大泉洋が二刀流で堤真一と斬り結ぶ 映画『室町無頼』初の本編映像&場面写真3点を解禁

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2024.7.13
 (C)2025『室町無頼』製作委員会

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2025年1月17日(金)公開の映画『室町無頼』から、特報映像と場面写真3点が解禁された。

『室町無頼』は、2023年に『極楽征夷大将軍』で第169回直木三十五賞を受賞した垣根涼介氏の同名小説(新潮文庫刊)を原作とした映画。室町時代、“応仁の乱”前夜の京を舞台に、実在した土豪の首魁・蓮田兵衛(はすだひょうえ)らの闘いを描いた作品だ。メガホンをとったのは、『22年目の告白―私が殺人犯ですー』や『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』などの入江悠監督。

主人公・蓮田兵衛を演じるのは、大泉洋。大泉は剣の達人を演じ、50歳にして本格的な殺陣・アクションに初挑戦している。また、兵衛に拾われ身も心も成長する才蔵役で長尾謙杜(なにわ男子)、才蔵に棒術を教え込む老師役で柄本明、民を虐げ贅沢にふける有力大名・名和好臣役で北村一輝、高級遊女・芳王子(ほおうじ)役で松本若菜が共演。幕府から治安維持と取り締まりを任される悪党一味の首領・骨皮道賢を堤真一が演じている。

1461年、応仁の乱前夜の京。大飢饉と疫病が同時にこの国を襲った。加茂川べりにはたった二ヶ月で八万を超える死体が積まれ、人身売買、奴隷労働が横行する中世の暗黒時代。しかし、時の権力者は無能で享楽の日々を過ごすばかり。貨幣経済が進み、富める者はより一層富み、かつてない格差社会となっていた。蓮田兵衛は、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぐ自由人。しかし、ひそかに倒幕と世直しを画策する無頼漢。京とその周辺の悲惨な状況と窮民を見た兵衛は、立ち上がる時を狙っていた。一方、才蔵はすさまじい武術の才能を秘めながらも天涯孤独で夢も希望もない日々を送っていた。しかし、兵衛に見出され、鍛えられ、彼の手下となる。やがて、決死の修行を生き延びた才蔵の武器となるのは、“六尺棒”。修行を終えた時、超人的な棒術を身につけた才蔵の前に敵は無い。時は来た。才蔵だけでなく、抜刀(後の居合)術の達人、槍使い、金棒の怪力男、洋弓の朝鮮娘ら、個性たっぷりのアウトローたちを束ねる兵衛。ついに巨大な権力に向けて空前の大暴動を仕掛ける。行く手を阻むのは、兵衛のかつての悪友・骨皮道賢率いる幕府軍。“髑髏の刀”を手に一党を動かす道賢を前に、兵衛は命を賭けた戦いに挑む。

 
 

本編映像が初解禁される特報では、刀を両手に多勢に立ち向かっていく兵衛の両眼を捉えたカットからスタート。兵衛を筆頭に敵陣へと戦い猛進する無頼(アウトロー)たちの姿や、兵衛が二刀流で道賢と斬り結ぶシーンで締めくくられている。

(C)2025『室町無頼』製作委員会

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また、場面写真では、敵を斬りつけた直後の兵衛、険しい表情で刀を構える道賢、血と泥にまみれて六尺棒を手にする才蔵の姿が切り取られている。

『室町無頼』は2025年1月17日(金)公開。

 

作品情報

映画『室町無頼』
監督・脚本:入江悠
原作:垣根涼介『室町無頼』(新潮文庫刊)
 
出演:
大泉 洋
長尾謙杜 松本若菜
遠藤雄弥 前野朋哉 阿見 201 般若 武田梨奈
水澤紳吾 岩永丞威 吉本実憂 ドンペイ 川床明日香 稲荷卓央 芹澤興人
中村 蒼 矢島健一 三宅弘城
柄本 明 北村一輝
堤 真一
 
配給:東映
(C)2025『室町無頼』製作委員会
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