【ジャガー横田インタビュー】「『デビュー49周年記念大会~再臨~』はプロレスを知るには一番分かりやすい興行」7/29後楽園ホール大会
『ジャガー横田デビュー49周年記念大会~再臨~』は7月29日(火)後楽園ホールで開催
ジャガー横田が7月29日(火)に後楽園ホール(東京都)にて『ジャガー横田デビュー49周年記念大会~再臨~』を開催する。メインイベントでジャガー横田は今話題の上谷沙弥&尾崎魔弓とタッグを組み、志田光&スターライト・キッド&安納サオリと対戦。さらに、男子の試合やハードコア、変則バトルロイヤルなど多種多様な全5試合が組まれた。
本大会を前に主役であるジャガー横田に対戦カードへの思いなど話を聞いた。
(聞き手:伊藤翼)
『ジャガー横田デビュー49周年記念大会~再臨~』
日時:7月29日(火)18:30試合開始
場所:後楽園ホール(東京都)
〈対戦カード〉
■タッグマッチ30分1本勝負
伊藤薫(伊藤道場)& Sareee(フリー)
vs
神姫楽ミサ(JTO)& YuuRI(ガンバレ☆プロレス)
タッグマッチ30分1本勝負
■タッグマッチ30分1本勝負
ガッツ石島(TTT)& 神崎ユウキ(TTT)
vs
間下隼人(ストロングスタイル)& 槙吾(Mil gracias)
タッグマッチ30分1本勝負
■アルテミス・ロワイヤル選手権試合:変則ルールバトルロイヤル
【初代王者】AKINO(OZアカデミー)
【挑戦者】堀田祐美子(T-HEARTS)、アジャコング(OZアカデミー)、井上京子(ディアナ)、加藤園子(OZアカデミー)、藪下めぐみ(フリー)、ラム会長(暗黒プロレス組織666)、関口翔(フリー)、青木いつ希(ショーンキャプチャー)、叶ミク(T-HEARTS)
アルテミス・ロワイヤル選手権試合
■ハードコアルール3WAYマッチ30分一本勝負
DASHチサコ(センダイガールズ)
vs
世羅りさ(プロミネンス)
vs
夏実もち(プロミネンス)
ハードコアルール3WAYマッチ30分一本勝負
■6人タッグマッチ60分1本勝負
ジャガー横田 & 尾崎魔弓(OZアカデミー)& 上谷沙弥(スターダム)
vs
志田光(AEW/MAKAI)& 安納サオリ(スターダム)& スターライト・キッド(スターダム)
6人タッグマッチ60分1本勝負
引くときを考えなきゃいけないなと常に思いながら闘ってます
――今回49周年記念興行ということで、50周年を目前にされた今の気持ちはまずいかがでしょう?
「気づいたらもう50年近いのか、もう半世紀だなと思って。まあもちろんブランクはちょっとあるんですけれども、もう本当に人生は、やっぱり女子プロレスなんだなってつくづく思いました。考えました。そういうふうにしみじみ考えただけですけど、はい」
“王者の印”を身にまとい颯爽と手を挙げるジャガー横田
――この周年記念興行は最近毎年のようにやられてますけれど、ご自身の中でこの周年興行を一区切りにされている理由っていうのは何かあるんでしょうか?
「いつできなくなるかわからないからですね。やっぱりもう年齢も年齢ですので、怪我をしたときにはもうできなくなると思いますし、また怪我をしちゃいけないと私の頭の中で考えていますので、引くときを考えなきゃいけないなと常に思いながら闘ってますね。複雑な気持ちでいつもやってますね。闘ってる時は考えてませんけど、その前後に考えたりしますよね」
――やっぱりふとした瞬間に自分の中でも引退というものが頭をよぎる瞬間もある?
「そうですね。なのでまあ、あの2回目に復帰した時に引退はもうしませんと言って復帰しましたから、さりげなくフェードアウトがいいのか、しっかりといつで辞めますって言った方がいいのかっていうところが私の中で難しいところだなと思いながら、ちょっと考えますけどね」
――今コンディション的な部分はいかがなんでしょうか?
