【SSPW12・5後楽園ホール大会】2人目の“女性版タイガーマスク”がデビュー! タイガー・クイーンと組んでジャガー横田の女子タッグ王座にいきなり挑戦 さらに王者・日高郁人と挑戦者・関札皓太が決戦への意気込みを語った!

2024.12.3
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SSPW12・5後楽園ホール大会に向け日高郁人(左奥)と関札皓太(右奥)が決戦への意気込みを語った

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『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.32~力道山先生ご生誕100年感謝興行~』が12月5日、後楽園ホール(東京都)で行われる。

大会に先立ち、11月29日(金)に初代タイガーマスク佐山サトル率いるストロングスタイルプロレスが都内で記者会見を行った。12・5後楽園ホール大会における女子プロレス3試合を追加発表、全対戦カードが出そろった。

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.32~力道山先生ご生誕100年感謝興行~』が12月5日、後楽園ホール(東京都)で行われる

会見にはBJW認定ジュニアヘビー級王座を争う日高郁人と関札皓太が出席。タイトルマッチへの意気込みを述べるとともに、女子のカードにはタイガー・クイーンに続く女性版タイガーマスク2号ともいえる「タイガー・プリンセス」デビューが電撃発表された。女子の追加対戦カードについて平井丈雅代表が説明を行い、初代タイガーマスク佐山サトルが期待のコメントを述べた。

タイガー・プリンセス

2人目の“女性版タイガーマスク”タイガー・プリンセスを紹介する平井代表

■『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.32~力道山先生ご生誕100年感謝興行~』
日時:12月5日(木)開始:18:30
場所:後楽園ホール(東京都)

<追加発表カード>

▼STOMPING presents SSPW認定女子タッグ選手権試合 60分1本勝負
〈王者/CRYSIS〉ジャガー横田(ディアナ)&藪下めぐみ(フリー)
vs
〈挑戦者〉タイガー・クイーン&タイガー・プリンセス

※初代王者組3度目の防衛戦。

▼シングルマッチ 30分1本勝負
Sareee(フリー)
vs
狐伯(プロレスリングwave)

▼3WAYマッチ 15分1本勝負
松本浩代(フリー)
vs
ダーク・チーター(DarkerZ)
vs
沙恵(柳ヶ瀬プロレス

<既報対戦カード>

▼レジェンド選手権試合 60分1本勝負
〈王者〉村上和成(フリー)
vs
〈挑戦者〉スーパー・タイガー
※第18代王者、2度目の防衛戦。

▼BJW認定ジュニアヘビー級選手権試合 30分1本勝負
〈王者〉日高郁人(ショーンキャプチャー)
vs
〈挑戦者〉関札皓太(大日本プロレス
※第11代王者、2度目の防衛戦。

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
船木誠勝(フリー)&間下隼人&阿部史典(格闘探偵団)
vs
澤田敦士(フリー)&関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)&ガイア・ホックス(フリー)
※対戦カードは変更となる場合がある。

決戦への意気込みを語った日高郁人(左)と関札皓太

■記者会見

タイガー・クイーン検定』実施! 全問正解者にはプレゼントも

平井丈雅代表「みなさま、本日はお忙しいなか、初代タイガーマスク佐山サトル総監主催『ストロングスタイルプロレス Vol.32』の会見にお越しいただき、誠にありがとうございます。大会の記者会見に先立ちまして、私の方からみなさまへのお礼と、ならびにプロレスアプリ『STOMPING(ストンピン)』さんとのコラボ企画についてご説明させていただきたいと思います。

今回、プロレスアプリSTOMPINGさんの主催におきまして、当社の所属選手である夕イガー・クイーン選手の『タイガー・クイーン検定』というものを行うことになりました。こちらのほうはタイガー・クイーンに関する問題を15問STOMPINGさんに設定いただきまして、それに対して回答者が答えるという形となっております。15問のうち12問正解の方には、認定証をプレゼントさせていただくことになっております。認定証は、当日会場にてお渡しします。

そして、15問中15問、全問正解の方には、こちらのタイガー・クイーン特製カードというのをプレゼントさせていただくことになります。その夕イガー・クイーンが出場する12・5後楽園の対戦カードを、STOMPINGさんプレゼンツという形で実施させていただきたいと思います。みなさま、よろしくお願いします」

関札皓太「とんでもない試合をして、必ずこのベルトを取り返したい」

関札皓太「大日本プロレスの関札皓太です。本日、ちょっとホントに慣れない雰囲気のなか、初めての経験が多すぎて、ちょっと戸惑っている部分が多いんですけど、少しお話させていただきたいと思います。

