給料も2倍になる!」と思いついたトゥルッファルディーノ。主人が増えたことで起こる数々の難題を、ウソでごまかし乗り越えていく。けれども彼の周囲の人々は、男装中・婚約破棄・恋人との死別…などなど、カオスな状況。そこへトゥルッファルディーノのウソがとんでもない誤解を呼び、事態は大混乱!お調子者のトゥルッファルディーノ、果たして上手く場を収められるのか?


加藤健一 コメント

加藤健一

加藤健一

またまた大冒険をしてみたいと思います。
原題を直訳すると「二人の主人に仕える」となりますが、これはきっとマタイの福音書に書かれている「二人の主人に仕える事は出来ない」という言葉の洒落ではないかと勝手に解釈しています。
この名作に、演出の鵜山仁氏をはじめ、スタッフ全員と僕たち役者10名がどう立ち向かうのか…
今からハラハラ、ドキドキです。
今回もまた、登れるかどうか分からない険しい山に登ろうとする無鉄砲な僕の挑戦を、是非見届けにいらしてください。劇場でお待ちしています!

公演情報

加藤健一事務所 vol.117
『二人の主人を一度に持つと』
 
作:カルロ・ゴルドーニ
訳:田之倉 稔
演出:鵜山 仁
 
出演:
加藤健一、清水明彦(文学座)、奥村洋治(ワンツーワークス)、土屋良太、坂本岳大、小川蓮(扉座)、佐野匡俊、加藤 忍、増田あかね(俳優座)、江原由夏(扉座)

<東京公演>
日程:2024年5月9日(木)~5月19日(日)
会場:本多劇場
 
<兵庫公演>
日程:2024年5月25日(土)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
 
 
※5月9日(木)終演後に、ミニイベントを開催。内容は当日までのお楽しみです。
※5月19日(日)14時の公演に限り、目のご不自由なお客様を対象とした舞台装置の説明会を開催いたします。いずれも当日のをお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。
 
(全席指定・税込):
前売5,500円、当日6,050円、学生2,750円(学生証提示、当日のみ)
 
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