「すこぶる調子がいいですね。タバコも辞めてますし」
今は私がチャレンジなんだなって思いながら闘ってます
――今は若手の中に入られて試合されることも多いと思うんですけれど、そういう若手の成長っていうものはどう感じますか?
「すごく感じますね。2、3年前に私とデビュー戦をやった子と対戦する機会も多いので、やっぱり伸びしろの広さとか、あと最初の1年でとか2年でこんなに変わるんだっていうことを闘ってみて、実感しますね」
――やっぱり49年やられていると昔の女子プロレス今の女子プロレスの違いを感じるものなのでしょうか?
「うん、でもやっぱり時代なので、今私が“昔のプロレスは、昔のプロレスは”って言ったら置いていかれてしまいますので、そういう意味では、昔はこうだっていうものをアピールするわけでもなく、今の表し方、まあ私は私なのでジャガー横田として闘ってはいますけれども、今の時代の子たちにアドバイスするとか注意をするとかっていうのは一切ないです。1回も言ったことないと思います。それは今の時代だから。余計なこと言って変わってしまうのはよくないと思ってますので。ファンが選ぶことじゃないですか? いいか悪いかは。なので私が選ぶことではないという判断をしてますので、まぁ、ジャガー横田はジャガー横田の闘いをしますけれども、置いていかれないようにしなきゃいけないなという意味では、今は私がチャレンジなんだなっていうふうには思いながら闘ってますね。昔はチャレンジされてるじゃないですかずっと。私を退けなさいみたいな。そういう時代ではないということですね。それはしっかり自覚を持っているつもりです」
――数多くの団体に今立たれている中で、20代、30代の選手でこいつには負けたくないなって思うような若手はいらっしゃるんですか?
「今って試合に勝った負けただけではなく、パフォーマンス力であったり、なんか技であったりっていうのは、ちょっと私とは違うのかなと思いますね。やっぱり私、アピールっていうのは動きであったりとか技の完成度であったりっていう部分だと思うので、たくさん出せばいいものではなく、得意な技があったらこれをどういうふうに出していくかっていうことがとても大事で、私はそういう出し方をしたいと思っているんですよ。できれば決まるように、自分の頭の中で組み立てていきますけれど、今の若い人たちはどういう技の出し方をしてるのかなと、なんでも出せばいいと思っているのかな。それは果たしてファンのみなさんはその技の完成度とか、そういったものって見て感じているんであろうか……そういうことは客観的に考えたりしますね」
――最近だと伊藤薫さんの弟子がSareeeであったり、堀田祐美子さんの弟子が叶ミクであったり、そういう若い子たちの伸びっていうのもすごいですが、自分が教えた子でこの子が今一番伸びているなって感じたり、この子可愛がっててこういうところを見てほしいみたいな選手っていらっしゃいますか?
「今は若手を私が指導していないので、もちろんディアナの選手たちはリングがあって練習場があるということで着実に伸びてきてると思います。ディアナは新人がたくさん入ってきていますね。やはり、縦にちゃんと上からこう順々に選手がいるっていうことと、道場がある、リングがあるっていうことが、選手を目指す部分は安心だと思います。本当に充実している団体だと思います。選手が順々にいるっていうのは最高ですよね」
基本的には男子と女子は見るところが違うと思っています
――最近だと海外でも女子プロレスがすごい話題になってます。海外からのオファーがあったりはしますか?
「それが私ないんですよ! なんでないんだと思うぐらいですね。アメリカはあまり行ったことがないので、メキシコは行きましたけど。なのでチャレンジしたいですね、やってるうちにね。アメリカでね」
――ブル中野さんがSUKEBANをアメリカでやられていたり、レジェンドの方々も海外に行かれているので、やっぱりご自身としても海外にどんどんチャレンジしていきたいと?