前回、日高選手にタイトルマッチで負けてから、ボク、思ったんです。こんなオジサンになりたいなと。やっぱり、年齢を感じさせない動ける身体作りであったりとか、オリジナリティー溢れる技の数々だったりとか、テクニックだったりとか。ボクやっぱり、将来こういうレスラーになりたいんだなと、そう思いました。

そんな日高選手から今回逆指名を受けて、BJW認定ジュニアのベルトに挑戦することが決定しました。佐山さんもいらっしゃるなかで、やっぱりこのスト口ングスタイルプ口レスのリングでヘタな試合はできないということで、ボクとであれば間違いない試合をできると、そう思ってボクは逆指名されたと思っています。

なのでその部分においてはボク自身純粋にうれしく思っています。そして、もうボクからね、あえてハードルを上げさせてもらいたいなと思っております。ホントにこの試合がボクの出世試合だと思えるような、とんでもない試合をして、必ずボクがこのベルトを取り返したいと思います」

初代タイガーマスク(右)の横で意気込みを語る日高郁人

日高郁人「ジュニアヘビー級が活性化する試合を見せる!」

日高郁人「ショーンキャプチャー・日高郁人です。私自身、プロレスラーとして、もう約28年になるんですが、小学生の頃に佐山先生の初代夕イガーマスクの躍動する姿を見て、プロレスラーを志しました。私もこうして格闘探偵団バトラーツでデビューして、1999年に初めて佐山先生とシングルマッチをさせていただきまして、いまこうして自身のキャリアも晩年に近づいたところで、佐山先生のストロングスタイルプロレスのコーチをさせていただいております。

試合もコーチ就任以降、参戦をさせていただきました。今回8月に関札皓太選手からこのBJW認定ジュニアヘビー級王座を奪取しまして、この王座の防衛戦をぜひこのスト口ングスタイルプ口レスのリングでやりたいと思い、今回、平井代表に直訴しました。

私としては、やはり佐山先生のこの団体でジュニアヘビー級というカテゴリーがないのは非常にもったいないと思います。今回大日本プロレスさんのベルトでありますが、関札選手と防衛戦を行うにあたって、非常に強敵でハードルの高い防衛戦になると思ってます。

前回の記者会見で佐山先生のお言葉も頂戴いたしました。この試合がキッカケとなって、今後このスト口ングスタイルプ口レスでもジュニアヘビー級が活性化していけばいいと思っています。そのキッカケとなる試合に必ずしてみせます。今回の試合、もちろん私もですが、将来的にこのストロングスタイルプロレスに入ってくる若者、そして集まってくる選手たち、彼らがジュニアヘビー級で争っていけるような、そういう環境作りがこの一戦を機にできたらと思っておりますので、ぜひご注目いただければと思います。よろしくお願いいたします」

――(日高へ)ジュニアヘビー級のタイトルがないとのコメントがあったが、レジェンド王座への対抗意識はあるか。

日高「そうですね。私のなかでレジェンド王座というのはやはりスーパー・タイガー選手、間下選手が中心となってやっていくというイメージがあります。間下選手も、私がコーチに就任した頃にはまだ80㎏台でしたが、いまはああいう形でスーパーヘビー級の身体を作りました。

現王者は村上(和成)選手ですけど、そういった選手たちで争っていってもらえればいいなと思うんですが、そのなかで私だったり、私の周りのジュニアの選手たちがたくさんこうスト口ングスタイルプ口レスに参戦してきましたが、そういう選手たちにもひとつの目標があった方が、より闘いとしては盛り上がっていくと思います。

今後ですね、そういうジュニアのタイトルができて、レジェンド王座は無差別級というカテゴリーになると思いますので、そのなかで軽量級でレジェンドとはまた違ったおもしろさを出していければと思っております」

――(関札へ)BJW認定ジュニア王座が日高の手に渡り、他団体に流出したベルトを大日本に取り戻したい気持ちと個人的に奪回したいとの思い。どちらの方がウエイトを占めているか。

関札「ボクは大日本プロレス一筋でやってきまして、BJW認定ジュニアのベルトも2度戴冠して、長期で防衛してきてという、大日本のジュニアと言えばボクであるっていう自負もあります。他団体に出ているほかの選手が持っているっていうのもあるんですけど、このベルトはボクのベルトなんで、このベルトを早くボクの腰に戻したいなという、そういう意識が強いです。

