『文具女子博トーキョー』過去最高の規模で3年ぶりに東京で開催、文具マニア注目のおすすめアイテムや人気商品を紹介

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文具女子博トーキョー 2025.6.26(THU)~29(SUN)@有明GYM-EX

日本最大級の文具の祭典「文具女子博トーキョー」が2025年6月26日(木)から29日(日)まで有明GYM-EXにて開催される。2017年から始まった同イベントは累計来場者数60万人超えを記録した。今回は3年ぶりに東京での開催となり、過去最多の約160社が集結し、オリジナルグッズや会場限定の文具などが販売される。初日を目前にした25日(水)には、先行で入場できるプレミアムタイムを実施。

本記事では魅力的な文具がずらりと並ぶ会場の様子とともに、文具マニアの担当者がピックアップしたおすすめのアイテムをレポートしていく。

会場ではお祭り気分を楽しめるイベントも開催

文具縁日(手前)と文房宮(奥)

文具縁日(手前)と文房宮(奥)

今回は初夏の開催にあわせて「文具縁日」など日本ならではの遊び心あふれる企画も実施している。文具の神様が宿る神社「文房宮(ぶんぼうぐう)」も見どころのひとつ。買い物をしながらお祭り気分も楽しめる。浴衣で来場して気分を盛り上げるのもまた一興だ。

専用URLからダウンロードできる予習帖を用意しておくと便利

専用URLからダウンロードできる予習帖を用意しておくと便利

美しさにうっとり、ピエール・カルダン「Paw Pawシリーズ ガラスペン」

Paw Pawシリーズ ガラスペン3,960円(税込)

Paw Pawシリーズ ガラスペン3,960円(税込)

まずご紹介するのは見た目の美しさとなめらかな書き心地から人気継続中のガラスペン。ピエール・カルダンのガラスペンは猫の肉球がモチーフになっており、文具好きだけでなく猫好きの心にもグッと響くアイテムだ。今回は会場限定色としてグリーンのガラスペンを販売している。

限定色のインクで描き下ろされたイラスト

限定色のインクで描き下ろされたイラスト

Paw Pawシリーズ インク各色 2,640円(税込)

Paw Pawシリーズ インク各色 2,640円(税込)

ガラスペンだけでなく、思わず目移りしてしまいそうなさまざまな色のインクも販売している。「今回は春夏をイメージしたさわやかな新色Spring Greenのインクを会場限定で販売しています。いまはラメ入りのインクが特に人気で、新色にも水色のラメが入っています。ラメが入ることで文字や絵がきらりと輝くだけでなく、深みのある印象に仕上がるんですよ」

おすすめはピンクのガラスペンだそう

おすすめはピンクのガラスペンだそう

『文具女子博』限定のペン先が曲がった「i-Woodip」シマエナガデザイン

『文具女子博』限定のペン先が曲がった「i-Woodip」シマエナガデザイン

ラメなしのインクはガラスペンだけでなく万年筆にも使用可能。筆記具を変えて書き味の違いを楽しめるのも魅力のひとつだ。「インクは小瓶に入ったミニサイズで販売しています。気軽に試せるサイズなので、ぜひ好きな色を見つけてみてください」

推しを生活に取り入れる! トーキンコーポレーション「推し色スライドクリップ」

推し色スライドクリップ Sサイズ 10個入り440円(税込)、Lサイズ 6個入り528円(税込)

推し色スライドクリップ Sサイズ 10個入り440円(税込)、Lサイズ 6個入り528円(税込)

推し活にハマっている、という方にぜひおすすめしたいのがこちらのクリップ。色展開が豊富で、ピンクや紫など全9色のクリップが勢揃い。推しのアイドルやキャラクターに合わせて好きな色を選べるのが特徴だ。Sサイズはコピー用紙30枚、Lサイズはコピー用紙60枚まではさめるので使い勝手も抜群。

クリップは書類をはさむだけでなく、食品の袋を閉じる際に使用したり、収納ケースに取り付けて衣類やおもちゃの仕分けの目印としても活用できる。使い方次第で、推し色のクリップが日々の暮らしも楽しくしてくれるだろう。

使い方は自由そして無限大! クツワ「ログジャーナル」

ログジャーナル A6週間 各1,870円(税込)、MIFFY ログジャーナル A6週間 各2,200円(税込)

ログジャーナル A6週間 各1,870円(税込)、MIFFY ログジャーナル A6週間 各2,200円(税込)

『文具女子博トーキョー』では手帳も注目のアイテムだ。「ログジャーナル」は週間ページを開くと写真や雑誌の切り抜きなどを貼り付けて、メモや日記をひとこと書き添えられるようになっている。まるで絵日記のようなレイアウトなので、スペースを自由に使いながら大切な思い出を楽しく記録できる。

担当者のおすすめアイテムとともに

担当者のおすすめアイテムとともに

ペンとローラースタンプが一体になったスタンプペンセット 2,200円(税込)

ペンとローラースタンプが一体になったスタンプペンセット 2,200円(税込)

手帳にはテンプレートが付属しているので、写真やシールなどのサイズを簡単に調整できるのもポイント。「シールやスタンプでデコレーションするだけでも素敵なページに仕上がるので、文章を書くのが苦手で日記を続けられない……という方にも最適なんです」

切れ味抜群の「携帯はさみ」 1,100(税込)

切れ味抜群の「携帯はさみ」 1,100(税込)