「あとどれぐらいの期間できるか分かんないですけど、その間に経験は積みたいですね」
――メキシコにももう一度…。
「行けたらいいですね。衛生上はどうなってるかなと思います(笑)。お腹壊したくはないので。あのときは大丈夫でしたけど、若さがあったから。だから今ね、食中毒でもおきたら大変だなと思って。体重4キロぐらい太って帰ってきましたからね、あのとき。これやばいなと思って水道の水飲んだ覚えがあります。お腹ちょっと壊して痩せて帰ろうと思って」
――どうでしたか…?
「全然壊さなかった。水道の水は最初は怖いからコップに半分ぐらい飲んで、次の日1杯飲んで、3日目に2杯飲んだんですよ。でも壊さなかった。22歳ぐらいですかね。シャワーの水を間違って飲んで20キロ痩せた冬木弘道とかいるのにね。私の菌が強いのかそれともそれにはたまたま入ってなかったのか(笑)。今ちょっとそんな勇気ないですけどね」
――今回男子の試合も組まれていますがミックスドマッチの闘いはどう思われているんでしょう?
「まあ男子と女子が組むから面白い試合ができるっていうのもあると思うんですけど、基本的には男子と女子は見るところが違うと思っていますので、本当は交わることはおかしいなあと思うタイプではあります。身体がちっちゃいので私が。だけど、技を見せるというものもありますので、そういう意味では正反対のことが見せられるシーンも出てくるのかなと思いますね、男子と闘うと。間下隼人なんてもう大きいですから、パワーありますから。パワーがあって身体大きい人は、丸め込まれたり、先に動かれたら不得意な分野ですから。そういうところで差を見せても面白いのかなとは思いますね、男女絡んでいる場合は」
――今回出場されるガッツ石島さんもクライシスに入っていますし、そういう大きい人がいるところでユニットの強さっていうところも出していきたい?
「そうですね。ただやっぱり、間下もガッツも2人が当たることがあんまりないので、大きい同士、たまたま私が縁がある2人なので当たったら面白いなとは思いますね。同じぐらいの大きさですもんね、身体が。いろいろな人が当たった方がいいですよ、やっぱり。これだけの時代ですからね」
タイトルだったら取らなきゃ嘘という考え方
――いろいろな選手といえば、アルテミスロワイヤルも10選手、本当にレジェンドから若手まで出場します。
「現チャンピオンがAKINOですからね。AKINOはちっちゃく見えますけどまあまあ体重あってね、あとテクニックがあるっていうことと、すごく頭のいい選手ですので、今回大御所がいる中で彼女がどうやって防衛するのか、それとも、新チャンピオンができるのかちょっと面白い闘いではありますよね」
――ラム会長みたいなすごい特殊な選手もいます。
「すごく面白いと思います。だからこそベテラン勢も入ったら面白いかなと。やっぱり昔はどちらかというと若手の人たちがごちゃごちゃ入ったバトルロワイヤルみたいな感じだったんですけど、去年からこのバトルロイヤルを注目させるっていう部分でタイトルマッチ、ロワイヤルを作りましたので、見ごたえある闘いをしてもらいたいなと思いますね。やっぱり人数が多いから大変なので、計算しきれないとは思うんですけれど、そこも頭を使うところだと思うんですよね。狙われちゃうとやばいので。そこをどうすり抜けて闘って、1人ずつ減らしていくかっていうことですからね。意外と難しいですよね」
――ご自身もこの中に入ってみたいっていう気持ちはありますか?
