堂本光一、井上芳雄らが再集結 ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』ARENA LIVEが開催決定
ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』ARENA LIVEが、2025年8月2日(土)~10日(日)東京 ガーデンシアターにて開催されることが決定した。
シェイクスピア最後の作品として知られる『二人の貴公子』(共作・ジョン・フレッチャー)を、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターであり、『レ・ミゼラブル』初演を演出した世界的演出家ジョン・ケアードの脚本・演出により、堂本光一と井上芳雄の初タッグをえて、2018年7・8月に帝劇で世界初演を果たしたミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』。音月桂、上白石萌音、島田歌穂、岸祐二、大澄賢也らが集まった初演は、劇場を熱狂の渦にまきこみ、大絶賛を博した。
2020年夏には、初演の長丁場で絆が生まれたメインキャスト7名がそのままに、東京芸術劇場コンサートホールと東京オペラシティコンサートホールでミュージカル『ナイツ・テイル』inシンフォニックコンサートを開催。全ナンバーをリアレンジし、堂本と井上が演じるパラモンとアーサイトそれぞれの新曲も初披露された。2021年には、そのコンサート版で新たに生まれた新曲も盛り込んだ『ナイツ・テイル』の「完成形」ともいえる再演が帝国劇場、大阪・梅田芸術劇場に加え、福岡・博多座にて初上演された。
そしてこの度、東京を代表するARENAとして知られる「東京ガーデンシアター」に張りだし舞台を設け、毎公演6000名超の観客を前にかつてないスケールで届ける、ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』ARENA LIVEの上演が決定。自身の演出作、舞台『千と千尋の神隠し』が、世界最高の演劇賞ローレンス・オリヴィエ賞に今年度の最優秀新作演劇作品賞エンタテイメント部門にノミネートされた、ジョン・ケアードが、ARENAに合わせて脚本・演出を手掛け、新たな『ナイツ・テイル』を届ける。
今回は、堂本光一、井上芳雄、音月桂、上白石萌音、大澄賢也、島田歌穂ら、お馴染みの豪華キャストに、新たに宮川浩が加わる。演奏は、東京フィルハーモニー交響楽団の魅惑のフルオーケストラ初演以来の音楽監督、ブラッド・ハークが自ら指揮を手掛ける。また、邦楽をさらに充実させるべく、堂本光一と『Endless SHOCK』の輝かしい歴史を共にした石川直と日野一輝が新たに加わり、4名の太鼓奏者、篠笛・能管、尺八、津軽三味線奏者が、オーケストラと競演を果たす。
上演決定にあたり、堂本光一、井上芳雄のコメントが到着した。
堂本光一コメント
●『ナイツ・テイル』アリーナライブ上演決定について
アリーナライブには驚きましたが、どんな形になるんだろうと楽しみになりました。
前回のコンサートはコロナ禍でいろいろな制約もあったので、今回はお客様も思いっきり楽しんでいただけると思います。
●『ナイツ・テイル』楽曲の魅力について
ポール(・ゴードン)の楽曲はどれも素晴らしいです。
稽古場で出来上がっていく芝居と共にアレンジが加えられて完成していったその音楽世界に入っていくとミュージカル『ナイツ・テイル』が広がっていくんですよね。またその世界に入れることが待ち遠しいです。
●アリーナライブへの期待について
芳雄くんはもちろん、またみんなで『ナイツ・テイル』に挑めることがとても嬉しいです。実はジョン(・ケアード)、『ナイツ・テイル』を創っている時、「帝劇は大きすぎる」と言っていたんです。それが帝劇より更に大きく広い東京ガーデンシアターでやるという、この不思議な流れ(笑)。
アリーナライブで『ナイツ・テイル』のどんな世界観が広がるのか、ジョンの魔法を楽しみにしているところです。
井上芳雄コメント
●『ナイツ・テイル』アリーナライブ上演決定について
2020年にコンサートバージョンをやらせてもらい、音楽も素晴らしい『ナイツ・テイル』だからこそコンサートも成立したなと感じていました。
とはいえ、今回の6000人のアリーナライブは驚きました。
ジョン(・ケアード)が考えている全体像はまだわからないですが、装置家も来日予定で衣裳も本番同様につけるみたいなので、舞台上での動きも含めて本公演に近いライブになるのではないかと想像しています。
●『ナイツ・テイル』楽曲の魅力について
オーヴァーチュアを聞くだけでその景色を思い出し、感情が高まるポール(・ゴードン)の音楽はスケールが大きく、テーマパーク的な別世界感があるように感じています。
素敵なメロディばかりで、また歌えることが嬉しいです。
●アリーナライブへの期待について
再び『ナイツ・テイル』で、光一くんはじめ仲間たちと集まれることは大きな喜びです。
きっとジョンはアリーナライブとして新しい『ナイツ・テイル』を創るでしょう。
僕も全力でそこに乗っかっていくことを楽しみたいですし、お客様にも存分に楽しんでいただけるようにベストを尽くします。
公演情報
エミーリア音月桂 牢番の娘 上白石萌音 ヒポリタ 島田歌穂 シーシアス 宮川浩 ジェロルド 大澄賢也
脚本・演出 ジョン・ケアード
音楽スーパーバイザー・オーケストレーション・編曲・指揮 ブラッド・ハーク
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団 東宝ミュージック ダット・ミュージック