クランチロール『Ghost of Tsushima』アニメ化、マンガアプリ『Crunchyroll Manga』の提供も発表

ニュース
アニメ/ゲーム
2025.1.7

クランチロールは、アニプレックス、ソニー・ミュージックエンタテインメント、PlayStation Productionsと共に、オープンワールド時代劇アクションアドベンチャーゲーム『Ghost of Tsushima』(ゴースト・オブ・ツシマ、制作:Sucker Punch Productions)のオンラインマルチプレイモード「Legends/冥人奇譚」のアニメシリーズ製作と2027年の公開予定を発表した。

これはアメリカ・ラスベガスで1月6日(現地時間)に開催された『CES 2025』のソニープレスカンファレンスにおいて発表されたものになる。

本アニメシリーズは、クランチロールとアニプレックスが共同で製作。監督は水野貴信、シリーズ構成は虚淵玄(株式会社ニトロプラス)が務め、アニメーション制作は有限会社神風動画、音楽は株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが担当する。スタッフ・キャストの詳細は順次発表されるとのこと。各社からのコメントも届いている。

<クランチロール プレジデント ラウール・プリニ コメント>
PlayStation StudiosとPlayStation Productionsの経験、Sucker Punch Productionsとアニプレックスのクリエイティブチーム、ソニー・ミュージックを代表するアーティスト、そしてクランチロールのファンファーストなグローバルマーケティングなどが一丸となる本プロジェクトは、ソニーグループのクリエイティブシナジーを示すものです。『Ghost of Tsushima』のアニメ化は、大胆かつ画期的なアニメスタイルで、ファンに本ゲームの新たな楽しみ方を提供します。

<PlayStation Productionsを率いるAsad Qizilbash氏 コメント>
数々の映画やテレビ作品を通じて、当社が持つゲーム資産のクオリティと多様性を証明してきた当社にとって、初のアニメ作品を発表できることはこれ以上にない喜びです。『Ghost of Tsushima』の没入感ある世界と、夢幻の世界を舞台にした「Legends/冥人奇譚」モードは、本プロジェクトに完璧なキャンバスを提供します。アニプレックスは、Sucker Punch Productionsの大ヒットゲームを素晴らしいアニメシリーズに翻訳する完璧なパートナーです。

<ソニー・ミュージックエンタテインメント プレミアム・コンテンツ プレジデントのTom Mackay氏 コメント>
弊社に所属するアーティストがこのような素晴らしいグローバルIPに携わる新たな機会を創出できることを嬉しく思います。総合的な視聴体験において音楽は重要な役割を担います。ソニーのパートナー各社と共に、世界中のファンに向けて魅力的なコンテンツを開発できることに興奮しています。

さらにクランチロールは、北米の有料会員向けにマンガアプリ『Crunchyroll Manga』の提供を発表。これによりクランチロールの有料会員ユーザーは日本の主要出版社の新旧含めた人気のマンガ作品を1カ所で楽しむことができるようになる。

本アプリは、まずはiOSとAndroidで英語版の提供開始が今年後半に予定されており、将来はウェブでも利用できるようになる予定。また、アニメ配信と同様に、対応言語が今後増える予定とのことだ。プレジデントのラウール・プリニからのコメントも届いている。

<プレジデントのラウール・プリニ コメント>
Crunchyroll Mangaは、日本の主要出版社のカタログを提供するプレミアオンラインマンガアプリとなり、私たちが愛するアニメにインスピレーションを与える原作への比類ないアクセスをファンに提供します。このエキサイティングな新事業でパートナーシップを強化することで、クランチロールの膨大なアニメライブラリ、Crunchyroll Game Vault、クランチロールストアを補完するさらなる価値を有料会員に提供できるようになります。調査によると、アニメファンの70%近くが少なくとも月に1回はデジタルマンガを読んでおり、マンガに対する絶大な需要が浮き彫りになっています。Crunchyroll Mangaは、このような関心の高まりに応えるだけでなく、アニメとマンガの世界的な人気継続を後押しします。

シェア / 保存先を選択