「全然ないですね(笑)。頭は使えますけど体はもう使えなくなってきてますから。面白いかなとは思いますけどね、タイトルだったら取らなきゃ嘘という考え方なので、入ったら取りたいですからね。だからまあやっている間にそういうチャンスがあったら、もしかしたらチャレンジするかもしれないですね」
薮下めぐみ(右)と勝利をたたえ合うジャガー横田
――今回ハードコアでは3WAYが行われます。
「去年タッグで男子とのミックスをやったんですけど、3WAYもいいかなと思って。私の中でチサコが浮上してきて、面白いなこの選手って思っているので、このところ『ストロングスタイルプロレス』にも出てもらってますけれど、本当に面白い選手なので、ハードコアやらせたらどういう試合するんだろうと。世羅は専門でやってますから、どういう闘いになって誰が勝つんだろうって感じですね。細かいルールがないですよね、ハードコア。私、“どうしましょう?”って相談されたので、“自分が得意な凶器持ってくればいいんじゃない”って適当なこと言っておきましたけど。それぞれなんかもってくるんじゃないですかね。それもOKの試合なので」
――世羅さんだと人毛や牡蠣の殻とか、それこそ生魚なども考えられます。
「それは勘弁して! ちょっとやばいね。水濡らすとかもちょっとそのあと私たちが試合するので、私たちが闘いづらくなるのはちょっと勘弁してほしいですね」
私悪いことしなくても普通に悪役ですから
――メインイベントにはスターダムが3人いますが、あまり接点がないイメージがあります。
「縁がないっていうか、あんまり意識しなかったですね。まあすごい選手がいるんだよとは聞いてましたけど」
――上谷沙弥は“今の時代のヒールを背負う”という形で地上波のテレビにレギュラーで出られたりもしてます。
「そうみたいですね。私見たことないんですけど、今の時代レギュラーってなかなか取れないので、すごいことだねってうちの旦那が言ってました(笑)」
――女子プロレスが注目を再度浴び始めた理由の1つに『極悪女王』もあるんですけれど、やっぱりご自身の中でも『極悪女王』のブームは感じましたか?
「個人的にはないけど、周りが盛り上がってんだなっていうのはちょっと感じましたね。私、クラッシュでもダンプでもないので。ついでにちょっと出てましたけど、あんまり同じ時代じゃないので客観的に見てましたけどね。“あったねぇそういうことも”と思いながら。私も上の立場から見てた3人たちじゃないですか? まあそんなこともあったなあって思って、よくドラマできてるなと思うのは私が黙って見てたっていう感じの造りですよね。まあその通りでしたので。ただ、事実じゃないこともありましたけど。私が(長与)千種に負けたとかね。それもサソリ固めでギブアップですよ。千種にたまたま会った時に“負けてませんから”って言ったら“ドラマですから”とか言われました(笑)」
――『極悪女王』は最後までご覧になられた?
「イライラするので見てないです。うちの旦那は3回も4回も見てまして、聞きに来ましたよ“ああいうことがあったけど本当なの?”って。結構話題になったから相当面白かったんでしょうね」
――やっぱりあそこがターニングポイントになり、海外でのオファーや地上波テレビの女子プロレスのオファーが急増して今がありますよね。
「ダンプとか千種は仕事がいっぱい来たと思いますね」
――そういうヒールとして注目を浴びている上谷沙弥選手が今回パートナーということで、尾崎さんと一緒にヒールというものをしっかりと横で見せたいという思いは?
「私悪いことしなくても普通に悪役ですからね、アイドル相手にしたら。だからそういう意味では闘いになりきるってことかな。闘うことにちゃんとなりきって闘うっていうことが一番大事だと思ってますので。私は正規軍だろうが悪役だろうが、どっちみち相手をまあ、叩き潰すって言ったらおかしいですけど、そういうふうに闘ってきてるので、それを間近でどういうふうに彼女たちが見るのかなっていう感じですかね。まあおこがましく教えるとかそんなものはないので、何かいちレスラーとして感じるものがあればいいかなと思いますね。私も何かを感じようと思ってますし」
――このカードの中で異色なのが志田光です。
「志田もずっとアメリカに行ったり来たりもしてるんですけど、ちょうどこの大会の日程が決まった頃……半年ぐらい前なんですけど。志田に出てもらいたいなと思って、たまたま日本に来てますって言って一番最初にオファーしたんですよ。やっぱりアメリカに行く前も試合当たってますし、団体は違うんですけどなんか縁があるし、やっぱりいい選手なので。まあ、今回は対戦という形になりましたけど」
――志田光の魅力はジャガーさんから見てどこにありますか?