思い出の記録だけでなく、自分の趣味やライフスタイルを記録する手帳として使うのもおすすめだ。「旅日記や推し活の記録などにも幅広く活用できます。ランチやディナーの写真をひたすら貼り付ければ、日々の食生活を見直すキッカケにもなるかもしれません(笑)。楽しいだけでなく、実用的な使い方ができるのもこの手帳ならではの魅力ですね」

最新のデジタルスマート文具「Neo smartpen R1(ネオスマートペン アールワン)」

「ネオスマートペン」とは、専用のノートに書いた文字や絵が即座にデジタル化されるペンのこと。ペンにカメラが搭載されており、ノートに印刷されているコードを読み込んでペンの動きを認識。リアルタイムで記載した内容がデジタル化される仕組みになっている。

Neo smartpen R1 ライトブルー 14,800円(税込)

Neo smartpen R1 ライトブルー 14,800円(税込)

デジタル化されたデータはアプリを通じてスマホに転送され、そのまま保存、管理が可能。紙のノートを持ち歩かなくてもスマホからいつでも内容を確認できるので、利便性がとても高い。メールやラインなどを通してスムーズに共有できるのもメリットだ。今回は限定カラーのライトブルーが『文具女子博』で先行販売されている。2025年発売の最新モデルで、シリーズのなかでも一番軽いのが特徴。ブースでは試し書きも実施している。

エモーショナルなパッケージに心躍る、越乃雪本舗大和屋「SWEET TRACKS」

SWEET TRACKS 各1,188円(税込)

SWEET TRACKS 各1,188円(税込)

文具だけでなくオリジナルのお菓子を購入できるブースもある。越乃雪本舗大和屋ではカセットテープのパッケージに入った干菓子「SWEET TRACKS」を販売。昼盤と夜盤の2種類があり、それぞれ味わいが異なるのも注目ポイントだ。

「インクの記憶」6個入 4,895円(税、送料込)

「インクの記憶」6個入 4,895円(税、送料込)

80年代を彷彿させるレトロなパッケージは食べ終わったあとも飾っておきたくなるかわいさだ。夏の甘くて、ちょっと切ない記憶を思い出しながらやさしい味わいの干菓子を味わってみてはいかがだろう。

伝統技術がペーパーアイテムに、ROKKAKU「文具女子箔袋」

文具女子箔 袋1,650円(税込)、箔押しパンダステッカー 各369円(税込)

文具女子箔 袋1,650円(税込)、箔押しパンダステッカー 各369円(税込)

箔押し技術を生かしたペーパーアイテムを展開する京都のブランド、ROKKAKU。メッセージカードやポストカードなどを詰め込んだ文具女子限定の福袋「文具女子箔袋」はぜひチェックしたいアイテム。どれも箔押しならではの高級感があり、特別な日に贈る手紙にも彩りを添えてくれる。

『文具女子博』でしか購入できない「箔押しパンダステッカー」もぜひ一緒にゲットしたい。パンダは全部で4種類。今回の東京開催にあわせて鮨を握る江戸前風のパンダも登場。チャーミングな表情に癒されること間違いなし、だ。

ほっこりと癒される、からふる屋のスタンプ

『文具女子博トーキョー』ではスタンプも種類豊富に取り揃えている。なかでもからふる屋では6名のクリエイターのスタンプを各種販売している。

眺めているだけでほっこりした気分になれる猫のスタンプや、浴衣を着た夏らしいクマのスタンプなど動物モチーフもたくさん揃う。何種類かを組み合わせて使うスタンプも人気商品だ。使い方次第で無地のメモ帳やふせんもおしゃれに変身する。メッセージカードやラッピングにも活用できるので、宝探しのような気分で好きなスタンプを探してみるのもいいだろう。

あのお土産とコラボ!? 東京ばな奈×古川紙工

古川紙工×東京ばな奈  ハコメモ各880円(税込)、ミニレターセット各440円(税込)、リングノート各880円(税込)、フレークシール各440円(税込)

古川紙工×東京ばな奈 ハコメモ各880円(税込)、ミニレターセット各440円(税込)、リングノート各880円(税込)、フレークシール各440円(税込)

東京で定番人気のお土産「東京ばな奈」がなんと文具に変身! 箱型のメモ帳、ミニレターセット、リングノート、フレークシールとして限定販売される。

それぞれのアイテムをよく見ると、おなじみのパッケージのデザインのほかにもう1種類、ゆるりとした雰囲気の東京ばな奈の文具柄イラストのデザインも。思わずセットで購入したくなるかわいさにも注目だ。

今回ご紹介したのはごく一部のアイテム。『文具女子博トーキョー』では約50,000点以上もの文具が販売されているので、会場に一歩足を踏み入れた瞬間から心がときめくだろう。どの文具を買おうかなと悩む時間もまた幸せなひととき。ぜひ自分だけのお気に入りの文具を見つけてほしい。

取材・文=丹下紋香 撮影=泉健也

イベント情報

『文具女子博トーキョー』
日程:2025年6月26日(木)~ 6月29日(日)
会場:有明GYM-EX(東京都江東区有明1丁目10−1)
アクセス:ゆりかもめ「有明テニスの森駅」から徒歩5分
 
時間:9:30~17:00(最終入場16:30)※最終日は16:00まで(最終入場15:30)
 
入場料:
【6月26日(木)・27日(金)】950円
【6月28日(土)・29日(日)】1,050円
※税込・システム利用料・発券手数料別
 
主催:文具女子博実行委員会(日販セグモ株式会社、株式会社エムディーエス)
 
公式サイト:https://bungujoshi.com/ 
予習帖キャンペーン:https://bungujoshi.com/news/20250530/
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