初めてなんですよね、このス卜ロングスタイルプロレスというリングに上がるのが。そのなかでファンもそうですし、関係者からもボクを知らない方たちがほとんどだと思うんで、ホントに異世界というか、もう海外に武者修行に行ったような気持ち。ボクのことを何も知らないみなさんに向けて、新鮮な気持ちで挑みたいと思っております」

関札皓太

――(日高)ストロングスタイルプロレスのジュニア戦線には、どのような資質を持った選手がふさわしいと思うか。

日高「そうですね、やはりストロングスタイルプロレスの名のもとに初代タイガーマスク、佐山先生の名のもとに行われるこのジュニアの世界というのは、いま多くプロレスラーが日本にもたくさんいますけど、やはりこのストロングスタイルプロレスというストロングな思想を持った選手に集まってもらいたいと思います」

――(関札へ)「空気の違いに戸惑っている」との発言があったが、どういったところにふだんとの違いを感じているか。

関札「そうですね、大日本プロレスでの会見といえば、やっぱり大日本プロレスの道場なんですよね。まずこの格式高いホテルのなかに入っているお店で会見することがまずないという。そして、この記者さんの人数の多さにも戸惑っています。でも逆に、今この景色に少し慣れたことで、本番の12月5日の後楽園ホール大会では緊張せずに臨めるのではないかと思っております」

決戦への意気込みを語った日高郁人(左)と関札皓太

初登場タイガー・プリンセスがジャガー横田の王者タッグに挑戦! 女子3試合が追加

平井代表「先週の記者会見では発表できませんでしたが、女子の全3試合が決定いたしました。このストロングスタイルプロレスにおいて、佐山サトル総監のご許可をいただき、女子プロレスの試合を1試合組んでから4年になります。その間に数々の女子の選手の試合、そしてタイガー・クイーン選手がデビューして、いまは全6試合のうち3試合は女子の試合として行っております。前回までジャガー横田選手に相談役としてマッチメークをしていただきましたが、今大会よりストロングスタイルとして女子の3試合を行うことになりました。

そして初めての発表カードがこちらの3試合となります。松本浩代選手、ダーク・チーター選手、沙恵選手。この3人は、ストロングスタイルプロレスにも過去にも何度も上がり、ダーク・チーター選手は悪のチームDarkerZとして活躍しております。どの選手をとってもストロングスタイルプロレスの女子のメインにこれから上がっていける実力者が3人揃っております。

そして、シングルマッチでSareee選手と狐伯選手。狐伯選手は初参戦となりますが、みなさまもご存じの通り、数々のリングで非常に元気いっぱいのファイトを行っていらっしゃいます。Sareee選手より今回ストロングスタイルの闘いをシングルマッチでガッチリやりたいという希望もあり、このカードを組ませていただきました。

さらにジャガー横田選手が藪下めぐみ選手とのタッグで、ウチの(女子)タッグ選手権王者となっています。その王者に挑戦いたしますのは、ストロングスタイルプロレスタイガー・クイーン、そして今回デビューとなります、同じく女性版のタイガーマスクであるタイガー・プリンセス。この2人が組んでジャガー横田選手、藪下めぐみ選手に挑戦させていただきます。ご注目いただければと思います」

――(初代タイガーマスクへ)タイガー・プリンセス選手にどのような期待をしているか。

初代タイガーマスク「タイガー・プリンセス選手。ここまで推された選手もいないと思います。この、みんなが推薦する選手に対して期待しています」

タイガー・プリンセスに期待を寄せる初代タイガーマスク佐山サトル総監

――(平井へ)タイガー・プリンセスがデビューするに至った経緯は?

平井代表「4年前に女子のマッチを始めて、ジャガー横田選手のお力、そして、それを受け入れてくださっている佐山総監の思いとともに、女子マッチが非常に盛り上がっております。ファンの方、関係者の方からも、女子マッチをもっともっと盛り上げてほしいと言われています。もちろんその女子が盛り上がれば、男子ももっともっと盛り上がるよう、選手たちがいま非常に切磋琢磨している印象があります。

スーパー・タイガー、間下隼人、そして横にいます日高コーチが男子のプロレスマッチを盛り上げてくださっております。その男子プロレスのマッチと女子のプロレスマッチが互いに切磋琢磨といいますか、盛り上がることで、佐山総監がつくるこのストロングスタイルのリングが盛り上がっていくと思っております。

その流れのなかで、『タイガー』という名前を持つ選手、これは実力があると認められた選手でなけれは、その任に就くことはできません。その実力を持った選手がタイガー・クイーンに並んで現れたという形になり、今回デビューの運びとなりました」