「華がありますよね、やっぱりね。リングに立ったときに華があるというのは、レスラーとして大切なことなので。強い弱いはもちろん大切なことですけれど、やっぱり見栄えっていうのは大切だと思います。それはすごく思いますよね」
――以前演劇の『水色革命』でも志田さんとはご一緒されていると思いますが、そちらでもまた共演したいという気持ちは?
「そうですね。志田はほんとに役者としてもいい人材ですし、レスラーとしても華がありますし。性格もまたいいですからね。人間としていい人なので、それも価値がありますよね」
――女優として今度はジャガーさんが主演をされたりだとかは?
「いやーどうでしょうね~。辞める頃にまたMARUが考えるかもしれない(笑)」
――オファーが来たら受けますか?
「もちろんもちろん。面白いですよねやっぱり。覚えられないから、“私は本当に出ただけで目立つから、セリフは少なくしてね”っていつも言ってました(笑)。だから主役になっちゃうとちょっとセリフ多くなっちゃうので、ちょい役で目立てばいいと思ってます」
プロレスを知っていただくには一番分かりやすい興行じゃないかなと思う
――今後50周年に向けてご自身の興行の中でもそういう演劇パートを入れてみたりとか、プロレスとは違う部分をミックスしていく可能性はあるんでしょうか?
「いやー、私自身はそういうのは作らないと思いますね。やっぱりプロレスはプロレスというか……でも、いろいろな形があるんじゃないですか。ハードコア入れたりとか。男子とミックスやったりとか。そういった意味では、それだけでももう私の中では変化があるので、その途中で演劇というか、ミュージカルみたいな感じになっちゃうと“ちょっと違うでしょ”ってなっちゃいます(苦笑)。闘いは闘いとして、一発一発が闘いでありますので、やっぱりそこはプロレスとして見せていきたいですね」
――今回の興行もそれぞれが心のこもった闘いを見せて欲しいという意味で5試合組まれた?
「そうですね。1つ1つがまた違ったタイプで、やっぱりいろんなとこから来てるので、そういう意味の闘いでもあると思うんですよ。自分が目立つとかこうアピールして行くっていうことはもう今の時代当たり前に大切なことですから。それを1人ずつがどうやって表していくのかっていうのも見応えがあるところじゃないかなと思うんですよね」
――もちろんメインイベントはご自身がしめたい?
「しめたいですね。でもちょっと役者が揃っているので、あの“私立ってるだけで絵になるんで”ってよく言うんですけど、なので技をたくさん出さなくても、そういうアピールをしなくても、立ち姿、受けるスタイル、あと攻撃する前後の動き自体もね、私なりの闘い方があるので。こういう闘い方もあるんだっていうことを見せたいですね。選手たちにも見せたいし、お客さんにもジャガー横田はジャガー横田なんだなというところを納得していただけるように闘いたいですね」
鬼気迫る勢いのジャガー横田
――改めて、ご来場されます方々に対して、ここを見ろというメッセージをいただけますか?
「女子プロレスひっくるめてやっぱりいろいろなものを見せる興行ではありますので、1回で何回も美味しいみたいなところがあると思います。女子プロレス、まあ男子も出ますのでそういう意味ではプロレスというものをね、知っていただくには一番分かりやすい興行じゃないかなと思うんですけどね。選手の顔も違ように、1人ずつやっぱり闘い方も違うので、そういった特徴も見ていただけたら楽しいんじゃないかなと思います」
ジャガー横田からは常在戦場、常に最前線で闘う選手としての矜持が感じられた。先輩後輩関係なく闘い続けるジャガーだからこそ揃えることができた全5試合。他では間違いなく見ることができないこのカードは、女子プロレスファンとしては見逃せないものとなるだろう。