――タイガー・プリンセスはかなり期待されていると思うが、今日の会見にいないのはなぜか。

平井代表「まず試合、プロレスラーの本分は試合のなかの闘いですので、その闘いでまず見ていただきたい。その気持ちから記者会見ではなく、12月5日のリング上で見ていただければと思いました」

――タイガー・クイーンのときには大々的に会見に登場した。クイーンのような期待がプリンセスにはかけられていないのか。

平井代表タイガー・クイーン選手と同じく、それ以上と言ってはアレなんですけど、少なくとも同じくらい、タイガー・クイーンと同じ大きな期待をもっています。それは実力を持っているからこそのこと。大きな期待を持ってプリンセスをリングに迎えたいと思っております」

――タイガー・プリンセスがこの場にいないのは団体としては当日まで“謎”にしておきたいのでは。タイガー・クイーンは「初代タイガーマスク、ジャガー横田が育てた選手」としてデビュー。プリンセスに関してはどうか。ジャガーが育てたのか、言える範囲で。

平井代表「その質問につきましては、まずリング上のファイトを見ていただきたいという答えになります。そして、まったく秘密というわけにもいきませんので、こちらの写真で本日発表とさせていただきたいと思います。タイガー・クイーン同様、初代タイガーマスク佐山サトル総監に認められた女子のレスラーが1人デビューすることになりました。みなさまの応援よろしくお願いします」

――Sareeeは狐伯とのシングルが組まれた。前回の(11・5)新宿FACEでは、Sareeeが女子タッグ王座挑戦を希望し、EvolutionのChiChiがパートナーになるような流れに見えたが。

平井代表「先日、そのような試合の流れがあったと聞いております。あらためましてSareee選手に選手権への思い、そして次のストロングスタイルでどう闘っていきたいかということを話し合いました。そのうえで、今回はシングルでストロングの試合をガッチリと、一対一でやりたいと、そのような希望がございましたので、このカードを組まさせていただきました」

――Sareeeは以前からタイガー・クイーンとの一騎打ちを熱望していた。今後実現の見通しは?

平井代表「2人の闘いにつきましては、本年、3回タッグマッチで闘っており、本人たちも自分たち同士がライバルであるだということも認識していると思っております。この2人が闘えば、とてつもないストロングな闘いができるとは思っております。

目の前の試合をストロング試合としてガッチリぶつかり合い、その試合が終わり、また次に何を求めるのかというのを、選手が考えることでしょう。それを尊重したうえで今後もカードを組んでいきたいと思っております」

――タイガー・クイーンとタイガー・プリンセスというリングネームだが、2人の間に血縁関係は?

平井代表「血縁関係はありませんが、ストロングスタイルプロレス、初代タイガーマスク佐山サトル総監の団体です。団体という意味では先にデビューしたクイーン、そして今回デビューするプリンセス。もしかしたら姉妹と言ってよろしいのかも知れません」

――佐山先生、タイガー・クイーンとタイガー・プリンセスの2人は、この先のストロングスタイルプロレス、並びにこの先のプロレス界を大きく変えていく存在になると思うか。

初代タイガー「私がクイーンを教えたときにはあまりにも制約が多くしすぎたのに対し、プリンセスの場合は独特なファイ卜をして自分本位で自由に動き回ってもらいたいなと。さっきも言った通り、みんなの推薦がすごく強い選手なので、これは何かやってくれるという予感がしています」

平井代表「初代タイガーマスク佐山サトル総監が主宰いたしますストロングスタイルプロレス、これからも佐山総監の信念、思い、プロレスに対する誇りの下に、邁進していきたいと思います。

そして、今日ここに出席していただいております、第11代大日本(BJW認定)ジュニア王者・日高郁人選手、そして大日本プロレス関札皓太選手。このお二人が織りなすジュニアヘビー級の、新たなストロングスタイルプロレスの時代の幕開けになると思います。

関札選手におかれましても、このストロングスタイルプロレスで佐山サトル総監がご覧になるこのリングで闘うことで、さらにワンステップ、ツーステップ、スリーステップ、世界に羽ばたいていっていただきたいと思います。これからも佐山サトル総監率いるストロングスタイルプロレス、そしてそのリングに参戦する選手への応援をよろしくお願いいたします」

イベント情報

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.32~力道山先生ご生誕100年感謝興行~』

日時:12月5日(木)開始:18:30
場所:後楽園ホール(東京都)

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  • 【SSPW12・5後楽園ホール大会】2人目の“女性版タイガーマスク”がデビュー! タイガー・クイーンと組んでジャガー横田の女子タッグ王座にいきなり挑戦 さらに王者・日高郁人と挑戦者・関札皓太が決戦への意気込みを語った!